海外FXコラム 海外FXでトラブルを回避!優良業者を見極める3つのポイントを解説

海外FXでトラブルを回避!優良業者を見極める3つのポイントを解説

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「海外FXはトラブルも多いという噂を聞いたけど本当はどうなんだろう」

「悪徳業者による出金拒否や口座凍結に巻き込まれないか心配だ」

海外FXで起こる出金拒否や口座凍結の多くは、トレーダーによる違反取引や取引ルールの無理解によって起こるケースがほとんで、業者が引き起こすトラブルは、実際にはたいへん少ないと言っていいでしょう。

しかし万が一、業者の倒産や悪徳業者の不正・詐欺行為によるトラブルに巻き込まれると、海外FXには日本の国内法が適用されないため、弁護士や警察に訴えることもできず、損害を取り戻す方法はほぼありません

このためこれらのトラブルを避けるための唯一の方法は、トラブルを引き起こさない優良海外FX業者を正しく選ぶことであると言えます。

ただし優良海外FX業者を見つけることは決して難しいことではありません。業者を選ぶには、押さえておくべき3つのポイントがあります。

上記の3つのポイントを押さえて業者を選べばトラブルに巻き込まれるリスクを限りなくゼロに近づけることも可能です。

そこで今回は

  • 海外FXの取引で起こり得る3つのトラブル
  • 海外FXでトラブルを避けるための業者の選び方3つのポイント
  • トラブルが起こり得る危険な業者、トラブルを回避できる安全な業者

について詳しく解説していきます。

この記事を読めば、あなたもトラブルを避けて安全に海外FXの取引を行うことができますよ

1.海外FXの取引で起こり得る3つのトラブル

まずは海外FX取引で巻き込まれる可能性のあるトラブルについて、具体的に確認していきましょう。海外FX業者が引き起こすトラブルは主に以下の3種類です。

一つずつ確認していきましょう。

1-1.出金拒否

出金拒否とは文字通り、海外FXの取引で得た利益や証拠金の出金が業者によって拒否されるトラブルのことです。

ただし冒頭でもお伝えした通り、実際に起こる出金拒否のほとんどは、トレーダーが禁止取引を行なっていたり、業者の利用規約や取引のルールを理解していないことが原因で、事前に業者の取引や出金のルールを把握していれば避けられるものがほとんどです。

裁量取引やスキャルピング、両建てなど、業者によって禁止する取引は異なっており、知らず知らずのうちに禁止取引を行ってしまうことも珍しくはありません。

ただしもちろん、悪徳業者が引き起こす出金拒否も過去には起こっています。

業者による事例として有名なものはIronFXが中国国内のトレーダーに対して行った出金拒否です。IronFXは海外FX業者としては中堅の業者ですが、2013年ごろから中国人トレーダーに対して出金拒否を頻発し、被害金額は総額で30億円に拡大しました。

この時、IronFXの中国にあるオフィスには怒った中国人トレーダーが詰めかけ、巨大な暴動にまで発展しています。

IronFXは中東やヨーロッパでも出金拒否を繰り返したため、出金拒否をめぐる裁判が今でも世界中で行われています。

1-2.口座凍結

海外FXの口座が凍結されると口座へのログインができない状況になります。こうなってしまうと取引だけでなく証拠金の出金もできません。

ただし口座凍結も、実際にはトレーダーによる禁止取引が原因であったり、あらかじめ決められた取引ルールに基づいて行われるものがほとんどです。

口座凍結が行われるケースとして最も多いのが、長期間取引を行わなかった場合です。業者によっては例90日以上取引が行われなかった場合に口座が凍結される、という場合もあります。このような場合は業者のサポートに連絡をすればすぐに凍結を解除してくれます。

注意すべきは業者が倒産することによって引き起こされる口座凍結です。

海外FXの場合、国内FXで義務付けられている信託保証(業者倒産時の証拠金の保証)の制度がないため、業者の倒産によって口座が凍結されると、預け入れている証拠金が帰ってくる保証はありません。

1-3.ゼロカット執行の拒否

海外FX業者の多くは、取引によって損失が拡大し口座残高がマイナスになってもマイナス残高を帳消しにするゼロカットシステムを採用しています。

このためゼロカットシステムを備えている海外FXでは、証拠金を超える追証が発生することはありません。

しかし相場の急激な変動などによって大きな損失が発生した際に、ゼロカットを執行せずトレーダーに追証の支払いを求めた業者も存在します。

大きな事例としてはスイスフランショック時のFXDDによるゼロカット発動の拒否が挙げられます。

FXDDはゼロカットシステムを備えた海外FX業者として営業していますが、スイスフランショックの際に想定を超えた損害は発生したとして、突然、トレーダーに対して追証の支払いを要求しました。これによって多くのトレーダーが多額の借金を背負う事態が発生しました。

2.海外FXのトラブルを回避する上で最も重要なのは安全な業者を選ぶこと

海外FX業者によるトラブルで、問題をさらに厄介にするのが、海外FX業者が金融庁など国内の公的機関が管理する団体ではないということです。

海外FX業者は事務所を国外に置く海外の業者であるため国内法が適用されません

もちろん国内の法律が適用されないことは海外FXのメリットでもあります。国内FX業者では、国内法によってFXのレバレッジ倍率は最大25倍に制限され、追証の心配のいらないゼロカットシステムなども規制により導入することができません。

これに対して海外FX業者は国内法の規制に縛られないため、国内FXでは考えられないハイレバレッジやゼロカットを導入することができますが、しかし一方でこれは利用者が国内法によって守られないことを同時に示します。

このため利用者が、海外FX業者が引き起こすトラブルに巻き込まれても金融庁や消費者センターによる救済は全く期待できず、弁護士に相談しても解決の方法はほぼありません。

つまり一旦、海外FXによるトラブルに巻き込まれて損失を被れば、その損失が返還される可能性は極めて低いというのが現実です。

このため、海外FXのトラブルに対する唯一で最大の対策信頼ができる安全な海外FX業者を選ぶことであると言えます。

信頼できる海外FX業者の多くは、上記のような取引におけるリスクに対して、政府が保証する金融ライセンスの取得や、業者が倒産しても証拠金の返還が保証される信託保全など、リスクを回避し安全に取引できるための様々な仕組みを用意しています。

これらを適切に確認し、信頼のできる業者を正しく選択できれば、海外FXでトラブルに遭うリスクを限りなくゼロに近づけ、安全にトレードができるというわけです。

もちろん信頼できる海外FX業者を選ぶことは難しいことではありません。いくつかのポイントを押さえて業者を選べば、誰でも簡単に安全な業者を見つけることができます

次章からこの安全な業者を選ぶためのポイントについて詳しく解説していきます。

3.海外FXでトラブルを避けるための業者の選び方3つのポイント

海外FXでトラブルに巻き込まれない安全な業者を探すことは決して難しいことではありません。以下の3つのポイントを押さえて業者を選べば、トラブルに巻き込まれるリスクを大きく下げることができます。

では一つずつ確認していきましょう。

3-1.保有している金融ライセンスをチェックする

信頼できる業者を選ぶ上で、まず確認すべきポイントはそれぞれの海外FX業者が保有している金融ライセンスの種類です。

金融ライセンス、政府が金融業者に対して営業許可を出す際に発行するライセンスのことです。

海外FX業者はライセンスを持つ国のルールを損主する必要があり、違反があれば罰則も受けます。つまり金融ライセンスを保持していることは、それぞれの国の審査をパスし、政府からの認可を得ている業者であることの証明であると言えます。

このため、金融ライセンスを保持しているかどうか、またどのような金融ライセンスを持っているかという事が、海外FX業者の信用度をチェックする上で、たいへん重要な要素となります。

有名な金融ライセンスとしては以下のものが挙げられます。

金融
ライセンス名
取得難易度 特徴
FCA
(イギリス金融行為規制機構ライセンス)
イギリス 最高 ・世界で一番取得が難しいとされる金融ライセンス
・FX業者が破綻した際も約1000万円までの証拠金の補償が義務付けられている
・ライセンスは毎年更新する必要があり、その都度経営状況や顧客審査の管理状況を詳しく報告しなくてはいけない
CySEC
(キプロス証券取引委員会)
キプロス 最高 イギリスFCAと同様の取得難易度とされる信頼度の高い金融ライセンス
・ゼロカットシステムの整備、原則翌日までの出金処理などが義務付けられている
・ICF(投資家補償基金)への加入が義務付けられており2万ユーロ(約240万円)までの証拠金が保証される
CIMA ケイマン諸島 高い ・ケイマン諸島はタックスヘイブン(租税回避地)のため多くの金融機関が集まる
・イギリスの国外領地のため、金融規制もイギリスの蜂起に従って厳密に行われる
VFSC バヌアツ共和国 高い ・2019年に取得要件が厳格化され、ライセンスの信頼性が向上した
・信頼性の高い業者のみが選別され、ライセンスを取得することができる
FMA ニュージーランド 中程度 ・金融ライセンスとしては一般的な信頼性
・「FSPR」というニュージーランドライセンスがあるが、こちらは政府が発行するライセンスではないため注意が必要
IFSC ベリーズ諸島 中程度 ・金融ライセンスとしての信頼性は中程度
・本社をベリーズ国内に置く必要がないため、ライセンス取得業者にはペーパーカンパニーも多い

業者が保持する金融ライセンスは、必ずホームページなどに掲載されています。

利用する業者を決定する前に、これらの金融ライセンスを保持しているかどうかを必ず事前に確認するようにしましょう。

3-2.顧客資産の管理の方法を確認する

海外FX業者は国内FX業者と違い信託保全が義務付けられていません。

信託保全とはFX口座に預け入れている証拠金の保証制度のことです。信託保全が必須とされる国内FX業者の場合、万が一、業者が倒産した場合でも預けている証拠金は全額保証されます。

しかし信託保全が無い海外FX業者では、業者が倒産した場合に証拠金が返還される保証がありません。

一般的な海外FX業者は、トレーダーの証拠金を自社の銀行口座で管理する「分別管理」という管理方式をとっています。

分別管理とは、トレーダーから預かる証拠金を、業者の運営資金を管理する銀行口座とは別の銀行口座で管理する証拠金の管理方式です。別の口座とは言え、業者自身が管理する銀行口座であることには変わりないため「分別管理」では証拠金の返還は保証されません。

国内FX 海外FX
管理方式 信託管理(信託保全) 分別管理
資金の管理方法 信託銀行が管理 業者名義の銀行口座で管理
リスク 業者が倒産した場合も預けていた資金は全額、必ず返還される 業者が倒産した場合、 預けていた資金が 返還される保証がない

つまり海外FXでは、万が一業者が倒産した場合に預けていた自分のお金が戻ってこない状況があり得るということです。

もちろん海外FX業者はこのようなリスクに対して、個別にさまざまな資産管理方法や保証制度を準備しています。主な対応には以下のようなものがあります。

①独自の信託保全

海外FX業者は安心感の増大による利用者や取引の増加を期待できることから、独自の信託保全や保証制度を用意しています。

例えば、AXIORY・タイタンFXなどの業者は顧客資金を信託銀行で管理することによって、独自に信託保全を実現しています。またTradeviewのように35,000ドル相当の金額までという限定付きで独自の保証制度を準備している業者もあります。

海外FX業者 独自の信託保全制度の詳細
AXIORY 顧客資金はドーハ銀行へ信託され、証拠金全額、上限なしの信託保全を実現
タイタンFX 「NAB(National Australia Bank)」の信託口座にて顧客資産を管理。証拠金は全額保証される
LANDFX FSCS(金融サービス補償機構)に加盟しており最大で5万ポンド(約700万円)までの証拠金が保証される
Tradeview 世界最大の保険会社LOCKTONと契約することにより35,000ドルまでの信託保全を実現

海外FXのトラブルを回避する上で、業者独自の資産管理方法や保証制度の有無の確認はたいへん重要であるといえます。利用する業者を決める前に、その業者がどのような資産管理を行なっているかについて確認することをお勧めします。

②共同口座による分別管理

海外FX業者の資金管理方式である「分別管理」では、業者が倒産した際に証拠金の返還が保証されないことについてはお伝えしましたが、「分別管理」には「単一会社による分別管理」と「共同口座による分別管理」の2種類の方法があり、「共同口座による分別管理」を行う業者の場合、倒産によって証拠金が返還されないリスクを大きく軽減することもできます。

単一会社による分別管理 共同口座による分別管理
資金管理の方法 自社が単独で管理する銀行口座で管理する 複数のFX業者で共同所有する銀行口座で管理する
返還されないリスク 高い(危険) 低い
理由 利用している業者1社が倒産すると証拠金が返還されない 1社が倒産しても共同口座を運営する他の会社が倒産しない限り証拠金は保証される。

単一会社による分別管理は、顧客の証拠金を文字通り1社名義の銀行口座で管理します。この場合、その業者が債務超過などによって破綻した場合に証拠金が全額保証されない可能性も高くなります。

これに対して共同口座による分別管理は、複数のFX業者で共同所有する銀行口座で顧客の証拠金を管理する方法です。資金を管理する口座を共同で持つことによって、1社が倒産した場合でも差し押さえなどに遭う可能性はたいへん低くなり、口座の資金は保全されることになります。

つまり信託保全がない業者でも、共同口座によって分別管理を行っている海外FX業者を選べば、倒産などによって証拠金が守られないリスクを大きく回避することができるわけです。

③投資家補償基金(ICF)への加盟

投資家補償基金(ICF)とは、業者が倒産した場合も最大2万ユーロに相当する金額まで証拠金が保全されるというものです。

CySEC(キプロス証券取引委員会)の金融ライセンスを保持するための条件にもなっているもので、信頼度の高い基金であると言えます。

2万ユーロを超える金額に対しての保証はありませんが、信託保全のないリスクを回避するという意味ではたいへん有効であると言えるでしょう。

3-3.利用者の評判をチェックする

海外FX業者を選ぶ前に、SNSや口コミサイトでその業者の評判を確認することも有効な方法です。

SNSでその業者の名前で検索すれば、実際に利用したトレーダーのクチコミを多く見ることができます。またブラウザで「業者名+出金拒否」で検索する方法なども有効であると言えるでしょう。

利用者コメントはトレーダーの目線で語られているものがほとんどであるため、それぞれのコメントの信憑性については考慮する必要はありますが、業者を選ぶ一つの指標としてはたいへん参考になります。

海外FX業者のレビューサイトを確認することも有効です。特に有名な海外FX業者の口コミサイトはFPA(Forex Peace Army)というサイトです。

参照:FPA(Forex Peace Army)公式ページ

海外のサイトですが、全てのコメントを日本語で読むことができます。またFPA(Forex Peace Army)は、過去に起こった出金拒否や違反行為などの事例や、要注意業者の解説なども確認することができるため、業者の信頼性を確認する上でたいへん参考になります。

4.トラブルが起こり得る危険な4つの業者

ここからは過去に起こしたトラブルなどによって、トレーダーからの信頼を失墜した4つの危険な海外FX業者について解説していきます。

では一つずつ確認していきましょう。

4-1.ironFX

ironFXは過去、複数回にわたって出金拒否などの詐欺行為を起こしており、日本で不祥事を起こした過去もあることから、トレーダーの間から要注意の業者として知られています。

特に大きな事件は2014年に中国人トレーダーに対して行なった出金拒否です。この時IronFX社は、顧客に支払われるべき30億円の資金を未払いのまま放置しました。

出金拒否の被害を受けた中国人トレーダーはこれに対して、IronFX社の上海オフィスを刃物を持って襲撃するという大事件を引き起こしました。

その後未払いとなっていた資金はトレーダーに支払われたということですが、この事件によってIronFX社の中国オフィスは閉鎖となり、現地従業員も600人以上が解雇される事態となりました。

ironFXは日本でもトラブルを引き起こしています。2014年に突然、日本からの撤退を発表し、同社を利用していた日本人トレーダーは大混乱に陥りました。翌年に日本人利用者の受け入れを再開しますがトレーダーからの信頼は回復するには至っていません。

4-2.FXDD

FXDDは2002年創業の老舗FX業者ですが、お伝えした通りスイスフランショックの際の追証請求によって信頼を失墜し、その信頼を回復できないまま現在に至っています。

FXDDはゼロカットシステムを採用する海外FX業者の一つでしたが、2015年に起こったスイスフランショックの際に、ゼロカットの適用を突然拒否したことで、多くのトレーダーが大混乱に陥りました。

FXDDはこの時、

「今回はサービスの範囲を超えておりますため、顧客同意書上、弊社サービスのご利用にはマイナス額をご入金いただく必要がございます」

と発表し、ゼロカットの適用を停止しました。

FXDDの言い分としては、ゼロカットの執行は同意書に正式に記載されているわけではなく、自発的に行なっているサービスであるため、適用の可否は自社で自由に決めることができる、というわけです。

しかし結果的にスイスフランショックで、ゼロカットシステムを採用しながらそれを実際に適用しなかった海外FX業者はFXDDだけで、FXDDは結果としてトレーダーからの信頼と多数の顧客を失うことになりました。

FXDDは現在も営業を行っていますが、スイスフランショック以降、ゼロカットシステムの採用自体を取りやめているため、海外FX取引を行う上でFXDDを選択するメリットはほぼないという状況でもあります。

4-3.Instaforex

Instaforexはロシアに拠点を置く海外FX業者ですが、出金拒否などのトラブルが数多く報告されており、世界中の政府機関から警告が発せられています。

ベリーズIFSCの金融ライセンスを保持していましたが、規約違反からライセンスが剥奪されたという過去もあり、信頼性が著しい海外FX業者として認知されています。

世界最大の海外FX業者検証サイトFPA(Forex Peace Army)はInstaforexを詐欺業者と認定し、利用者に口座の解約を進めています。

4-4.FXsuit

FXsuitは2019年に設立された新しい海外FX業者ですが、金融ライセンスを保持していないため、注意が必要です。本拠地はキプロスにありますが、キプロスのライセンス(CySEC)を持っているわけではありません。

FXsuitの親会社はSalvax Limitedという会社になりますが、この会社もFPA(Forex Peace Army)ではInstaforexと同様に詐欺業者として認定されています。

大きな事件を起こしたという記録はありませんが、業者を選ぶ際は、最低限信頼できる金融ライセンスを持つ業者を選択することをお勧めします。

5.トラブルを回避できる安全な4つの業者

ここからは反対に、トラブルの危険性がほとんどなく、トレーダーからの信頼の厚い4つ業者について詳しく解説していきます。

一社ずつ確認していきましょう。

5-1.XM

出典:XM

評価 特徴
金融ライセンス CySEC(キプロス証券取引委員会)など多数のライセンスを保持 (日本人顧客向け運営会社はセーシェル金融ライセンスを保持している)
ゼロカット ゼロカットシステムを完備 口座残高以上の損失は絶対に発生しない
資金管理 分別管理
信頼度 出金依頼に対して24時間以内に対応
出金拒否があったとする噂はほとんど聞かない

XMは対応の早さ、出金拒否や遅れなどのトラブルがほとんどないことから、多くのトレーダーからの信頼が厚い海外FX業者です。

利用規約には出金依頼に対して24時間以内に対応することを明示しており、口コミでも、業者が原因の出金拒否の報告は確認できていません

XMの本社はキプロスにあり、金融ライセンスも取得の難しいCySEC(キプロス証券取引委員会)ライセンスも保持していますが、日本顧客向けの営業会社はセーシェル金融ライセンスとなっています。

これには金融庁がキプロス政府に働きかけたことにより、CySECのライセンスを持つ業者の日本国内在住者向け営業が禁止されたことから、XMは日本向けに新たにセーシェル金融ライセンスを取得したという経緯があります。

資金管理については一般的な分別管理ですが、ホームページには「当社清算時に債権者への支払いに充当されることはありません。」と明言されており、信託保全に近い安全性が保たれていると言えるでしょう。

もちろんゼロカットシステムも完備しており、安全性という観点から見ても大変バランスのよい海外FX業者であると言えます。

XMの口座開設方法が知りたい方は、ぜひ以下のページも合わせてご確認ください。

XMの口座開設!取引開始までの5ステップとボーナス獲得手順を解説

XMTradingの口座開設はこちら

5-2.AXIORY

出典:AXIORY

評価 特徴
金融ライセンス ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)を保持
ゼロカット ゼロカットシステムを完備
口座残高以上の損失は絶対に発生しない
資金管理 信託保全によって証拠金の全額が保証される
信頼度 出金拒否があったとする噂はほとんど聞かない Financial Commissionに加盟しており、万が一の出金拒否に対し異議申し立てができる。

AXIORY(アキシオリー)はベリーズ共和国に本社を構え、ベリーズ共和国の金融ライセンスであるベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)を保持しています。

もちろんゼロカットシステムも完備しており、利用者から出金拒否の事例などはほとんど報告がありません。

AXIORYの最も大きな特徴は、海外FX業者でありながら顧客資金を運営会社から完全に分離して管理することで、信託保全を実現している点です。

顧客資産は全てドーハ銀行に信託される形で管理されているため、万が一業者倒産した場合も証拠金は全額返還されることが保証されています。

信託保全が実施される海外FX業者は珍しく、AXIORYはこの点から多くのユーザーからの信頼を得ています。

さらにFXユーザーと業者の間での紛争解決を行う第三者機関であるFinancial Commissionに加盟している点も、信頼度を高めるポイントです。

おり、出金拒否に納得がいかない場合は異議申し立てをすることもできるなど、海外FXに対するリスクを心配するユーザーに対して手厚い配慮も人気の理由であると言えます。

AXIORYの口座開設方法が知りたい方は、ぜひ以下のページも合わせてご確認ください。

AXIORYの口座開設!取引開始までの全手順を5つステップで解説

AXIORYの口座開設はこちら

5-3.Tradeview

出典:Tradeview

評価 特徴
金融ライセンス ケイマン諸島金融庁(CIMA)を保持
ゼロカット ゼロカットシステムを完備
口座残高以上の損失は絶対に発生しない
資金管理 35,000ドルまでの信託保全が保証されている
信頼度 出金拒否があったとする噂はほとんど聞かない
禁止取引が少なく、出金拒否に遭う危険性が低い

Tradeview(トレードビュー)はアメリカニューヨーク州に拠点を置く海外FX業者で、創業は2004年と、海外FX業者としては長い歴史を持つ老舗のFX業者です。

もちろんゼロカットシステムを完備し、金融ライセンスはケイマン諸島金融庁によるライセンスCIMAを保持しています。信託保全は完全ではありませんが、投資家一人当たり35,000ドル(約360万円)までの証拠金を保証するとしています。

Tradeviewの長所は禁止取引が少ないことです。スキャルピングや窓埋めトレードなど、他の業者では禁止されることの多い取引もTradeviewでは禁止されていません。
このため、禁止取引が原因となる出金拒否や口座凍結などがおこる危険性大変低くなります。

Tradeviewの口座開設はこちら

5-4.タイタンFX

出典:タイタンFX

評価 特徴
金融ライセンス バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)
ゼロカット ゼロカットシステムを完備
口座残高以上の損失は絶対に発生しない
資金管理 信託保全が保証されている
信頼度 Financial Commissionに加盟しており、万が一の出金拒否に対し異議申し立てができる。

スプレッド幅の狭さや約定力の強さから、人気の高いタイタンFXですが、トラブル回避や安全性の観点からも優れた海外FX業者の一つであるということかできます。

ライセンスはバヌアツ金融サービス委員会(VFSC)ですが、バヌアツのライセンスは近年、取得ルールが厳格化し、所得が難しくなったライセンスとしても知られています。

信用力はFCA(イギリス金融行為規制機構ライセンス)やCySEC(キプロス証券取引委員会)に比べると若干劣りますが、十分な信頼度を備えていると考えていいでしょう。

資金管理の点でも信託保全を実現しており、安全性が高いと言えます。タイタンFXの口座に預けた顧客資産はオーストラリア最大の銀行であるNational Australia Bankの信託口座で管理されていることが明示されています。

また、AXIORYと同様に Financial Commissionに加盟しており、業者とトレーダー間にトラブルが生じた場合は、第三者機関である Financial Commissionに仲裁を申し込むことができます。

またもし Financial Commissionの仲裁によって解撤に至らなかった場合も、状況に応じて最大20,000ドルまでの補償金が支払われることにもなっています。

タイタンFXの口座開設方法が知りたい方は、ぜひ以下のページも合わせてご確認ください。

タイタンFXの口座開設!取引開始までの流れを5つのステップで解説

Titan FXの口座開設はこちら

まとめ

今回は海外FXで起こり得るトラブルと、トラブルを回避するための優良海外FX業者について解説しました。

海外FXで起こり得るトラブルには出金拒否、口座凍結、ゼロカット執行の拒否などがありますが、これらの多くは、トレーダーによる違反取引や取引ルールの無理解によって起こるケースがほとんで、業者が引き起こすトラブルは、実際にはたいへん少ないというのが現実です。

しかし万が一、業者の倒産や悪徳業者の不正・詐欺行為によるトラブルに巻き込まれると、海外FXには日本の国内法が適用されないため、弁護士や警察に訴えることもできず、損害を取り戻す方法はほぼありません

そこで重要になるのは信頼できる海外FX業者を選ぶことです。トラブルを回避できる優良業者を選ぶためのポイントは以下の3つです。

これらを適切に確認することで、トラブルに巻き込まれるリスクを限りなくゼロに近づけることもできます。

後半では過去にトラブルを起こしたり、ライセンスを剥奪されたなどの理由でトレーダーからの信頼が低い4つの業者、また反対にトラブルを回避できる信頼度の高い4つの優良業者について具体的に解説しました。

この記事があなたの安全な海外FX取引の一助となることを願っています。

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