海外FXコラム XMの原油|取引ルール・メリットデメリット・注意点を徹底解説

XMの原油|取引ルール・メリットデメリット・注意点を徹底解説

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XMの原油|取引ルール・メリットデメリット・注意点を徹底解説

「XMの原油取引に興味があるけれど、取引ルールがややこしくてよく理解できない…」
「XMで原油取引をしてみたいけれど、どのくらいの資金が必要なの?」

このように悩んでいませんか?

XMでは、2種類の原油現物と4種類の原油先物の取引が可能です。

XMで取引できる原油

特に、原油先物に関しては取り扱っている海外業者がほとんど存在しないため、興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ただ、「原油取引」というと多くの資金を必要とするイメージがありますし、取引ルールが商品によって異なるため、初心者にとってはかなりハードルが高いですよね。

しかし、XMでは約55円から原油取引が可能ですし、取引ルールも一度理解してしまえば、さほど難しくありません。

そこでこの記事では、これからXMで原油取引をしたいとお考えの方に向けて、下記のようなポイントについて詳しくご説明します。

XMで原油取引をする際に注意すべきポイント
・ XMで取引できる原油と取引ルール
・ XMで原油取引をするメリット
・ XMで原油取引をするデメリット
・ XMにおける原油の取引条件を他社と比較
・ XMでは最低55円から原油取引を始められる
・ XMでの原油取引をおすすめする人  
・ XMで原油取引をする際に注意すべきポイント

XMでの原油取引をご検討中の方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

1.XMで取引できる原油商品4つの特徴と取引条件

XMで取引できる原油商品4つの特徴と取引条件

XMでは、下記2種類の原油現物商品と、4種類の原油先物商品の取引が可能です。

▼XMで取引できる原油

商品名現物先物
ロンドン原油[BRENT]
WTIニューヨーク原油[OIL]
WTIニューヨーク原油ミニ[OILMn]×
ロンドン軽油[GSOIL]×

この章では、XMで取引できる5種類の原油商品の概要と基本的な取引ルールについて、わかりやすくご説明します。

1-1.ロンドン原油[BRENT]の概要と取引ルール

ロンドン原油(BRENT)は、ロンドン国際石油取引所(IPE)を主たる取引所とする原油商品です。
アジア市場やヨーロッパ市場で活発に取引されており、XMでは「現物」と「先物」、両方の取引が可能です。

▼XMで取引できるロンドン原油

商品名現物先物
ロンドン原油[BRENT]

ロンドン原油の価格はWTIニューヨーク原油(OIL)とよく似た動きを見せますが、その価格はWTIニューヨーク原油に比べて10ドルほど高いため、取引をする際はより多くの資金が必要です。

ロンドン原油[BRENT]の主な特徴
・ XMでは原油、先物ともに取引が可能
・ 価格の動き方が、WTIニューヨーク原油とよく似ている
・ WTIニューヨーク原油に比べて、価格が10ドルほど高いため、より多くの取引資金が必要

■ ロンドン原油[BRENT]の取引ルール
XMにおけるロンドン原油(BRENT)の取引ルールは、下表のとおりです。

XMにおけるロンドン原油[BRENT]の取引ルール
取引時間現物夏時間:平日9:05~翌6:55(金曜日のみ翌5:10閉場)
冬時間:平日10:05~翌7:55(金曜日のみ翌6:10閉場)
先物
レバレッジ現物200倍
先物66.7倍
スプレッド現物0.8pips
先物
取引最小サイズ現物0.01ロット(1バレル)
先物1ロット(100バレル)
取引最大サイズ現物270ロット(27,000バレル)
先物280ロット(28,000バレル)
スワップポイント現物[ロング]-0.54 [ショート]-1.21
先物スワップフリー

※取引時間は日本時間表記。スプレッドは2024年1月22日時点の値。

レバレッジや取引最小サイズ、最大サイズは、現物と先物で異なりますので、混同しないよう注意しましょう

また、現物のスワップポイントは売り・買いともにマイナスですので、長期間ポジションを保有する際は注意が必要です。

1-2.WTIニューヨーク原油[OIL]の概要と取引ルール

WTIニューヨーク原油(OIL)は、世界で最も取引量が多い原油です。
そのため、この商品の値動きは、原油価格”全体”の値動きに対して非常に大きな影響を及ぼします

XMでは、WTIニューヨーク原油の現物と先物、両方の取引が可能です。

▼XMで取引できるWTIニューヨーク原油

商品名現物先物
WTIニューヨーク原油[OIL]

WTIニューヨーク原油は品質が高く、供給量も安定しているため、他の原油商品に比べて価格が大きく変動しにくい傾向にあります。

初めて原油商品を取引する方で、価格変動リスクを抑えたい方は、WTIニューヨーク原油の取引から始めてみてはいかがでしょうか。

WTIニューヨーク原油の主な特徴
・ 原油価格全体の値動きに対し、大きな影響力を持つ
・ 価格が大きく変動しにくい

■ WTIニューヨーク原油[OIL]の取引ルール
XMにおけるWTIニューヨーク原油(OIL)の取引ルールは、下表のとおりです。

XMにおけるWTIニューヨーク原油[OIL]の取引ルール
取引時間現物夏時間:平日7:05~翌5:55(金曜日のみ翌5:10閉場)
冬時間:平日8:05~翌6:55(金曜日のみ翌6:10閉場)
先物
レバレッジ現物200倍
先物66.7倍
スプレッド現物0.3pips
先物
取引最小サイズ現物0.01ロット(1バレル)
先物1ロット(100バレル)
取引最大サイズ現物330ロット(33,000バレル)
先物280ロット(28,000バレル)
スワップポイント現物[ロング]-1.35 [ショート]-0.19
先物スワップフリー

※取引時間は日本時間表記。スプレッドは2024年1月22日時点の値。

WTIニューヨーク原油[現物]のスワップポイントは、売り・買いともにマイナスです。
ポジションを長期保有する場合は、日をまたいでポジションを持ち越す度に損失が発生しますので、注意しましょう。

1-3.WTIニューヨーク原油ミニ[OILMn]の概要と取引ルール

WTIニューヨーク原油ミニ(OILMn)は、上でご説明したWTIニューヨーク原油のコントラクトサイズ(1ロットあたりの価値)を小さくしたものです。

WTIニューヨーク原油(OIL)のコントラクトサイズが1ロット=100バレルであるのに対し、WTIニューヨーク原油ミニ(OIL Mn)は、1ロット=10バレルとなっています。

▼XMで取引できるWTIニューヨーク原油ミニ

商品名現物先物
WTIニューヨーク原油ミニ
[OILMn]
×

XMでは、WTIニューヨーク原油ミニの先物商品のみ、取引が可能です。

WTIニューヨーク原油ミニの主な特徴
・ 先物商品のみ取引可能
・ 取引サイズがWTIニューヨーク原油の10分の1で、少額から取引できる

WTIニューヨーク原油ミニの最低取引量は、WTIニューヨーク原油の10分の1です。
「原油の取引をしてみたいけれど、資金的余裕がない」という方は、WTIニューヨーク原油ミニの取引を検討してみてはいかがでしょうか。

■ WTIニューヨーク原油ミニ[OILMn]の取引ルール
XMにおけるWTIニューヨーク原油ミニ(OILMn)の主な取引ルールは、下表のとおりです。

XMにおけるWTIニューヨーク原油ミニ[OILMn]の取引ルール
取引時間夏時間:平日7:05~翌5:55(金曜日のみ翌5:10閉場)
冬時間:平日8:05~翌6:55(金曜日のみ翌6:10閉場)
レバレッジ66.7倍
スプレッド0.3pips
取引最小サイズ1ロット(10バレル)
取引最大サイズ2,800ロット(28,000バレル)
スワップポイントスワップフリー

※取引時間は日本時間表記。スプレッドは2024年1月22日時点の値。

基本的な取引ルールはWTIニューヨーク原油と同じですが、最小・最大取引サイズは異なりますので注意しましょう。

1-4.ロンドン軽油[GSOIL]の概要と取引ルール

ロンドン軽油(GSOIL)は、ロンドン国際取引所(IPE)で主に取引される原油商品です。
XMでは、ロンドン軽油の先物商品のみ、取引が可能です。

▼XMで取引できるロンドン軽油

商品名現物先物
ロンドン軽油[GSOIL]×

ロンドン軽油は、ロンドン原油とよく似た価格の動きを見せるため、取引をする際はロンドン原油に関する情報もチェックしておくことをおすすめします。

ロンドン軽油の主な特徴
・ 先物の取引が可能
・ ロンドン原油に近い価格推移をみせる

■ ロンドン軽油[GSOIL]の取引ルール
XMにおけるロンドン軽油(GSOIL)の取引ルールは、下表のとおりです。

XMにおけるロンドン軽油[GSOIL]の取引ルール
取引時間夏時間:平日9:05~翌5:55(金曜日のみ翌5:10閉場)
冬時間:平日10:05~翌6:55(金曜日のみ翌6:10閉場)
レバレッジ33.3倍
スプレッド12pips
取引最小サイズ1ロット(4トン)
取引最大サイズ200ロット(800トン)
スワップポイントスワップフリー

※取引時間は日本時間表記。スプレッドは2024年1月22日時点の値。

XMで取引できる4種類の原油先物商品のうち、ロンドン軽油のみレバレッジが異なりますので(他の3商品はいずれも66.7倍)、取引の際は注意しましょう。

2.XMで原油取引をするメリット

XMで原油取引をするメリット

XMにおける原油取引には、下記のようなメリットがあります。

XMで原油取引をするメリット

この章では、原油取引をするうえで知っておきたい、XMならではの魅力をご紹介します。

2-1.ボーナスを活用することで資金効率を高められる

XMでは、数ある海外業者の中でもTOPレベルに豪華なボーナス制度が用意されています。

中でも注目すべきは下記2つのボーナス制度で、これらをフル活用すれば、自己資金を何倍にも増やし、お得に原油取引をすることが可能です。

▼XMの主なボーナス制度とその概要

ボーナス制度概要
口座開設ボーナス・初めて口座を開設した顧客に対し、ボーナス12,000円を付与
口座入金ボーナス・口座への入金額×100%のボーナスを付与(上限500ドル)
・500ドル超の入金を対象に、入金額×20%のボーナスを付与(上限1万ドル)

例えば、XMで初めて口座を開設して自己資金1万円を入金した場合、

  • 口座開設ボーナス…12,000円
  • 100%入金ボーナス…10,000円(入金額10,000円×100%)

上記を合計した3万2,000円を、取引資金として使えます。

口座を開設して1万円入金するだけで、その3倍以上の取引資金を得られるというのは、これから原油取引を始める方にとって、非常に魅力的なポイントと言えるでしょう。

※XMのボーナスについては「XMの4種類のボーナスを全て解説!消滅させずに最大限活用する方法」で詳しくご説明していますので、併せてご参照ください。

2-2.取引量に応じて現金化できるポイントを獲得できる

XMには、上でご説明したボーナス制度の他に、取引量(ロット数)に応じてポイントが付与される「ロイヤリティプログラム」という制度も存在します。

XMの「ロイヤリティプログラム」

出典:XM

貯まったポイントは、取引資金として活用できるのはもちろん、現金化して出金することも可能です。

▼XMで貯めたポイントの交換レート

交換方法交換レート
取引資金に交換(ドル)XMポイント÷3
現金に交換(ドル)XMポイント÷40

例えば、原油取引をして1,000XMポイント貯めた場合…

  • 取引資金に交換…1,000÷3=333ドル(約4万9,950円)
  • 現金に交換…1,000÷40=25ドル(約3,750円)

上記のように、取引資金あるいは現金に交換することが可能です(1ドル=150円として計算)。

ただ、現金に交換すると、取引資金に交換する場合に比べてレートがかなり低くなってしまいますので、資金効率をより高めたい方は、取引資金への交換をおすすめします。

※XMのロイヤリティプログラムについては「XMロイヤリティプログラムの利用方法を徹底解説|3つの裏技も紹介」で詳しくご説明しておりますので、ぜひご参照ください。

2-3.他の商品と同じ口座で取引できるため資金管理が容易

XMでは、原油商品と他の商品(FXや株式指数など)を、同じ口座で取引できます。

海外業者では「同一口座内で異なる種類の商品を取引できる」ことが多いのですが、例えば、国内業者で取引をする場合、新たに原油取引用の口座を開設しなければなりません。

口座を複数開設し、それぞれで異なる商品の取引をするとなると、資金管理が難しくなる恐れがありますよね。

この点、XMでは同一口座内ですべての取引を一元管理できますので、投資初心者の方や、複数の口座を同時に管理することに不安がある方でも安心です。 

3.XMで原油取引をするデメリット

XMで原油取引をするデメリット

XMにおける原油取引には、下記のようなデメリットがあります。

XMで原油取引をするデメリット

取引を始めてから「こんなはずではなかった」と落胆しないためにも、XMにおける原油取引にはどのようなデメリットがあるのか、事前にしっかり理解しておきましょう。

3-1.他の海外業者に比べてスプレッドが広い

XMは他の海外業者に比べて、原油商品のスプレッドが広めに設定されています

例えば、2023年1月22日におけるXMの原油商品のリアルタイムスプレッドは、下表のとおりです。

▼XMにおける原油のスプレッド一覧

商品スプレッド
ロンドン原油[BRENT]8pips
WTIニューヨーク原油[OIL]3pips
WTIニューヨーク原油ミニ[OILMn]3pips
ロンドン軽油[GSOIL]120pips

※2024年1月22日時点の値。

そして、XMにおける原油取引のリアルタイムスプレッドを他社と比較すると、下表のようになります。

▼海外業者別|原油商品のスプレッド一覧

海外業者ロンドン原油[BRENT]WTIニューヨーク原油[OIL]
XM8pips3pips
AXIORY4pips4pips
FBS0.03pips0.04pips
TitanFX0.71pips0.69pips

※WTIニューヨーク原油ミニとロンドン軽油は、XMのみの取扱いのため記載なし。

FBSやTitanFXと比較す売ると、XMのスプレッドがかなり広いことがわかります。

XMにおける原油取引は、スキャルピングやデイトレードといった、短期間で何度も売買を繰り返す取引手法とは相性が悪いので、注意しましょう。

一方で、ポジションを長期保有するような取引スタイルの場合は、スプレッドについてそこまで神経質になる必要はありません。

そのため、「2.XMで原油取引をするメリット」でご紹介したボーナスやポイント制度を上手に活用すれば、他社よりも有利に取引できる可能性があります

3-2.レバレッジが制限される

XMにおける原油取引のレバレッジは、下表のとおりです。

▼XMにおける原油取引のレバレッジ一覧

商品名種別レバレッジ
ロンドン原油[BRENT]現物200倍
先物66.7倍
WTIニューヨーク原油[OIL]現物200倍
先物66.7倍
WTIニューヨーク原油ミニ[OIL Mn]先物66.7倍
ロンドン軽油[GSOIL]先物33.3倍

XMで原油取引をする場合、口座のレバレッジに関係なく、上表のレバレッジが自動適用されます。

例えば、口座のレバレッジを1,000倍に設定していたとしても、ロンドン原油現物の取引をする場合は、レバレッジが200倍に制限されてしまいます。

レバレッジが制限されるということは、必要証拠金が増えるということですので、口座のレバレッジを高く設定している方は注意しましょう

次章では、XMにおける原油取引のレバレッジを他の海外業者と比較していますので、併せてご参照ください。

4.XMにおける原油取引の取引条件を他社と比較

XMにおける原油取引の取引条件を他社と比較

1.XMで取引できる原油商品4つの特徴と取引条件」では、XMにおける原油の取引条件をご説明しましたが、中でも注目すべきなのが下記の3点です。

XMの原油取引条件の注目すべき3点

レバレッジ・スプレッド・スワップポイントは必要証拠金の額や取引コストを決める要素で、取引の損益に大きな影響を及ぼすからです。

この章では、原油取引をするうえで特に注目すべき上記3つの取引条件を、主要な海外業者3社と比較してみたいと思います。

4-1.XMにおける原油取引のレバレッジを主要な海外業者3社と比較

下表は、XMにおける原油取引のレバレッジを他社と比較したものです。

▼海外業者別|原油現物商品の最大レバレッジ一覧

海外業者ロンドン原油現物
[BRENT Cash]
WTIニューヨーク原油
[OIL Cash]
XM200倍200倍
AXIORY20倍20倍
FBS200倍200倍
TitanFX500倍500倍

※ロンドン原油(先物)、WTIニューヨーク原油ミニ(現物・先物)、ロンドン軽油(先物)については、XMのみ取扱いのため比較不可。

TitanFXと比べるとレバレッジの低さは否めませんが、他社より”圧倒的に低い”ということはありませんし、レバレッジ200倍ならば、必要証拠金の額を抑えつつ、有利な条件で取引できます

【参考】原油先物はレバレッジの低さを考慮してもXMが魅力的!
ちなみに、XMにおける原油先物のレバレッジは下記のとおりです。

▼XMにおける原油先物のレバレッジ一覧

商品名レバレッジ
ロンドン原油[BRENT]66.7倍
WTIニューヨーク原油[OIL]66.7倍
WTIニューヨーク原油ミニ[OIL Mn]66.7倍
ロンドン軽油[GSOIL]33.3倍

原油先物のレバレッジは、原油現物のレバレッジよりもさらに低く設定されています。

ただ、原油先物商品の取引ができる海外業者は稀有で、主要な海外業者の中で、原油の先物取引ができるのはXMだけです。

▼海外業者別|先物商品の取扱状況一覧

海外業者先物商品の取扱状況
XM26銘柄取引可能(原油の取扱いあり)
HF Markets17銘柄取引可能(原油の取扱いなし)
AXIORY取扱いなし
TITANFX取扱いなし
iFOREX取扱いなし
FXGT取扱いなし
Exness取扱いなし

主要な海外業者の中で先物取引ができるのはXMとHF Martetsの2社だけですし、原油先物を扱っているのはXMだけです。

そういった点についても考慮すると、レバレッジを低く制限されたとしても、”原油の先物取引ができる”ということ自体が、非常に魅力的なポイントと言えるでしょう。

4-2.XMにおける原油取引のスプレッドを主要な海外業者3社と比較

下表は、XMにおける原油取引のスプレッドを主要な海外業者3社と比較したものです。

▼海外業者別|原油商品のスプレッド一覧

海外業者ロンドン原油[BRENT]WTIニューヨーク原油[OIL]
XM8pips3pips
AXIORY4pips4pips
FBS0.03pips0.04pips
TitanFX0.71pips0.69pips

※※ロンドン原油(先物)、WTIニューヨーク原油ミニ(現物・先物)、ロンドン軽油(先物)については、XMのみ取扱いのため比較不可。

3-1.他の海外業者に比べてスプレッドが広い」でご説明したように、XMは他社に比べて原油取引のスプレッドが広い傾向にあります。

そのため、XMで原油取引をする際は、スイングトレードや長期トレードといった、取引コストをあまり気にしなくていいトレードスタイルをおすすめします

スキャルピングやデイトレードといった、短期間に何度も取引をするトレードスタイルだと、そのたびに高いコストがかかり損益がマイナスになってしまうリスクがあるからです。

■ ボーナス制度やポイント制度を活用することでスプレッドに関するデメリットを解消!
「スプレッドが広い」という点だけに着目すると不利なように思えますが、XMには数ある海外業者の中でも群を抜いて、豪華なボーナス制度があります。

口座を開設するだけで1万3,000円のボーナスを受け取れますし、口座入金ボーナスやお得なポイント制度もあります。

これらの点を考慮すれば、XMは、スプレッドが多少広くても、原油取引をするうえで十分魅力的な業者と言えるでしょう。

4-3.XMにおける原油取引のスワップポイントを主要な海外業者3社と比較

下表は、XMにおける原油取引のスワップポイントを、主要な海外業者3社と比較したものです。

▼海外業者別|原油商品のスワップポイント一覧

海外業者ロンドン原油[BRENT]WTIニューヨーク原油[OIL]
XM[ロング]-0.54[ロング]-1.35
[ショート]-1.21[ショート]-0.19
AXIORY[ロング]-5.4594[ロング]-7.4664
[ショート]-0.988[ショート]1.4994
FBS[ロング]-7.74[ロング]-8.55
[ショート]-6.28[ショート]-6.94
TitanFX[ロング]2.94[ロング]3.77
[ショート]-4.31[ショート]-5.06

※※ロンドン原油(先物)、WTIニューヨーク原油ミニ(現物・先物)、ロンドン軽油(先物)については、XMのみ取扱いのため比較不可。

AXIORYはWTIニューヨーク原油のショートスワップが、TitanFXではロンドン原油とWTIニューヨーク原油のロングスワップがプラスになっています。
これに対してXMは、2商品とも、ショート・ロングともにマイナススワップです。

スワップポイントは、日をまたいでポジションを保有する場合に発生するものです。

マイナススワップを回避するには、日をまたぐ前にポジションを決済する方法が有効なのですが、「3-1.他の海外業者に比べてスプレッドが広い」でご説明したように、XMにおける原油取引は短期売買との相性が良くありません。

そのため、XMで原油取引をする際は、スワップポイントによる損失を考慮したうえで取引の戦略を立てましょう

ちなみに、原油先物商品についてはスワップフリー(スワップポイントが発生しない)で取引できますので、ご安心ください。

原油現物の短期売買をする場合はプラススワップの他社を利用し、原油先物の取引をする場合はスワップフリーのXMで、というように取引スタイルや商品に合わせて業者を使い分けるのも、ひとつの戦略です。

5.XMでは最低55円から原油の取引が可能!

XMでは最低55円から原油の取引が可能!

原油取引というと、「数百万円単位の資金が必要なのでは?」とお考えの方も多いはずです。
しかし、実際のところ、XMでは最低55円から原油の取引が可能です。

原油取引の必要証拠金は、下記計算式により算出します。

原油取引の必要証拠金の計算式

※コントラクトサイズ=1ロットの価値

この章では、上記計算式をもとに算出した、XMにおける原油取引に必要な最低資金について、わかりやすくご説明します。

5-1.XMで原油現物の取引をする場合に必要な最低資金はいくら?

XMで原油現物の取引をする場合に必要な最低資金は、下表のとおりです。

▼XMで原油現物を1ロット取引をする場合に必要な最低資金

商品最小取引量必要証拠金
ロンドン原油
(1バレル=79ドル)
0.01ロット=1バレル59円
WTIニューヨーク原油
(1バレル=73ドル)
0.01ロット=1バレル55円

※価格は2024年1月22日時点における値で、1ドル=150円として算出。小数点以下を四捨五入。

XMでは、ロンドン原油(現物)・WTIニューヨーク原油(現物)ともに、0.01ロットというかなり少ない単位から取引が可能です。

現物取引はレバレッジが高い(200倍)こともあり、ロンドン原油ならば59円から、WTIニューヨーク原油ならば55円から取引を始められます。

「原油」というと何となく高価なイメージがありますが、数十円から取引できるのであれば、初心者でもチャレンジしやすいですよね。

後述する先物商品は最低必要証拠金がやや高いので、「原油取引にチャレンジしたいけれど、いきなり高額を投資することには不安がある」という方は、現物商品の取引からスタートしてみてはいかがでしょうか。

5-2.XMで原油の先物取引をする場合に必要な最低資金はいくら?

XMで原油の先物商品を取引する場合に必要な最低資金は、下表の通りです。

▼XMでオイル先物を1ロット取引をする場合の最低必要証拠金

商品最低取引量必要証拠金
ロンドン原油
(1バレル=79ドル)
1ロット=100バレル17,766円
ロンドン軽油
(1トン=789ドル)
1ロット=4トン14,216円
WTIニューヨーク原油
(1バレル=73ドル)
1ロット=100バレル16,417円
WTIニューヨーク原油ミニ
(1バレル=73ドル)
1ロット=10バレル1,642円

※最小取引量をトレードする場合の金額を、1ドル=150円として算出。
※原油の価格は、2024年1月22日時点の値。

原油先物は原油現物に比べて多くの取引資金を必要としますが、その理由は「取引最小サイズの違い」にあります。
XMにおける原油先物の取引最小サイズは、原油現物に比べて大きく設定されているのです。

▼商品別|XMにおける原油商品の取引最小サイズ

商品名現物先物
ロンドン原油[BRENT]0.01ロット(1バレル)1ロット(100バレル)
WTIニューヨーク原油[OIL]0.01ロット(1バレル)1ロット(100バレル)
WTIニューヨーク原油ミニ[OIL Mn]取引不可1ロット(10バレル)
ロンドン軽油[GSOIL]取引不可1ロット(4トン)

原油先物の取引最小サイズは原油現物の100倍となっており、その分、取引に必要な証拠金の額も高くなってしまいます。

ただ、WTIニューヨーク原油ミニはコントラクトサイズ(1ロットあたりの価値)が小さく、その分、取引に必要な証拠金を安く抑えられます。

「資金的にあまり余裕がないけれど、原油先物の取引をしたい」という方は、WTIニューヨーク原油ミニ(先物)の取引をしてみてはいかがでしょうか。

6.XMでの原油取引をおすすめする人

XMでの原油取引をおすすめする人

XMでの原油取引をおすすめするのは、下記のような方々です。

XMでの原油取引をおすすめする人

上記に当てはまる方は、XMでの原油取引を検討してみてはいかがでしょうか。

6-1.少ない資金から原油取引を始めたい人

5.XMでは最低55円から原油の取引が可能!」でご説明したように、XMでは数十円から原油の取引を始められます。

下表は、ロンドン原油(現物)を取引する場合に必要な最低資金を、海外業者別にまとめたものです。

▼海外業者別|ロンドン原油(現物)の取引をするために必要な最低資金

海外業者レバレッジ取引最小サイズ必要証拠金
XM200倍0.01ロット(1バレル)59円
AXIORY20倍0.01ロット(1バレル)593円
FBS200倍0.01ロット(10バレル)593円
TitanFX500倍0.1ロット(1バレル)59円

※ロンドン原油(現物)の価格を1バレル=79ドル、為替レートを1ドル=150円として計算。

AXIORYやFBSは取引をするために最低593円の資金が必要ですが、XMでは59円から取引が可能です。

数十円で取引を始められるなら、これまで原油取引の経験がない方でも「チャレンジしてみようかな?」という気持になりますよね。

「原油取引をしたいけれど、資金的にあまり余裕がない」という方は、XMで原油(現物)の取引をしてみてはいかがでしょうか。

6-2.原油先物の取引をしたい人

XMは、原油の先物取引ができる稀有な海外業者です。

下表は、主要な海外業者における先物商品の取扱状況をまとめたものです。

▼海外業者別|先物商品の取扱状況一覧

海外業者先物商品の取扱状況原油先物の取扱状況
XM26銘柄取引可能4商品
HF Markets17銘柄取引可能取扱いなし
AXIORY取扱いなし取扱いなし
TITANFX取扱いなし取扱いなし
iFOREX取扱いなし取扱いなし
FXGT取扱いなし取扱いなし
Exness取扱いなし取扱いなし

どこも有名で日本人ユーザーの多い海外業者ですが、原油先物の取引ができるのはXMだけです。

どうしても原油の先物取引をしたい、という方はXMを利用しましょう。

7.XMで原油取引をする際に注意すべきポイント

XMで原油取引をする際に注意すべきポイント

XMで原油取引をする際は、下記3つのポイントに注意しましょう。
特に、決済期日やスワップポイントについては正確に理解していないと、損失を被る恐れがあります。

XMで原油取引をする際に注意すべきポイント

この章では、これからXMで原油取引を始める方に知っておいていただきたい注意点について、詳しくご説明します。

7-1.原油先物は決済期日が変更される可能性がある

XMにおける原油先物取引では、決済期日が変更される可能性があるため、注意が必要です。

■ 限月とは?
先物取引には、「限月」という仕組みが存在します。

限月とは、ポジションの決済期日(満期日)を表す用語で、限月までポジションを保有していた場合、自動的に決済されます

限月取引の仕組み

XMでは限月の1営業日前から新規注文が停止され、決済のみの受付けとなります。

■ 原油先物の限月は商品によって異なる
XMにおける原油先物の限月は、商品ごとに異なります。
例えば、2024年1月時点における原油先物の限月は、下表のとおりです。

▼XMにおける原油先物商品の限月

商品名新規注文停止・決済のみ可決済期日
ロンドン原油
[BRENT]
2024/1/262024/1/29
WTIニューヨーク原油
[OIL]
2024/2/162024/2/17
WTIニューヨーク原油ミニ
[OIL Mn]
2024/2/162024/2/17
ロンドン軽油
[GSOIL]
2024/2/82027/2/9

※取引スケジュールは、2024年1月22日時点のもの。

商品によって取引スケジュールにかなりの違いがありますので、注意しましょう。

■ XMでは原油先物の決済期日が変更される場合がある
原油先物取引では、決済期日の正確な把握が非常に重要です。

決済期日を迎えると、ポジションが自動決済されてしまうため、その時期を把握していないと、利確や損切りのタイミングを逃してしまう恐れがあるからです。

そこで注意したいのが、XMでは原油先物の決済期日が変更される場合がある、ということです。

XMでは決済期日が近づくと、「新規注文が停止される日付」や「決済期日」などの各期日が、変更される可能性があります。

商品ごとの各期日はXMの公式HPから確認できますので、取引前にはもちろん、取引中もこまめに確認しましょう。

Point:決済期日が変更されるのはなぜ?

XMは、原油先物の決済期日等が変更される理由について、「先物取引を管理しているXMのリクイディティプロバイダー(市場に流動性を供給する業者)が設定する規則によりもの」と説明しています。

7-2.原油現物の取引をする場合はマイナススワップに注意

XMの原油現物は、売り・買いともにマイナススワップです。
そのため、原油現物のポジションを保有し、これをロールオーバーさせると(日をまたいでポジションを持ち越すと)、その度に損失が発生します。

▼XMにおける原油(現物)のスワップポイント一覧

商品ポジションスワップポイント
ロンドン原油(現物)
[BRENT Cash]
ロング-0.54
ショート-1.21
WTIニューヨーク原油(現物)
[OIL Cash]
ロング-1.35
ショート-0.19

※2024年1月22日時点の値。

特に、毎週水曜日はスワップポイントが3倍になりますので、通常の3倍の損失が発生します。

XMで原油現物の取引をする際は、マイナススワップによる損失がどのくらいになるのかシミュレーションしたうえで、取引の戦略を立てましょう。

7-3.原油現物の取引プラットフォームはMT5のみ

XMにおける原油現物の取引プラットフォームは、MT5のみです。
MT4やXMアプリ、XMウェブトレーダーを使って原油現物のトレードをすることはできませんので、注意しましょう。

原油先物については、XMが提供する全ての取引プラットフォームを使えます。

▼XMの原油取引で利用できるプラットフォーム一覧

取引プラットフォーム原油現物原油先物
MT4×
MT5
XMアプリ×
XMウェブトレーダー×

普段MT4を使っているという方でMT5の利用に不安があるは、デモ口座でMT5の使い心地を実感したうえで、リアル口座での取引を始めることをおすすめします。

※MT5については「【簡単解説】XMのMT4/MT5のダウンロードの手順とFAQ」で詳しくご説明していますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

XMでは、2種類の原油現物と4種類の原油先物の取引が可能です。
取引ルールや取引スケジュールは商品によって異なりますので、事前にしっかり確認しましょう。

XMにおける原油取引には様々なメリットがありますが、中でも特筆すべきなのは下記3つのポイントです。

XMで原油取引をするメリット

XMは海外業者の中でもトップクラスにボーナス制度やポイント制度が充実していますので、積極的に利用しましょう。

ただし、XMにおける原油取引にはレバレッジが制限されたり、他社に比べてスプレッドが広かったり、といったデメリットもあるため、注意が必要です。

また、XMで原油の取引を始める際は、下記3つの点にも気を付けなければなりません。

XMで原油取引をする際に注意すべきポイント
・ 決済期日が変更される可能性がある
・ 原油現物は売り、買いともにマイナススワップ
・ 原油現物の取引プラットフォームはMT5のみ

XMではデモ口座を使って、原油取引を体験することも可能です。
「原油取引をしたいけれど、取引ルールやMT5の使い方に不安がある」という方は、デモ口座を使って原油取引を体験することから始めてみてはいかがでしょうか。

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