「XMなら追証が発生する事を心配する必要はないの?」
「本当に信用してもいいのかな?」
XMの取引で追証が発生することを心配する必要がないのは本当です。
なぜならXMには損失によって口座残高がマイナスになると口座残高を0にリセットするゼロカットシステムを採用しているからです。
国内FXでは証拠金を超える損失が出て口座がマイナスになった場合、早急に口座をゼロに戻すための追証を入金する必要があります。
しかしXMの場合、証拠金を超える損失がゼロカットシステムによってカットシステムによって帳消しとなるため、どんなに大きな損失を出してもあらかじめ入金している証拠金以上の損失を出すことは絶対にありません。
このためXMなら追証が発生する事を心配する事なくFX取引を行うことができるわけです。
ただしゼロカットシステムが無条件に実行されるわけではないという点については注意が必要です。状況によってはゼロカットが適用されないケースも存在するため、XMで取引を行う際には、ゼロカットが適用される手順やルールを正しく把握しておくことがたいへん重要になります。
そこで今回は
- XMなら追証の心配はいらない!
- XMのゼロカットシステムの信頼性
- XMで追証を防ぐゼロカットシステムが適用されない2つのケース
について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、XMの取引で追証を心配する必要ないことが正しく理解できますよ。
目次
1.XMなら追証の発生を心配する必要はない!
前述した通り、XMでは追証の発生を心配する必要はありません。その理由とゼロカット実行の手順などについて、以下の3つのポイントから詳しく解説します。
では一つずつ確認していきましょう。
1-1.そもそも追証とは
XMで追証が発生を心配する必要がない理由を説明する前に、そもそも追証とはどういったものであるかについて確認しましょう。
追証とは、FX取引などの損失により、証拠金が不足することによって追加で入金を要求される証拠金(追加証拠金)のことを指します。
FX取引では、その取引の金額に対して最低限必要な証拠金の金額のことを必要証拠金と言います。取引を行う際には、必ず必要証拠金以上の金額が口座に入っていなくてはいけません。そして必要証拠金が下回る場合に追証が発生することになります。
一般的な国内FX取引では、取引の規模に応じて、その取引に必要な証拠金の金額が算出されます。取引の損失によってこの金額が目減りし、必要な証拠金の金額を下回ると追加証拠金(追証)が発生することになります。
ただし追証が発生しても、ポジションを決裁し損失を確定してしまえば追証を入金する必要はありません。
問題は入金した証拠金を超える損失が発生してしまったケースです。このような大きな損失を出した場合、基本的に強制決済(ロスカット)が実行されることになりますが、口座残高はマイナスとなるため、口座をゼロに戻すための追証を早急に入金する必要があります。
もしこの追証を入金ができなければ、裁判所経由で財産の差し押さえが執行、さらに最悪の場合は自己破産などの対応が必要になるケースもあり得ます。
国内FXで追証のリスクが語られる背景にはこのような状況があります。FXの追証についてさらに詳しく知りたい方は以下のページも是非ご確認ください。
「FXの追証とは?発生する4つのケースと知るべき追証のリスクを解説」
ロスカットと追証
ロスカットとは損失の著しい拡大を防ぐために、一定の損失を超えた段階でポジションを強制決済する仕組みです。
損失が際限なく拡大するとトレーダーは資産を失うだけでなく、追証によって大きな借金を抱えてしまう事態に陥る危険性もあります。ロスカットはこのような事態を防ぐために一定の証拠金維持率を下回ると強制決済で損失を確定します。
本来であればロスカット が正しく機能している間は、あらかじめ入金している証拠金を超える損失が発生することはあり得ません。
しかし問題はロスカットが万能ではないということです。急激な相場変動が発生すると、決済の注文を出してもその金額で約定されず、約定の価格がロスカットされる水準から大幅に変動してしまうケースがあります。
このようなケースでは決済額はロスカット水準を大きく超えて強制決済されることから、予想以上に損失が拡大し、証拠金を大幅に超える損失が発生することになります。
1-2.XMのゼロカットッシステムは口座のマイナスを0に戻す
これまでの追証の解説を踏まえた上で、XMのゼロカットシステムについて解説しましょう。
XMのゼロカットシステムとは、冒頭でお伝えした通り損失によってマイナスになった口座の残高を0に戻すサービスです。
ロスカットが正常にかからず、入金した証拠金を超える損失によって口座がマイナスになると、ゼロカットシステムが発動し、マイナスを帳消しにします。このため取引でどれだけ大きな損失が発生しても絶対に入金した証拠金以上の損失が発生することはありません。
つまりXMなら追証の発生を心配する事なくFX取引ができるわけです。
国内FXを経験したことがある方であれば、追証がゼロになる夢のようなシステムが本当にあるのだろうかと耳を疑うかもしれません。
しかし実際にXMでは、取引で何度口座がマイナスになっても、その都度ゼロカットシステム発動し残高をゼロに戻し、新たな証拠金を入金すれば、その証拠金ですぐに取引を再開することができるのです。
XMでは1000倍という国内FXでは考えられないほど高いレバレッジ倍率での取引ができますが、このハイレバレッジの取引を安全に行うことができるのも、追証を帳消しにするゼロカットシステムがあるからであるという点を忘れてはいけません。
XMのゼロカットの取引におけるメリットについてさらに詳しく知りたい方は、以下のリンクもぜひご確認ください。
「XMのゼロカットとは?執行条件やリセットを早める方法を解説」
1-3.XMのゼロカットシステムが実行される手順
では実際にゼロカットシステムが実行される手順を確認しましょう。XMのゼロカットシステムは以下の3つの手順によって実行されます。
一つずつ解説します。
①ロスカットでマイナス残高が発生
損失が拡大して証拠金が、取引を維持するために最低限必要な証拠金維持率を下回るとロスカットが行われます。
ロスカットが行われる証拠金維持率はロスカット率と呼ばれます。このロスカット率はFX業者ごとに違いがありますが、XMのロスカット率は20%と定められています。このため、証拠金維持率が20%を切ると自動的にロスカットが実行されることになります。
もちろんロスカットが想定の価格で発動されれば口座はマイナスになることはないため、ゼロカットシステムも発動しません。
しかし相場の大きな変動によって強制ロスカットの価格が想定より大幅にずれた場合、証拠金を超える損失が発動し、口座残高がマイナスになります。
②マイナス残高はボーナスから相殺される
口座がマイナスになった場合にすぐにゼロカットが実行されるわけではありません。まず、マイナスの相殺にボーナスが利用されます。
例えば証拠金が15万円で20万円の損失が発生した場合でも、ボーナスクレジットが5万クレジット以上あれば、口座のマイナスはボーナスで相殺されるためゼロカットは実行されません。
ボーナスで相殺されたのち、まだマイナスの残高が残っている場合にゼロカットが発動します。
②ゼロカットが実行される
ゼロカット発動のタイミングはXMからも詳細に報告がなされていないため、いつ発動するかははっきりとわかりません。
すぐに執行される可能性もあれば数日かかるケースもあります。ただし遅くても3営業日以内にはほとんどのマイナス残高がリセットされますので、もしこれ以上待ってもゼロカットが執行されない場合はXMに問い合わせてみてください。
もしすぐにゼロカットを執行させたい場合は、追加の証拠金を入金してください。
新たな証拠金を入金すると、そのタイミングで必ずゼロカットが執行されます。もちろんこの時、新たに入金した証拠金が口座のマイナス残高の相殺に利用されることは決してありません。
たとえば口座がマイナズ10万円の時に、あらたに10万円を入金すれば、ゼロカットが発動してまずマイナスがなくなった上で10万円が証拠金となりますので、証拠金は10万円です。
この証拠金を使えば、もちろんすぐに取引を再開することができます。
2.追証の発生を防ぐXMのゼロカットシステムの信頼性を高めたスイスフランショックの対応
海外FX業者の中にはXM以外にも、多くの業者がゼロカットを導入していますが、特にXMのゼロカットが支持されている大きな理由に、2015年に起こったスイスフランショックの対応があります。
ゼロカットを適用する多くの海外FX業者が倒産や、ゼロカットの反故など大きな混乱に見舞われる中、XMは通常通りのゼロカットを実行して見せ、ユーザーからの高い信頼を勝ち取ることになりました。
2015年1月15日、スイス国立銀行は、それまで1ユーロを1.20スイスフランと定めていたレートの上限を撤廃することを発表しました。そしてこれによりわずか20分間で、スイスフランがわずか20分の間に他の通貨に対して30%もの下落が発生しました。
もちろんゼロカットのない国内FXでは多額の追証が発生します。追証発生の総額は1229件、その総額はなんと¥3,388,000,000に登りました。これによって多くの国内FXトレーダーが破産しています。
スイスフランの相場変動に係るロスカット等未収金発生状況(速報値)
参考:ロスカット等未収金発生状況 一般社団法人金融先物取引業協会
ゼロカットを備えた海外FXの取引であれば、このような状況でも安全なはずでしたが、実際には安全ではありませんでした。
ゼロカットは追証による損失を業者が肩代わりできず、多くの海外FX業者が倒産したのです。これによって入金していた証拠金が返還されないという事態が多発しました。
また中には倒産を免れるため約束していたゼロカットを反故にし、トレーダーに追証を請求する海外FX業者も現れたのです。
このような状況下でもXMは普段のルールの通りゼロカットを適用して、マイナス残高をすべて0に戻したのです。
さらにXMは以ユーザーへの信用を勝ち取るべく、以下のような告知を行い、ゼロカットが約束通り行われることを正しく周知しました。
特に長期でFXを運用している人は、スイスフランショックのような相場の急激な変動によるリスクは避けられません。そういった状況において、ゼロカットを堅持できたXMの信頼性は、トレーダーに大きな安心感を与える要素であると言えます。
3.XMで追証を防ぐゼロカットシステムが適用されない2つのケース
利用者からの絶大な信頼を勝ち取ることに成功しているXMのゼロカットですが、ルール上ゼロカットが適用されないケースがあることについては、あらかじめ知っておく必要があるでしょう。
以下の2つのケースではゼロカットが適用されません。
では一つづつ解説します。
3-1.残高がマイナスでも有効証拠金がプラスの場合
ロスカットが実行されるのは有効証拠金がマイナスになった口座です。例え口座残高がマイナスになった場合でも有効証拠金がプラスの場合は、ゼロカットは実行されません。
有効証拠金とは口座残高にその時点で持っているポジションの含み益や含み損とボーナスを加算した証拠金額のことです。
例えばある取引で含み損のあるポジションを決裁し、口座がマイナスになった場合でも、別のポジションで未確定の利益があり、マイナスを相殺することができていればゼロカットはかかりません。
つまりマイナスの残高だけ見て、ゼロカットを適用させるために新たな証拠金を入金しても、有効証拠金がマイナスでなければゼロカットは実行されず、自分が入金した証拠金が口座を0に戻すために使われるだけという状況になります。
ゼロカットを見越して証拠金を入金する際は、必ず有効証拠金額がマイナスかどうか、しっかりと確認するようしましょう。
3-2.禁止取引を行なった場合
XMが禁止取引として定めている取引を行った場合、ゼロカットは適用されません。ゼロカットが適用されなければ当然、追証が発生することになるため、禁止取引については細心の注意を払う必要があります。
XMでは以下の6つの取引が禁止されています。
①複数の口座を利用した両建て
②他のFX業者の口座を利用した両建て
③複数人で別口座での取引を行う
④裁定取引(アービトラージ)
⑤指標発表時にハイレバレッジのトレードを行う
⑥週明けの窓空けを狙ったはいレバレッジトレード
これらの禁止取引を行うと、ゼロカットが発動しないだけでなく口座凍結など、さらに深刻な状況に陥るケースもあるため、しっかりと把握しておきましょう。
①複数の口座を利用した両建て
XMでは同一口座での両建ては禁止されていませんが、別の口座を利用した両建ては禁止されています。これに抵触するとゼロカットの適用除外となります。
ゼロカットは口座ごとに適用されるため、別々の口座で両建てを行えば、相場が変動して片方が大きく利益を出す場合に、もう片方の口座はゼロカットによって損失を限定することができます。
この場合、ゼロカットがかかる場面では、トレーダーは必ず大きな利益を手にすることができることになり、XMは確実に大きな損失を被ることになります。このため口座をまたいだ両建ては禁止とされます。
②他のFX業者の口座を利用した両建て
①と同じ理由から、XM以外のFX口座を利用した両建ても禁止とされます。
業者間での両建ては、両方の業者にとって大きな損失のリスクとなるため、これを完全に許容する海外FX業者はほとんど存在しません。
業者が違えばバレないのではと思うのは早計です。海外FX業者のほとんどはMT4やMT5など共通の取引ツールを使っており取引履歴を確認できるため、他業者間の両建てをバレずに行うのは不可能であると考えていいでしょう。
③複数人で別口座での取引を行う
たとえば家族や友人などと一緒に、別のアカウントや別の業者の口座を利用して両建てを行う行為も禁止です。
そしてこれもバレずに行うことは不可能です。取引は取引ツールを介して常に監視されているため、怪しいアカウントはすぐに発見されることになります。
④裁定取引(アービトラージ)
裁定取引(アービトラージ)とは商品の価格差などを利用して売りと買いを同時に行うことによって、リスクなく利益を上げる取引手法です。
例えば同じドル円でも、一方が110.1円、他方が109.9円と価格差が生じる場合があります。この価格差が生じている時にレートが高い方を売り、低い方を買えば、それだけでその価格差分の利益を確実に得ることができます。
これもXMでは禁止されている取引の一つです。
⑤指標発表時にハイレバレッジのトレードを行う
指数が発表される場面では大きく価格が変動するため、このタイミングではいレバレッジのトレードを行うことは、ゼロカット悪用とみなされます。
⑥週明けの窓空けを狙ったはいレバレッジトレード
週末に為替に関わるニュースや出来事があると、これによって週明けの価格が大きく変動することがよくあります。これを狙って週末にハイレバレッジのトレードを行うことも⑤同様ゼロカットの悪用とみなされます。
まとめ
XMの取引では、国内FXなどで発生する追証のリスクを心配する必要はありません。
なぜならXMには損失によって口座がマイナスになると口座残高を0にリセットするゼロカットシステムを採用しているからです。
FX取引では、相場の急激な変動によってロスカットが正常に実行されず、入金している証拠金の金額を大きく上回る損失を出すケースが稀にあります。
一般的な国内FXでは、口座残高がマイナスになると即座に口座を0に戻すための追証を入金しなくてはいけません。
しかしゼロカットシステムのあるXMであればその必要はありません。マイナス残高が発生するとゼロカットシステムが発動し、口座を0に戻す為、MXでは取引でどれだけ大きな損失が発生しても絶対に入金した証拠金以上の損失が発生することはありません。
つまりXMなら追証の発生を心配する事なくFX取引ができるわけです。
実際にXMでゼロカットシステムが実行される手順についても開設しました。以下の3つの手順を踏まえてゼロカットシステムは実際に実行されます。
①ロスカットでマイナス残高が発生
②マイナス残高はボーナスから相殺される
③ゼロカットが実行される
ゼロカットシステムが実行されるまでには3営業程度かかることもあります。早くゼロカットを実行させたい場合は新たに証拠金を入金しましょう。
XMのゼロカットシステムは大変信頼性が高いことで評判ですが、ゼロカットシステムが適用されないケースもあります。
本文では以下の2つのケースについて解説しました。
- 残高がマイナスでも有効証拠金がプラスの場合
- 禁止取引を行なった場合
特に禁止取引については、口座凍結などさらに深刻な事態を招く危険性もあるため注意が必要です。
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