海外FXコラム 【図解】XMでの逆指値設定方法|注文できない場合の解決方法も解説

【図解】XMでの逆指値設定方法|注文できない場合の解決方法も解説

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「逆指値ってどういうもの?使うことでどんなメリットがあるの?」
「XMで逆指値ってどうやって設定したらいいの?」と思ったことはありませんか。

逆指値とは、現在のレートから上がったら買い注文、下がったら売り注文をすることを指し、適切なタイミングで損切りをするために覚えておくべき方法です。

FXトレーダーの中でも以下に当てはまる人は、逆指値の設定方法を必ずマスターしましょう。

逆指値設定をマスターすべき人
  • 長時間FXをする時間がない人
  • FXをする時間はあるが、短時間でトレードをしたい人
  • 相場の動きにハラハラせずに、心穏やかにトレードをしたい人

そのためには、XMの操作画面で正しい逆指値の設定方法を覚えておく必要があります。

本記事では、以下についてお伝えしていきます。

本記事でわかること
  • 逆指値とは
  • XMで逆指値を設定するべき理由
  • パソコンとスマホでの逆指値設定方法
  • 逆指値を習得すべきトレードスタイル
  • XMで逆指値を金曜日に設定するのを避けるべき理由
  • XMで逆指値注文ができない原因と解決方法

本記事でXMにおける逆指値について理解し、パソコンやスマホで正しく設定していきましょう。

1. 【図解】改めて逆指値とは?

本記事では、XMを利用する際の逆指値について解説していきますが、まずは以下のような逆指値の基礎知識について理解していきましょう。

  • 逆指値とは
  • XMで逆指値を設定するべき理由
  • XMで逆指値を設定するデメリットはある?

以下で、ひとつずつ解説していきます。

1-1.逆指値とは

逆指値とは、現在のレートから上がったら買い注文、下がったら売り注文をすることです。

以下の図を見てください。

現在1ドル130円の場合、レートが下がると予測して120円で売り注文を出した場合、「逆指値で売り注文を出した」となります。

逆に、1ドル130円からレートが勢いよく上昇すると予測して、135円で買い注文を出した場合、「逆指値で買い注文を出した」となります。

1-2. XMで逆指値を設定するべき理由

XMで逆指値を設定するべき大きな理由は、以下のとおりです。

  • 適切なタイミングで損切りをするため

FXで連戦連勝することはほぼ不可能なため、利益を積み重ねていくためには、自分自身で決めたルールに従って損切りをしていくことが大切です。

「このまま待っていれば、相場が回復して損失しないで済むはず」

このような根拠のない推測のもとにFXを続けていくと、すぐに資金が尽きてしまう可能性が高いため、事前に決めた損切りルールに基づいて逆指値を設定していくことをオススメします。

たとえば、上記のように口座残高に対して3%までなら損失を出しても良いと考えている場合であれば、残高が50万円であれば1万5000円までの損失は許容できます。

事前にその金額で逆指値を設定しておけば、急に相場が動いたとしても、予定以上の損失を被ることがありません。

無理なくFXトレードを続けていくために、逆指値を設定していきましょう。

1-3. XMで逆指値を設定するデメリットはある?

XMで逆指値を設定するデメリットがあるとすれば、利益を逃したり、損失を出したりする場合もあるということです。

たとえば、1ドル130円でポジションを保有しており、125円まで下がったら売るつもりで逆指値を設定していたとします。

しかし、いったん125円まで下がり損切りしたところ、反転し一気に135円まで上がってしまったという場合。「もう少し価格を下げて、123円で設定していたら損切りしないで済んだのに」と思うかもしれません。

逆に、135円まで上がったら売ろうと思って逆指値を設定したら、一気に140円まで上がってしまった場合はどうでしょうか。「135円で売ってしまったから、利益を取り逃してしまった」と思うかもしれません。

このように、設定金額によっては利益を取り逃したり、損失を出したりしてしまうのがデメリットと言えます。

しかし、投資で有名な格言に「頭と尻尾はくれてやれ」というものがあります。

「底値で買って天井で売り」最大の利益を得たいのがトレーダー心理ですが、そのようなことはまずできないため、頭(天井)と尻尾(底値)を欲張って取ろうとせずに、少し利益を減らしたところで売買しようという考え方を指します。

この格言から考えると、許容範囲内の損失で抑えられる範囲で逆指値を設定しておくことは、決してデメリットとは言えないのではないでしょうか。

2. XMの逆指値設定のやり方

XMで逆指値設定をしたい場合、間違いなく設定することが大切です。

  • パソコンでの設定方法
  • スマホでの設定方法

以下で、詳しく解説していきます。

2-1. パソコンでの設定方法

MT5の場合を解説します。

まず、ツールをクリック、もしくは通貨ペアを右クリックして新規注文を表示させましょう。

次に、オーダーを発注していきます。

それぞれ、以下のように入力します。

オーダーの入力方法

(1) 銘柄:取引したい通貨ペアを選択
(2) タイプ:右横の下向きマークをクリックし、「指値注文」を選択
(3) タイプ:逆指値注文なので、Buy Stop(現在のレートより高く買う)もしくはSell Stop(現在のレートより安く売る)を選択
(4) 数量:ロット数を入力
(5) 価格:値段を入力
(6) Stop Loss:損切りの値を入力(損切りを希望しない場合、入力しなくてもOK)
(7) Take Profit:利確の値を入力(利確を希望しない場合、入力しなくてもOK)
(8) 期限:注文の有効期限を選択(指定なしの場合は無期限となる)
(9) 注文:ボタンを押すと、注文が執行される

2-2. スマホでの設定方法

スマホアプリ(Android)での設定方法について解説します。

気配値表示の画面から、設定したい銘柄をクリックします。ここでは、USDJPYを選択しました。

次に、右下の緑色で囲まれている+マークを押します。

すると、注文方法を選択する画面に移るので、「新規予約注文」を押します。

注文画面が表示されるので、設定価格とロット数を入力し、損切り価格を設定したい場合は、ストップロスを有効にします。利確したい場合は、テイクプロフィットを有効にしてください。

そして、「注文を確定する」を押せば完了です。

3.逆指値を習得すべきトレードスタイルの人は

1章で逆指値を設定するメリットについてお伝えしましたが、以下のようなトレードスタイルの人は、特に逆指値の設定を習得すべきです。

逆指値設定をマスターすべき人
  • 長時間FXをする時間がない人
  • FXをする時間はあるが、短時間でトレードをしたい人
  • 相場の動きにハラハラせずに、心穏やかにトレードをしたい人

たとえば日中、仕事や所用で出かけていて、FXができるのは休み時間のときだけという人は、レートの動きを逐一追うことは不可能です。

このように長時間FXに取り組む時間がない場合でも、逆指値設定をしておけば、負けたとしても損失は許容範囲内で済みます。

また、たとえFXを長時間する時間があったとしても、チャートに張り付いて一日中ハラハラしながら過ごす生活スタイルを望まない場合は、逆指値設定をして短時間で取引を済ますことが可能です。

このように、金銭的なロスを最小限に抑えたい人や、精神的に穏やかに過ごしたいと考える人にとっては、逆指値設定をマスターすることはとても大切だと言えるでしょう。

4. XMで逆指値を金曜日に設定するのを避けるべき理由

XMで逆指値を設定するメリットとして、1章で「設定した金額以上の損失を出さないで済む」ということを挙げましたが、このルールを守るために、逆指値の設定は金曜日を避けて行うことが大切です。

なぜなら、日本のFX市場がお休みである土曜日と日曜日の間にレートが大きく動いてしまい、週明け月曜日の朝に、設定していた価格ではなくその時点のレートで損切りが執行されてしまう場合があるからです。

以下の図をご覧ください。

上記では、金曜日の夜に市場が閉じた時点でのレートは1ドル130円です。1ドル128円まで下がったら損切りしようと考え、逆指値設定をしたとしましょう。

しかし、週末の間に大きくレートが動き、月曜日に日本市場が開いた時点で125円まで下がってしまったのです。

この場合は、設定していた128円ではなく、市場が開いた時点の125円で決済されてしまいます。つまり、逆指値設定は発動せず、損失が大きくなってしまうということです。

このような状態が発生してしまう理由ですが、日本で金曜日の夜に市場が閉じた後も、アメリカやイギリスなどの市場は動いています。また、ニュージーランドやオーストラリアでは、日本よりも数時間早く月曜日の市場がスタートします。

そのため、日本では取引ができない時間帯に予測以上のレート変動が起こったとしても、MT4・MT5のシステムが停止しているため、たとえ金曜日に逆指値注文を設定していても、損切り注文が発動しないのです。

この点に関してはシステム上、どうすることもできないため、金曜日に逆指値注文をすることは避けましょう。金曜日の閉場までに、いったん保有ポジションを決済して、改めて翌週月曜日から取引を始めるのが賢い戦略と言えます。

5. XMで逆指値注文ができない主な原因と解決方法

「XMで逆指値注文をしたいのにできない」という場合には、以下のような原因が考えられます。

  • 価格指定が間違っている
  • 取引時間外に注文しようとしている

以下で、それぞれの原因と解決方法について解説していきます。

5-1. 価格指定が間違っている

価格指定が間違っていると、逆指値での注文ができません。以下の図をご覧ください。

上記では、現在のレートが1ドル147.699円です。逆指値で売り注文を出す場合は、145円など現在のレートよりも低い必要があります。上記のように間違って148円と入力してしまうと、逆指値注文はできません。

また、逆指値注文の表示は以下のように英語で書かれているので、意味を理解しておきましょう。

逆指値注文の英語表記
Buy Stop 現在のレートより高く買う
Sell Stop 現在のレートより安く売る

以下のように、145円で価格を入力すれば、問題なく注文できます。

5-2. 取引時間外に注文しようとしている

取引時間以外は、注文ができません。

「そんな初歩的なミスはしないよ」と思っているかもしれませんが、日本では平日でも、海外では祝日などで閉場している場合があるので注意が必要です。

祝日などで市場が閉鎖される場合は、XMのトップページの真ん中あたりに、以下のようにお知らせが出ます。

上記のように、祝日のお知らせが表示されるため、忘れずに確認するようにしてください。詳細を表示させると、以下のように閉鎖や平常時間をチェックできます。

感謝祭の休日にあたるため、23日は閉鎖となっていることがわかります。

表示時間はXMのサーバー時間で、日本との時差は7時間(サマータイム期間中は6時間)あるので注意しましょう。

6. XMでFXをするなら「海外FX徹底比較.com」で学ぼう

「海外FX徹底比較.com」は、海外FXを始めたい初心者から経験者まで役立つさまざまなコンテンツが提供されています。XMに関する記事も多い人気サイトです。

たとえば、XMに関しては以下のような記事が投稿されています。

◎海外FX徹底比較.comのXM関連記事

  • XMおすすめプラットフォームは?19種類のプラットフォームを解説
  • XMの入出金に楽天銀行を使うべき4つの理由
  • XMのオイル取引
  • XMで口座有効化する方法をどこよりわかりやすく解説

上記以外にも、XM関連記事が多数アップされていますので、ぜひご確認ください。

7. まとめ

本記事では、XMにおける逆指値の重要性について解説してきました。

逆指値を設定することで、適切なタイミングで損切りをすることが可能になります。無理なくFXトレードを継続していくために、必ず設定しておくようにしましょう。

すべてのFXトレーダーにオススメな逆指値設定ですが、とくに以下のトレードスタイルに当てはまる人は、しっかりとマスターすべきです。

逆指値設定をマスターすべき人
  • 長時間FXをする時間がない人
  • FXをする時間はあるが、短時間でトレードをしたい人
  • 相場の動きにハラハラせずに、心穏やかにトレードをしたい人

注意点としては、週明け月曜日の朝に、設定していた価格ではなくその時点のレートで損切が執行されてしまう場合があるため、金曜日に逆指値を設定することは避けましょう。

本記事が、XMで逆指値を利用したいと考えている人にとって参考になれば幸いです。

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