全161銘柄｜XMの必要証拠金一覧とロスカット回避のための入金額

「XMで取引をしたいけれど、必要証拠金をどう計算すればいいのかよくわからない」
「XMでFX取引をする場合、どのくらいの必要証拠金を用意すればいいの？」

このような疑問をお持ちではありませんか？

XMで取引をするにあたり、必要証拠金がいくらなのか正確に把握することはとても重要です。

取引資金をいくら用意すればいいのか、ロスカットを回避するために口座へいくら預託すればいいのか、といったことは全て、必要証拠金の額を基準に決めるからです。

ただ、XMの必要証拠金は、口座タイプや銘柄によって異なるため、その都度計算しなければなりません。

そこでこの記事では、XMの必要証拠金を全銘柄別にまとめました。
口座タイプによって必要証拠金に違いがある場合は、その点についても考慮したうえでパターン別にご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事を最後までお読みいただければ、XMで取引をする際の必要証拠金がいくらで、ロスカットを回避するには口座にいくら預託すればいいのか、ご理解いただけるでしょう。

1.【全銘柄】XMの必要証拠金一覧表

XMで取引をする場合、どのくらいの資金が必要なのでしょうか。
この章では、XMで取引できる全銘柄の必要証拠金を、一覧表にまとめました。

※なお、必要証拠金はレバレッジによって異なりますが、本章では最大レバレッジを適用した場合の金額を算出しています。

1-1.【全通貨ペア別】XMにおけるFX取引の必要証拠金

まずは、XMでFX取引をする場合の必要証拠金がいくらなのか、見ていきましょう。

前提として、XMには下記4つの口座タイプがあり、口座によって最大レバレッジやコントラクトサイズ（1ロットの価値）が異なります。

そこで下表では、XMにおいて各通貨ペアを1ロット取引する場合の必要証拠金を、口座タイプ別にまとめました。

※レバレッジに制限がある通貨ペアは、その最大値を適用して必要証拠金を算出しています。

※必要証拠金は、2024年1月23日時点のレートで算出。

上の表では、取引量1ロットあたりの必要証拠金をご案内しましたが、XMにおけるFXの最小取引量は、全口座タイプ共通で0.01ロットです。
XMでFX取引をするには、最低限、上表の100分の1にあたる金額を用意する必要があります。

例えば、スタンダード口座で［米ドル/円］を1ロット取引する場合の必要証拠金は、14,797円です。
スタンダード口座の最小取引量は0.01ロットですので、XMではこれを100分の1にした、148円から米ドル/円の取引を始められる、ということになります。

1-2.【主要銘柄別】XMにおける株式CFD取引の必要証拠金

XMでは、1,300銘柄の株式CFDが取り扱われています。
下表は、XMで取引できる株式CFDの中でも特にメジャーな7銘柄を、1ロット取引する場合の必要証拠金をまとめたものです。

※XMでは、株式CFDの銘柄によって最大レバレッジが異なります。ここでは、銘柄ごとの最大レバレッジを適用して必要証拠金を算出しています。

※必要証拠金は、2024年1月23日時点のレートをもとに算出。

株式CFDの最小取引量は、銘柄によって異なります。

例えば、Google株の最小取引量は「0.06ロット」ですので、下記計算式によって算出される「669円」が、XMで取引をするために最低限必要な資金となります。

銘柄ごとの最小取引サイズは、こちらで確認できます。

1-3.【全銘柄】XMにおける株式指数CFD取引の必要証拠金

下表は、XMで株式指数CFDを1ロット取引する場合の必要証拠金を、銘柄別にまとめたものです。

※XMでは、株式指数CFDの銘柄によって最大レバレッジが異なります。ここでは、銘柄ごとの最大レバレッジを適用して必要証拠金を算出しています。

※必要証拠金は、2024年1月23日時点のレートをもとに算出。

株式指数CFDのコントラクトサイズは、基本的に1ロット＝1INDEX（株式指数）です。
ただし、「USDX」だけは1ロット＝10INDEX（株式指数）ですので、間違わないよう注意しましょう。

また、XMにおける株式指数CFDの最小取引量は、0.1ロットです。
上では、株式指数CFDを1ロット取引する場合の必要証拠金をご案内しましたが、上表に記載している金額の10分の1が、XMで取引をするために最低限用意しなければならない資金となります。

ただし、先物商品の最小取引サイズは1ロットですので、間違わないよう注意しましょう。

1-4.【全銘柄】XMにおけるエネルギーCFD取引の必要証拠金

XMでエネルギーCFDを1ロット取引する場合の必要証拠金は、下表のとおりです。

※XMでは、エネルギーCFDの銘柄によってレバレッジが異なります。ここでは、銘柄ごとの最大レバレッジを適用して必要証拠金を算出しています。

※必要証拠金は、2024年1月23日時点のレートをもとに算出。

XMにおけるエネルギーCFD（現物）の最小取引量は、0.1ロットです。
上表に記載の1ロットあたりの必要証拠金を10分の1にした金額が、XMで取引をするために最低限必要な資金となります。

※必要証拠金は、2024年1月23日時点のレートをもとに算出。

XMにおけるエネルギーCFD（先物）の最小取引量は、1ロットです。
そのため、XMでエネルギーCFD（先物）の取引をするには、最低限、上表に記載の金額を用意する必要があります。

1-5.【全銘柄】XMにおける貴金属CFD取引の必要証拠金

XMでは4タイプの口座で貴金属CFDの取引ができるのですが、口座タイプによって最大レバレッジやコントラクトサイズが異なります。

そこで下表では、XMで貴金属CFDを1ロット取引する場合の必要証拠金を、口座タイプ別にまとめました。

※レバレッジに制限がある銘柄は、その最大値を適用して必要証拠金を算出しています。

※必要証拠金は、2024年1月23日時点のレートをもとに算出。

Micro口座のコントラクトサイズは、Standard口座の100分の1です。

ただし、コントラクトサイズが小さくなるのは「GOLD」「SILVER」「XAUEUR」の3商品のみで、残り2商品についてはStandard口座と同じです。
「PALL」と「PLAT」の必要証拠金はどの口座タイプでも同じですので、注意しましょう。

また、XMにおける貴金属CFDの最小取引量は「1ロット」ですので、取引をするには最低限、上表に記載の資金が必要です。

1-6.【全銘柄】XMにおけるコモディティCFD取引の必要証拠金

XMでコモディティCFDを1ロット取引する場合の必要証拠金は、下表のとおりです。

※コモディティCFDのレバレッジは、口座タイプに関係なく「50倍」となっています。ここでは、レバレッジ50倍を適用して必要証拠金を算出しています。

※必要証拠金は、2024年1月23日時点のレートをもとに算出。

コモディティCFDの必要証拠金は、どの口座タイプで取引をしても全て同じ金額です。
また、最小取引サイズは全銘柄1ロットですので、XMで取引するには上記の資金を用意する必要があります。

1-7.【全銘柄】XMにおける仮想通貨CFDの必要証拠金

下表は、仮想通貨を1ロット取引する場合の必要証拠金を、銘柄別にまとめたものです。

※XMでは、仮想通貨の銘柄によってレバレッジに制限があります。ここでは、銘柄ごとの最大レバレッジを適用して必要証拠金を算出しています。

※必要証拠金は、2024年1月23日時点のレートをもとに算出。

XMで仮想通貨CFDの取引ができるのはスタンダード口座・KIWAMI極口座・Micro口座の3タイプで、Zero口座での取引はできません。
どの口座タイプで取引をしても、取引量1ロットあたりの必要証拠金は同額です。

※Micro口座においてコントラクトサイズ（1ロットの価値）が小さくなるのは、FXとGOLD、SIVER、XAUEURのみです。

また、仮想通貨CFDの最小取引量は、銘柄によって異なります。

例えば、BTC/USDの最小取引量は「0.01ロット」ですので、下記計算式によって算出される「1,116円」が、XMで取引をするために最低限必要な資金となります。

銘柄ごとの最小取引サイズは、こちらで確認できます。

2.XMの必要証拠金｜計算方法と証拠金計算機の使い方

XMで取引をする際、必要証拠金の額を算出することは、とても大切です。
必要証拠金の基本的な計算方法はとてもシンプルですし、全銘柄共通ですので、取引を始める前に覚えておきましょう。

この章では、必要証拠金の計算方法とXMが公式HPで提供している証拠金計算機の使い方についてご説明します。

2-1.必要証拠金の計算方法

XMで取引する際の必要証拠金は、下記計算式を用いて算出します。

※コントラクトサイズは、1ロットあたりの価値を意味する用語です。例えば、1ロット＝10万通貨の場合、コントラクトサイズは「10万」となります。

具体例を挙げて、実際に計算してみましょう。

例えば、XMのStandard口座で［ユーロ/米ドル］をレバレッジ500倍で1ロット取引すると仮定します。

Standard口座のコントラクトサイズは1ロット＝10万通貨ですので、このケースにおける必要証拠金は、下記計算式で求められる「216ドル」です。

そしてこれを円換算すると、31,968円となり、これがこの取引において用意すべき資金となります。

XMで取引をする際、必要証拠金を正確に算出することは非常に重要です。

取引資金がいくら必要なのか理解するため、というのはもちろんですが、ロスカット回避のために口座へ入金すべき金額は、必要証拠金を基準に決まるからです。

必要証拠金は、計算方法を一度覚えてしまえば簡単に算出できるようになります。

慣れるまでは少し大変かもしれませんが、「必要証拠金がいくらなのか把握できていなかったために、大失敗してしまった」といった事態を回避するためにも、必ず覚えておきましょう。

2-2.XM公式｜証拠金計算機の使い方

XMの公式HPでは、必要事項を入力するだけで必要証拠金を自動計算してくれる、便利なツールが提供されています。

【STEP1】必要事項5つを入力する
まずは、必要事項を入力しましょう。

口座の基本通貨、通貨ペア、口座タイプ、レバレッジについては、プルダウンから該当するものを選択します。
ロット数量は、取引したい数量を手入力します。

【STEP2】「計算する」をクリック
必要事項を入力したら、「計算する」をクリックしましょう。

「計算する」をクリックすると、画面下部に必要証拠金が表示されます。

とても便利なツールですので、XMでFX取引をする際はぜひご活用ください。

3.XMのロスカット水準とロスカット回避のために必要な証拠金

「1.【全銘柄】XMの必要証拠金一覧表」では各銘柄の必要証拠金をご紹介しましたが、実際に取引をする際、口座に必要証拠金しか入金しない手法は、おすすめできません。

口座残高が必要証拠金ギリギリだと、価格がほんの少し下落しただけでロスカット執行となり、損失が発生するリスクがあるからです。

では、ロスカットを回避し安全に取引をするには、口座にいくら入金しておけばいいのでしょうか。
この章では、XMのロスカット水準と、ロスカット回避のために預託しておくべき証拠金の額についてわかりやすくご説明します。

3-1.XMのロスカット水準

XMのロスカット水準は、「20％」です。
口座の証拠金維持率が20％を下回ると、その時点で保有するポジションが強制決済されてしまいますので注意しましょう。

ロスカットが投資家に及ぼす影響は、極めて甚大です。

ロスカットが執行されると保有するポジションが強制決済され、これにより投資家は下記のような不利益を被ります。

ロスカットを回避するうえで最も有効な対策は、口座の証拠金維持率を高く保つことです。
そしてそのためには、口座に十分な資金を預託しておく必要があります。

3-2.証拠金維持率別｜ロスカットまでに許容される損失額

ロスカットを回避するには、具体的にどのくらいの資金を預託し、口座の証拠金維持率を何パーセント以上に保てばいいのでしょうか。

この点について検討する前提として、ロスカットまでに許容される損失額を、口座の証拠金維持率ごとにシミュレーションしてみましょう。

XMにおいて、下記条件のもと取引すると仮定します。

上記条件で取引する場合の必要証拠金は、15,000円です。

下表は、口座の証拠金維持率によってロスカットまでの許容損失額がどう変化するのか、まとめたものです。

「証拠金維持率100％」というと、XMのロスカット水準「20％」までかなり余裕があるようにも思えます。
しかし、実際にシミュレーションしてみると、ロスカット執行までの許容値動きはわずか1.2円です。

このくらいの値動きは日常的に起きていますので、証拠金維持率100％ではいつロスカットされてもおかしくありません。

これに対して、証拠金維持率を1,000%に保った場合、ロスカットまでの許容値動きは14.7円です。
1ドル＝14.7円もの値動きが起きることはまずありませんので、これなら安心してポジションを持ち続けられるでしょう。

このシミュレーションからもわかるように、ロスカットを回避するには証拠金維持率を高く保つことが非常に重要です。

トレードスタイルにもよりますが、口座の証拠金維持率を500％以上にキープできれば、ひとまず安心でしょう。

3-3.ロスカット回避のために預託しておくべき証拠金はいくら？

上述のように、ロスカットを回避するには、口座の証拠金維持率500％以上をキープするのが理想です。

そのためには、必要証拠金の「5倍の金額」を、口座に預託しておく必要があります。

下表は、XMで通貨ペア1ロット取引する場合において、証拠金維持率500％以上をキープするために預託しておくべき証拠金の額をまとめたものです。

※必要証拠金は、2024年1月23日時点のレートをもとに算出

必要証拠金はあくまで、”取引をするために必要な資金”でしかありません。
ロスカットを回避しつつ安全に取引をするには、必要証拠金以上の資金が必要です。

XMで取引をする際は、”最低でも必要証拠金の5倍の資金を預託する”ことを意識しましょう。

4.XMで必要証拠金を安く抑える方法

ロスカットを回避するためとはいえ、多額の資金を預託するのは難しい場合もありますよね。

そこで実践したいのが、必要証拠金を安く抑える下記2つの方法です。
必要証拠金を安く抑えられれば、口座に預託すべき資金も少なくできるからです。

XMで必要証拠金を安く抑えるにはどうすればいいのか、具体的に見ていきましょう。

4-1.Micro口座を利用して取引数量を少なく抑える

必要証拠金を安く抑えるには、取引数量を少なく抑える方法が有効です。
そこで利用したいのが、「Micro口座」です。

XMには4種類の口座タイプがあり、Micro口座は他の口座よりもコントラクトサイズが小さく設定されています。

Standard口座・KIWAMI極口座・Zero口座のコントラクトサイズは1ロット＝10万通貨で、最小取引量は0.01ロットです。
そのため、これらの口座を利用する場合、最低でも1,000通貨は取引しなければなりません。

これに対してMicro口座を利用する場合、この口座タイプのコントラクトサイズは1ロット＝1,000通貨、最小取引量は0.01ロットですので、最低10通貨から取引可能です。

下表は、XMで［米ドル/円］の取引をする場合の必要証拠金とロスカットを回避するために預託しておくべき証拠金の額を、取引数量別にまとめたものです。

※証拠金維持率は2024年1月23日時点のレートをもとに、レバレッジ1,000倍を適用して算出。

Micro口座を利用すれば、口座に75円預託するだけで証拠金維持率500％以上をキープし、ロスカットを回避できることがわかります。

「XMで取引したいけれど資金的な余裕がない」という方は、Micro口座の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

4-2.レバレッジを高く設定する

「取引数量を減らさず必要証拠金を安く抑えたい」という方には、レバレッジを高く設定する方法をおすすめします。

下表は、XMで［米ドル/円］の取引をする場合の必要証拠金を、レバレッジ別にまとめたものです。

※証拠金維持率は2024年1月23日時点のレートをもとに算出。

レバレッジ1倍で取引する場合、口座の証拠金維持率を500％に保つには、約7,400万円の資金を預託しなければなりません。

これに対して、レバレッジ1,000倍で取引する場合、約7万円の資金を預託するだけで、ロスカットを回避しつつ安全に取引を進められます。

XMでは、最大レバレッジ1,000倍での取引が可能です。
「取引数量を減らさず証拠金維持率を安く抑えたい」という方は、ハイレバレッジ取引を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

XMで取引をする際の必要証拠金は、下記計算式を用いて算出します。

FXに関してはXMの公式HPでとても便利なツール「証拠金計算機」が提供されていますので、ぜひご活用ください。

必要証拠金がいくらなのか正確に把握することは、ロスカットを回避するためにも非常に重要です。
XMでは証拠金維持率が20％を下回った時点でロスカット執行されてしまいますので、注意しましょう。

必要証拠金はあくまで”取引に必要な資金”ですので、証拠金維持率を高く保ちロスカットを回避するには、必要証拠金の5倍の金額を口座に預託しておくことをおすすめします。

「資金的にあまり余裕がないため必要証拠金を安く抑えたい」という方には、下記のような方法をおすすめします。

XMでは最低数十円から取引を始められますので、早速トレードにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。