海外FXコラム XMのロスカットの仕組みを解説!ロスカットされない方法が初心者でも分かる

XMのロスカットの仕組みを解説!ロスカットされない方法が初心者でも分かる

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ロスカットとは、保有しているポジションの損失が大きくなり、FX業者が設定しているロスカット水準を下回った場合に強制的にポジションが解消されてしまうことをいいます。XMの場合、ロスカット水準は「証拠金維持率20%」なので、これを下回ると強制決済となります。

自分ではまだ決済したくなくても損失が確定されてしまうため、むやみにロスカットされる事態は避けなければなりません。

この記事では、XMでロスカットを回避するためにはどうしたら良いか?というテーマで、XMのロスカット事情について解説します。「証拠金維持率」や「有効証拠金」などの言葉が分からない超初心者の方でも理解できるよう、分かりやすく順を追って説明していきます。

この記事を読むと分かること

◎XMでは証拠金維持率が20%を下回ると、ロスカットが発動し強制決済される
◎証拠金維持率とはを理解するためには、「有効証拠金」と「必要証拠金」が分かっていればOK
◎計算方法は覚えなくて大丈夫!便利な計算ツールを活用すれば簡単に算出できる
◎XMは他の業者よりもロスカットされにくい
◎ロスカットされないためには、ポジションを持つ前に許容pipsを計算しておくべし
◎理想の証拠金維持率は300%以上

本文の中では、証拠金維持率や証拠金そのものの計算方法も解説していますが、こうした計算方法は覚える必要は全くありません。計算ツールを使えばあっという間に算出できるからです。

ただし、海外FXのハイレバレッジを利用する上で、強制ロスカットの仕組みを理解しておくことは大切なので、何となくでも計算方法を理解して頭にイメージしておくことをおすすめします。

ぜひ最後まで読んで、ロスカットされないために必要な知識を身に着けてください。

目次

1. XMのロスカットを知るための基礎知識

XM(XMTraiding)のロスカットを知るためには、ロスカットの意味だけではなく「証拠金維持率」とは何かを正しく理解する必要があります。キーワードを見ると難しそうに思えますが、数字が弱い方にも誰にでも分かるように解説するので、リラックスして読んでいただければと思います。

なお、すでに知識があるよという方は、1章を読み飛ばしていただいても問題ありません。

1-1. ロスカット(強制ロスカット)とは

ロスカット(正確には強制ロスカット)とは、保有しているポジションの損失が大きくなり、各FX業者が設定した水準(ロスカット水準)を下回った場合に、強制的にポジションが決済されてしまうことをいいます。

つまり、自分はまだ決済したくないのに強制的に決済されてしまうので、いつロスカットされるかをきちんと把握して管理しておくことが必要となります。

XMの場合はロスカット水準が20%なので、証拠金維持率が20%を下回ると強制決済されてしまいます。

例えば以下の画像を見てください。ここではイメージだけ理解していただければ問題ありません。最初の時点では証拠金維持率(右の軸)は300%ですが、損失が増えていくにしたがって、どんどん証拠金維持率は下がっていきます。そして証拠金維持率が20%を下回った時点で強制ロスカットが発動し、強制的にポジションが決済(解消)されてしまいます。

証拠金維持率の計算方法は、その時々で変化する有効証拠金や必要証拠金によって変わるため、複雑な計算となります。後ほど「4. XMでロスカットされないための計算ステップ」で詳しく解説するので、ここでは「そういうもんなんだ」と理解いただければ大丈夫です。

1-2. 証拠金維持率とは

いま説明した通り、証拠金維持率を下回るとロスカットされるため、ロスカットされないためには証拠金維持率がどのくらいなのか常に意識しておくことが大切です。

証拠金維持率は、以下の計算式で求めます。

証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100

ここで出てきた「有効証拠金」「必要証拠金」についてさらにこのあと解説していきますが、もし「そこまで内容を理解しなくても良い」という場合は、以下の文章は読まなくても問題ありません。なぜならば、「5. ロスカット発動レートを計算できる便利なツール」で紹介する通り、自分で計算しなくても、値を入力するだけで簡単に証拠金やロスカットラインを計算できるからです。

仕組みを理解したいという方だけ、お読みください。

①有効証拠金とは

有効証拠金とは、現在取引に使える状態にある証拠金の金額を示します。

有効証拠金 = 口座残高+クレジット(ボーナス)+未実現の損益(含み益や含み損)

有効証拠金がいくらあるかは、自分で計算して求める必要がありません。XMの取引ツール(MT4・MT5)の「取引」タブにリアルタイムに表示されるため、その都度確認しましょう。

②必要証拠金とは

必要証拠金とは、ポジションを持つために必要な証拠金をいいます。例えば、EUR/USDの為替レートが100円の時にレバレッジ1000倍で5万通貨エントリーする場合には、5万通貨÷1000倍×100円=約5,630円が必要証拠金となります。

ポジションを持ちたくても、必要証拠金以上の金額が口座残高に無ければ、ポジションを持つことができません。

必要証拠金の計算式は以下で求められますが、こちらも取引画面で確認できるため、計算式を覚える必要はありません。

必要証拠金(円) = 取引サイズ ÷ レバレッジ倍率 × 注文時のレート

取引サイズとは、何万通貨エントリーするかを示します。例えばスタンダード口座(10万通貨単位)で5ロット取引する場合は50万通貨となります。

1-3.ロスカットとゼロカットの違い

「ロスカット」と似た言葉に「ゼロカット」というものもあり、FX初心者の方にとっては紛らわしく感じるかもしれません。ロスカットとゼロカットの意味には、以下のような違いがあります。

ロスカット ポジションの含み損が一定レベルに達した場合に、強制的にポジションを決済する仕組みのこと
ゼロカット 相場に大変動があってロスカットが間に合わなかった場合など、口座残高がマイナスになっても、そのマイナス分を補填してくれる仕組みのこと(借金がゼロになる)

どちらも顧客のマイナスが膨らみ過ぎることを防ぐための仕組みですが、特にゼロカットは借金をFX業者が肩代わりしてくれる救済措置のようなものです。国内FX会社にはゼロカットシステムは無いため借金を負ってしまうトレーダーもいますが、ゼロカットシステムを備えている海外FX業者なら借金が発生することがない分、安全に取引できると考えることができます。

XMも追証なしのゼロカットシステムを採用しており、急激な価格変動でロスカットができなかった場合でも借金を負う心配はありません。

XMのゼロカットについては「XMのゼロカットとは?執行条件やリセットを早める方法を解説」の記事でさらに詳しく解説しています。

2. XMでロスカットになる場合の実際の流れを解説

ここからは、実際にXMで強制ロスカットが発動された場合にどうなるか詳しく解説します。

2-1. 証拠金維持率が50%を下回るとマージンコールが発動

XMでは証拠金維持率20%を下回ると強制ロスカットされますが、その前段階である証拠金維持率50%を下回った時点で、アラートである「マージンコール」が発動します。「そろそろロスカット水準に達してしまいそうだよ」という警告だと思っていただければ理解しやすいでしょう。

マージンコールはメールなどによる通知をしてくれるわけではなく、MT4・MT5のツールでターミナル(ツールボックス)ウィンドウの残高部分の帯が赤色に変わることでお知らせします。

2-2. 証拠金維持率が20%を下回るとロスカットが発動

証拠金維持率が20%を下回った時点で、ロスカットが発動し、ポジションが強制的に決済(解消)されます。

ただし、その瞬間に全てのポジションが強制決済になるわけではなく、含み損が大きいポジションから順番に決済されていき、ロスカット水準をクリアしたポジションは残ります。

※なお、複数口座を開設して使い分けている場合、ロスカットはその口座のみが対象なので他の口座への影響はありません。

3. XMのロスカットは他のFX業者と比べても有利

XMのロスカットについて大体のイメージが掴めたところで、他のFX業者のロスカットと比較してどうなのか?ということについても解説していきます。

結論から言うと、XMのロスカットは他業者と比べても有利であるということができます。その理由を2つお伝えします。

3-1. ロスカット水準が20%と優秀

XMでロスカットが発動される証拠金維持率は20%を下回った場合ですが、このロスカット水準は実はFX業者ごとに異なります。

FX業者名 ロスカット水準
iFOREX 証拠金維持率0%
XMTrading 証拠金維持率20%
GemForex
FBS
TitanFX
AXIORY
LAND-FX 証拠金維持率30%
TradeView 証拠金維持率100%
(参考)国内FX業者 証拠金維持率50~100%

XMを含めて、ほとんどの海外FX業者ではロスカット水準が20%に設定されています。しかし中にはTradeViewのようにロスカット水準が100%というブローカーもあります。

ロスカット水準は低い方が損失の確定を遅くできるため負けにくくなります。なぜならば、ロスカット水準が高いと簡単にロスカットされやすいため、その後値が上昇する機会を待つことなく強制決済され、損失を被ってしまうからです。

XMのロスカット水準は、ほとんどの海外FX業者と同様に低めに設定されており、優秀と言うことができるでしょう。

3-2. XMはボーナスがあるからロスカットされにくい

ロスカットの観点から見た時に、XMが他社と比べて有利である2つ目の理由は、XMでもらえるボーナスの存在です。XMには、口座開設ボーナスや入金ボーナスの他、クレジットに変換できるXMポイントもあります。

ボーナスの種類 内容
新規口座開設ボーナス
(未入金ボーナス)
口座を新規開設した時にもらえるボーナス。
開設しただけでもらえるため、入金は必要ない。
通常3,000円もらえるが、期間限定で5,000円にアップすることも。
入金ボーナス 口座に資金を入金するともらえるボーナス。
500ドル入金までは100%、
その後4,500ドル入金までは20%還元される。
取引ボーナス
(XMロイヤルティプログラム)
利用頻度が上がるごとに、取引に応じたXMポイントがもらえる。貯まったXMポイントはボーナスまたは現金に変換できる。

XMのボーナスは有効証拠金に含めることができ、有効証拠金が多ければ証拠金維持率は高くなります。つまり、ロスカットされにくくなります。

XMほどボーナスが充実している海外FX業者はなかなか無いので、他業者と比べても有利にトレードを進めることができるのです。

4. XMでロスカットされないための計算ステップ

XMのFX取引でロスカットされないためには、レートが何円になるとロスカットされるかを常に把握しておくことが大事です。そのための計算ステップが以下となります。

ロスカットまでの許容pips数の計算手順

①取引に必要となる「必要証拠金」を計算する
②証拠金維持率が20%になる時の有効証拠金を計算する
③ロスカットまでに許容できる含み損を計算する
④含み損(円)をpipsに換算する

なお、ここでは計算式を用いて詳しく解説しますが、実際には「5. ロスカット発動レートを計算できる便利なツール」で解説する計算ツールを使えば簡単に計算できるので、計算式を覚える必要や自分で計算できるようになる必要はありません。ただし、仕組みを頭でしっかり理解しておくために、全体の流れを頭に入れておくと良いでしょう。

4-1. 取引に必要となる「必要証拠金」を計算する

まずは、ポジションを持つために必要となる「必要証拠金」がいくらか計算します。前述した通り、必要証拠金の計算式は以下となります。

必要証拠金(円) = 取引サイズ ÷ レバレッジ倍率 × 注文時のレート

例えば注文時のレートドル円100円の時に、レバレッジ1000倍の口座で10万通貨エントリーするためには、10万通貨÷1000倍×100円を計算して、必要証拠金は約11,261円となります。

先ほども説明した通り、自分で計算しなくても、XMが公式に用意している証拠金計算機というツールを使えば簡単に計算できます。

出典:XMTrading>証拠金計算機>証拠金

4-2. 証拠金維持率が20%になる時の有効証拠金を計算する

XMでロスカットが発動する証拠金維持率20%になるタイミングでの有効証拠金は、以下の計算式で求めることができます。

証拠金維持率が20%になるタイミングでの有効証拠金(円)
= 20(%) ÷ 100 × 必要証拠金

つまり、先ほどの例に使った値を当てはめると、有効証拠金=20%÷100×11,261円=2,252円となります。

4-3. ロスカットまでに許容できる含み損を計算する

ロスカットが発動しないで許容できる含み損は、以下の計算式で求められます。

ロスカットが発動しないで許容できる含み損
= 口座残高-強制ロスカット時の有効証拠金

つまり、口座残高が10万円の場合、10万円-2,252円=97,748円までは含み損を抱えてもロスカットが発動しないということが分かります。

4-4. 含み損(円)をpipsに換算する

最後に、先ほど求めた、許容できる含み損(円)をpipsに変換します。

許容pips = 含み損(円)÷ 1pipsの価値

今回の例ではドル円100円の10万通貨エントリーなので、1pipsの価値=通貨数×0.001×為替レート=10万×0.001×100=1,000円となります。

この場合の許容pipsは、97,748円÷1,000円=約97.8pipsとなります。1pipsは0.01円なので、

  • ロング(買い)でエントリー:100円から約99.022円にレートが下落したらロスカットが発動
  • ショート(売り)でエントリー:100円から約100.978円にレートが上昇したらロスカットが発動

となります。

レートが何円になるとロスカットになるかは常に把握しておくようにしましょう。

5. ロスカット発動レートを計算できる便利なツール

自分で計算しなくても、いくらになるとロスカットが発動するかを簡単に算出できる便利な計算ツールがあります。なお、XMTrading公式にあるFX計算ツールでは証拠金や損益の計算はできますが、「ロスカット発動レートがいくらか」を計算するのは難しい仕様となっています。

そこで、ここでは非公式ながら中上級者にも良く使われているツールを紹介します。それが、日野ソフトウェアが公開している「証拠金シミュレーター」です。

出典:日野ソフトウェア「証拠金シミュレーター」

このシミュレーターでは、必要証拠金はもちろんロスカットレート(いくらでロスカットされるか)までを一括で簡単に算出できます。

使い方も簡単で、以下入力欄に必要な情報を入れるだけです。

例として、先ほど計算方法で使った値を入れてみましょう。

総資産額:100,000円
通貨ペア:USD/JPY
売買:買い
最大レバレッジ:1000倍
レート:100(現在のレートを反映させることも可能です)
取引数量:10万通貨なので、10×10,000通貨と入力
ロスカット証拠金維持率:20%

あとは「計算開始」ボタンを入力するだけで、項目が水色になっている部分で、結果を確認できます。

今回知りたいのはロスカットが発動するpipsなので、確認するのは「ロスカットレート」のところです。ロング(買い)の場合、97.8pipsであることが結果から分かります。先ほどの計算方法で算出した結果と同じ値が表示されていますね。

計算方法は煩雑ですが、このツールを使えば瞬時にロスカット発動pipsを求めることができます。ぜひ上手にツールを活用してみてください。

6. XMでロスカットになる許容損失・pips一覧表

ここまでXMでロスカットになる許容損失pipsの計算方法や例を紹介しましたが、紹介したのはあくまで一例で、実際には取引サイズ(通貨量)と口座残高によって、許容pipsは変わってきます。そこで、許容できる含み損と許容pipsの条件別の一覧表を用意したので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、前提条件として、ドル円100円、レバレッジは1000倍とし、スプレッドは許容損失に加味していません。

6-1. 口座残高5万円の時の強制ロスカットまでの許容pips

取引サイズ 必要証拠金 許容できる含み損 許容pips
1万通貨
(0.1Lot)
約1,126円 約-49,775円 約±497.75pips
約±4.97円
10万通貨
(1Lot)
約11,261円 約-47,748円 約±47.748pips
約±0.47円
50万通貨
(5Lot)
約56,306円 エントリー不可 エントリー不可

6-2. 口座残高10万円の時の強制ロスカットまでの許容pips

取引サイズ 必要証拠金 許容できる含み損 許容pips
1万通貨
(0.1Lot)
約1,126円 約-99,774円 約±997.74pips
約±9.97円
10万通貨
(1Lot)
約11,261円 約-97,748円 約±97.748pips
約±0.97円
50万通貨
(5Lot)
約56,306円 約-88,739円 約±17.74pips
約±0.17円
50万通貨
(5Lot)
約112,612円 エントリー不可 エントリー不可

6-3. 口座残高30万円の時の強制ロスカットまでの許容pips

取引サイズ 必要証拠金 許容できる含み損 許容pips
1万通貨
(0.1Lot)
約1,126円 約-299,775円 約±2997.75pips
約±29.9円
10万通貨
(1Lot)
約11,261円 約-297,748円 約±297.748pips
約±2.97円
50万通貨
(5Lot)
約56,306円 約-288,739円 約±57.74pips
約±0.57円
50万通貨
(5Lot)
約112,612円 約±27.74pips 約±27.74pips
約±0.27円

6-4. 口座残高50万円の時の強制ロスカットまでの許容pips

取引サイズ 必要証拠金 許容できる含み損 許容pips
1万通貨
(0.1Lot)
約1,126円 約-499,775円 約±4997.75pips
約±49.97円
10万通貨
(1Lot)
約11,261円 約-497,748円 約±497.74pips
約±4.97円
50万通貨
(5Lot)
約56,306円 約-488,739円 約±97.74pips
約±0.97円
50万通貨
(5Lot)
約112,612円 約-477,478円 約±47.74pips
約±0.47円

ロスカットが発動するまでの許容損失やpipsは、取引サイズ(通貨量)と口座残高によってかなり変わることがイメージできたのではないでしょうか。つまり、ロスカットを避けるためには、残高と取引量のバランスが大事といえます。

7. XMでロスカットを回避するための4つのアイデア

ロスカットは想定以上に資金を減らさないための安全装置ですが、強制的に損失を確定してしまう恐ろしい仕組みでもあります。FXで利益を積み上げていくには、不用意なロスカットを避けていくコントロール力が必要となるのです。

ここでは、XMでロスカットを回避するための4つのアイデア(考え方・方法・コツ)を紹介します。

7-1. 証拠金維持率は300%以上を保つのが目安

一般的に、短期トレードの場合、証拠金維持率は300%以上を保つのが一つの目安といわれています。エントリー時にも、証拠金維持率に余裕を持ったポジションを心がけるようにしてください。

ただし、ベテラントレーダーほど700%以上など、もっと高水準の維持率を保つようにしている傾向があります。ロスカットされたくないなら、証拠金維持率に余裕を持たせることが重要です。

7-2. 証拠金維持率100%を切ったら残高を追加する

証拠金維持率が100%を切ると、ロスカットまでの余力がだいぶ無くなった危険な状態です。FX業者によってはロスカットされてしまうレベルです。

ここまで来ると危険水域なので、口座に資金を追加して有効証拠金を増やし、証拠金維持率を回復させましょう。XMの入金方法は4つ用意されていますが、スムーズに入金される方法として、国内銀行送金またはbitwalletでの入金をおすすめします。

または、取引ごとに貯まるXMポイントがある程度貯まっているならば、XMポイントをボーナスに換金して有効証拠金を増やす方法もあります。

7-3. 損切りルールを設定しておく

ロスカット水準に達する前のレベルで、トレーダー自身が損切りルールを決めておけば、ロスカットを回避しつつ大きな損失を防ぐことができます。

※「損切りルール」とは、自ら「これ以上の含み損が発生したら決済して、損失を確定させる」と決めておくことをいいます。

ポジションを持つ前に、どうなったら損切りをするか計画を立てておくと良いでしょう。

7-4. 一時的にポジションを「両建て」にする

XM特有のルールとして、1つの取引口座でポジションを両建てした場合、同じ銘柄かつ同じロットサイズで保有する場合の必要証拠金がゼロになるというものがあります。

※両建てとは、同一銘柄において「売り」「買い」両方のポジションを持つことをいいます。

この仕組みを効果的に使うことで、両建てをしている間は証拠金に余裕ができるため、証拠金不足によるロスカットを防ぐことができます。

ただし、両建てにしていれば安心ということではなく、スプレッドの拡大やスワップポイントにより口座残高が減り、証拠金維持率が20%以下になった時にはもちろんロスカットは執行されます。あくまで一時的な対処法と考えておくと良いでしょう。

まとめ

この記事では、XMのロスカットについて理解するための情報を網羅的にお伝えしました。

ロスカットが発動する仕組み、XMでのロスカット条件や流れ、他社と比べてXMはロスカットの観点から見て有利であることをご理解いただけたでしょうか。

さらに、XMでロスカットされないために必要な計算方法や計算ツールの使い方についても解説しました。

海外FXで損しないためには、むやみにロスカットされないように事前に考えた上でポジションを持つことが大切です。内容が少し難しく感じた方は、何回か読み返してみて完全に理解したうえでトレードを開始することをおすすめします。

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