海外FXコラム FXのハイレバレッジ=危険は嘘!初心者にも分かりやすく解説します

FXのハイレバレッジ=危険は嘘!初心者にも分かりやすく解説します

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FX取引における「ハイレバレッジ」とは、文字通り、レバレッジを高く設定して行う取引のことを指します。

何倍からをハイレバレッジというか明確な定義はありませんが、国内FXでは10~25倍でハイレバレッジ、海外FXでは500倍以上(最大で6000倍)だとハイレバレッジという印象があります。

例えばレバレッジ1000倍なら、証拠金10万円で1億円分の取引が可能となります。このように聞くと、「ハイレバレッジって危険じゃないか!」「すぐ強制ロスカットされちゃうから損しやすいのでは?」と思う方も多いのではないでしょうか。

しかし実は、「ハイレバレッジだから危険」「レバレッジが高い方が損しやすい」という考えは全くの誤解です。レバレッジが高いからといってリスクが大きくなることは一切ありません

◆レバレッジとは?
FX取引では、証拠金(担保として預けておく現金)の何倍もの金額の取引が可能で、これをレバレッジ取引といいます。

むしろ、同じロットを持つシーンを比べると、ハイレバレッジの方が安全に取引できるメリットがあるのです。

その理由について、この記事で初心者でも誰でも分かるように順を追って丁寧に解説していきます。

▼この記事を読むと分かること
◎低レバレッジとハイレバレッジの取引イメージ
◎ハイレバレッジの方が資金に余裕を持って取引ができる
◎ハイレバレッジ取引のメリット・デメリット
◎ハイレバレッジで危険なトレードと、危険性を回避する方法

記事を読み終わる頃には、適切なポジション管理さえできればハイレバレッジは危険なものではないことが理解できることでしょう。

1.【基礎知識】そもそもハイレバレッジとは?

ハイレバレッジでのFX取引がどんなものか、メリットとデメリットは何かを解説する前に、まずは、「そもそもハイレバレッジって何?」という基礎的な部分を解説します。
「ハイレバレッジ(high leverage)」とはズバリ、「レバレッジが高いこと」を指します。

※レバレッジとは、てこの原理の「てこ」のこと。FX取引では、証拠金(実際にある金額)の何倍もの金額の取引が可能で、これをレバレッジ取引といいます。例えば10倍のレバレッジを使えば、10万円で100万円分の取引ができるイメージです。

※レバレッジとは何か、基本的な知識を再確認したい方は、「【徹底解説】FXのレバレッジとは?|絶対抑えておきたいFXの基本」の記事をぜひお読みください。

それでは、どのくらいの倍率での取引を「ハイレバレッジ」というのでしょうか。実は、国内FXと海外FXでの最大レバレッジ倍率にはかなり差があり、どの文脈でハイレバレッジを使うかによって大きく意味がことなります。

国内FX 海外FX
最大レバレッジ 最大25倍 500倍以上が一般的最大で6000倍(※)

※海外FX業者の口座によって、最大レバレッジは異なります。

国内FXでは最大25倍までのレバレッジ取引しかできません(法律で規制されているため)。国内FXに限って議論する場合は、1倍~5倍程度が普通のレバレッジで、10倍や25倍だとハイレバレッジという感覚です。

一方、海外FXの場合は、400倍や500倍以上のレバレッジが普通です。業者が個別に設定している最大レバレッジは、1000倍や1000倍、2000倍などが一般的でしょう。最も高い倍率だと、口座数が限られた口座ですが、IS6FXのレバレッジ6000倍口座があります。海外FXに限って議論する場合は、おおむね500倍以上がハイレバレッジという感覚で問題ないでしょう。ただし、明確に「何倍以上がハイレバレッジ」と決まっているわけではありません。

なお、この記事では海外FXも含めた想定で、500倍以上の取引をハイレバレッジとして解説していきます。

2. ハイレバレッジで運用するイメージを見てみよう

1章を読んでハイレバレッジの意味は理解しても、実際にどんな取引のイメージになるのかまで、なかなか想像できない方も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、実際ハイレバレッジではどんな取引になるのかを解説していきます。実際の取引をイメージしながら読み進めてみてください。

今回は、レバレッジ25倍(国内FXの最大値)とレバレッジ500倍(海外FXで選べる倍率)で比べてみます。なお、口座資金は10万円で、ドル円が1ドル100円の場合を想定しています。

2-1. 資金に余裕を持った取引が可能になる

FXの新規口座を開設して、口座にまず10万円を入金したとします。最初の取引で1万通貨(1ロット)の取引をしたい場合、レバレッジ倍率によって、必要証拠金の金額は以下のように違いが出てきます。

レバレッジ倍率 1ロット持つのに必要な証拠金 2ロット持つのに必要な証拠金
レバレッジ25倍 4万円 8万円
レバレッジ500倍 2,000円 4,000円

※必要証拠金とは、取引するために最低限必要となる預託金のことです。 必要証拠金=希望する取引価格(通貨数×レート)÷レバレッジ倍率で求めることができます。 例えばレバレッジ25倍の場合、1万通貨×100円÷25倍=4万円で求められます。

レバレッジ25倍だと、ドル円を2万通貨(2ロット)買うには8万円の証拠金が必要となります(必要証拠金=2万通貨×100円÷25倍=8万円)。口座残高は10万円なので、この場合の余剰資金はあと2万円しかないということになります。自由にトレードできる資金がもうあまり無い状態ですね。

一方、レバレッジ500倍なら、同じロットを買うのに証拠金はたった4,000円で済みます。余剰資金は9万6千円もあり、この資金で別のポジションを持つことが十分にできる状態です。かなり余裕を持った取引が可能になることが分かりますよね。

※ポジションを持つというのは、買いや売りの注文を出して、決済する前の状態を保有していることを意味します。

2-2. 強制ロスカットもされにくくなる

ハイレバレッジ取引では、レバレッジ倍率が高いほど必要証拠金が少なくなります。そうすると、必然的に証拠金維持率も上がるため、強制ロスカットがされづらくなります。

証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100

※有効証拠金とは、口座残高+クレジット残高+未実現の損益(含み益や含み損)のことです。 ※FX取引では、有効証拠金(残高+含み益や含み損)が「証拠金維持率」を下回ると、強制ロスカットされます。強制ロスカットされると、強制的にポジションが解消され、損失が確定します。 証拠金維持率はFX会社によってまちまちで、国内FX会社の場合は50%~100%程度、海外FX業者の場合は20%~30%程度が一般的です。

ここでは、証拠金維持率が20%を下回る場合にロスカットされるケースで考えてみましょう。

レバレッジ倍率 口座残高10万円がいくらになった時点でロスカットされるか
レバレッジ25倍 1万6千円
レバレッジ500倍 800円

レバレッジ500倍で2万通貨のポジションを取るためには、必要証拠金が4,000円で済みます。口座残高は10万円なのでかなり余力があり、口座残高が4,000円になった時点でようやく証拠金維持率が100%になります。ロスカット水準は20%なので、残高が800円(含み損99,200円)になって初めてロスカットが発動します。

一方、レバレッジ25倍の場合はどうでしょうか。レバレッジ25倍で2万通貨のポジションを取るための必要証拠金は8万円です。口座残高が10万円から8万円になった時点で、すでに証拠金維持率は100%です。(国内FX会社ではロスカット水準100%の業者もあり、この時点でロスカットされてしまうケースもあります。)

今回はロスカット水準が20%なので、口座残高が1万6千円(含み損84,000円)になると強制ロスカットされてしまいます。

FX初心者は「ハイレバレッジ=ハイリスクで危険」というイメージを持ちがちですが、こうして見てみると、逆にハイレバレッジの方が安全に余裕を持って資金を運用できることが分かります。

3. ハイレバレッジ取引のメリット

ここからは、改めてハイレバレッジ取引のメリットを解説します。

3-1. 少ない自己資金で効率的に取引ができる

ハイレバレッジ取引の最大のメリットは、限られた自己資金の中で最大限、効率的に取引ができる点にあります。たとえ自己資金が少なくても、大きな金額でのFX取引が可能です。

例えばレバレッジ1000倍取引なら、通常100万円が必要となる取引の場面で、1,000円の証拠金のみでFX取引ができるのです。

FX取引では、取引額に応じて「必要証拠金」という預託金を口座に入金する必要があります。レバレッジ取引を使えば、この必要証拠金の金額が少なくて済むのです。

▼米ドルを1万通貨(約100万円)取引する際の必要証拠金の金額

レバレッジ ドル円(100円の場合)
国内FX 1倍 100万円
10倍 10万円
25倍 4万円
海外FX 100倍 1万円
500倍 2,000円
1000倍 1,000円

米ドルを1万通貨取引する場合、レバレッジをかけないと100万円の証拠金が必要です。ところが、レバレッジをかければ、25倍なら4万円で済みます。国内FXの場合は25倍以上のレバレッジはかけられないため、ここまでです。

さらに海外FXの場合だと25倍以上のレバレッジ倍率を選ぶことができます。100倍なら1万円、500倍なら2千円、1000倍ならたった千円の証拠金で、1万通貨の取引が可能となります。

このようにハイレバレッジ取引では、たった数千円で百万円単位もの大きなお金を動かすことができるのが大きなメリットです。

3-2. 短期間で大きな利益を手にする可能性がある

少ない証拠金で大きなお金を動かせるということは、それだけ大きなチャンスがあるということになります。ハイレバレッジ取引を活用すれば証拠金の何倍ものポジションを持てるため、トータルの利益幅を大きくすることができます。

例えば、同じ10万円の資金を運用した場合を想定してみましょう。

レバレッジ倍率 持てるポジション 1円(100pips)動いた時の利益
1倍 1000通貨 1,000円
25倍 2.5万通貨 25,000円
100倍 10万通貨 100,000円
500倍 50万通貨 500,000円😊

※ドル円のレートが1ドル100円の場合

レバレッジを効かせないで取引した場合、10万円では1000通貨しかポジションを持てません(ドル円100円の場合)。これでは、1円(100pips)動いても利益はたった1,000円です。

ところが、レバレッジ25倍だと10万円の資金で2.5万通貨のポジションを持てるため、1円(100pips)動いた時の利益は2.5万円になります。さらにレバレッジ500倍だと50万通貨ものポジションを持てるため、1円(100pips)の動きでの利益は、なんと50万円となります。

ポジション量が多い分、pip差益は少なくて済み、レバレッジ500倍では、わずか10銭(10pips)で5万円の利益が出るのです。

もっとさまざまなパターンの金額比較は、「5. ローレバ(1倍)〜ハイレバ(2000倍)の各種比較」で表にまとめています。

こうしてハイレバレッジ取引で得た利益を複利運用していけば、短期間で大きな利益を狙うことができます。

ただし、価格が逆行した場合には損失も大きくなります。ロスカットが間に合わずに大きな損失を出した場合、国内FX業者では「追証(おいしょう)」という追加での入金を求められることもあるため、注意が必要です。

3-3. 海外FXならゼロカットで安心

たとえ価格が逆行しても、「ゼロカットシステム」を導入している海外FX業者ならば、口座残高以上の損失は発生しないため安心です。

ゼロカットシステムとは、残高がマイナスになったとしても、その損失をFX業者がカバーして、口座残高をゼロにリセットしてくれる嬉しい仕組みのことです。

追加証拠金を請求されることがないため、借金を負うリスクもありません。

ただし、ゼロカットシステムを導入していない国内FX会社では、追証が発生するため注意が必要です。ハイレバレッジでも安心して取引をしたいならば、ゼロカットシステム完備の海外FX業者がおすすめです。

ゼロカットシステムについてさらに詳しく知りたい方は、「追証なしを実現する海外FXのゼロカットシステムをわかりやすく解説」の記事をご覧ください。

4. ハイレバレッジ取引のデメリット

今度は、ハイレバレッジ取引のデメリットを見ていきましょう。一攫千金を狙えるハイレバレッジ取引ですが、危険性についても事前に知っておくことが大切です。

4-1. 損失の拡大スピードが早い

ハイレバレッジ取引の場合、レバレッジ倍率に比例して損失拡大スピードも早くなります。
先ほど「3-2. 短期間で大きな利益を手にする可能性がある」で、ハイレバレッジの方が大きな利益を狙えると解説しました。利益が大きくなるということは、逆に損失も大きくなることは理解できるでしょう。

レバレッジ倍率 持てるポジション 1円(100pips)動いた時の利益
1倍 1000通貨 1,000円
25倍 2.5万通貨 25,000円
100倍 10万通貨 100,000円
500倍 50万通貨 500,000円😢

※ドル円のレートが1ドル100円の場合

ただし、レバレッジ500倍だとあっという間に50万円損してしまうということは通常はありません。ゼロカットシステムがあれば口座残高以上の損失はおきませんし、損失が大きくなる前に通常は強制ロスカットが働きます。

4-2. 大きな取引をしたい誘惑が生まれる

ハイレバレッジ取引では、自分が持っている資金の何倍もの規模の取引ができてしまいます。そのため、もっと大きな取引をしたい誘惑に駆られてしまうトレーダーがいるのも事実です。

例えば、通常であれば10万円の証拠金で1000通貨しか取引できないところを、レバレッジ500倍だと50万通貨ものポジションを持ててしまうのです。

これまで説明した通り、ポジション量の管理をしっかりできるなら、ハイレバレッジは低レバレッジより安全にFX取引をすることができる安全な仕組みです。しかし、誘惑に抗えず必要以上にポジションを持ちすぎてしまうと、とたんに危険な仕組みとなりえます

ハイレバレッジを使う場合は、利益に目がくらんでポジションを持ち過ぎないよう、冷静な判断が求められます。

5. ローレバ(1倍)~ハイレバレッジ(2000倍)の各種比較

ローレバレッジ取引とハイレバレッジ取引のイメージを理解するための表を用意しました。参考資料としてお使いください。

5-1. レバレッジ別の必要証拠金の比較

ハイレバレッジの最大のメリットは、同じポジションを持つ場合に、必要証拠金が少なくて済むことです。

以下に、ドル円・ユーロ円・ポンド円をそれぞれ1万通貨取引する場合の必要証拠金を表にまとめました。レバレッジが高いほど、必要証拠金がかなり少額で済むことが分かります。

レバレッジ ドル円(100円) ユーロ円(125円) ポンド円(150円)
国内FX 1倍 100万円 125万円 150万円
10倍 10万円 12.5万円 15万円
25倍 4万円 5万円 6万円
海外FX 100倍 1万円 12,500円 15,000円
500倍 2,000円 2,500円 3,000円
1000倍 1,000円 1,250円 1,500円
2000倍 500円 625円 750円

1万通貨を取引したい場合、国内FXだと4万円〜100万円用意する必要がありますが、海外FXなら数百円~数千円の証拠金で取引が可能となります。

5-2. 同じ資金で持てるポジション量の比較

手元資金が10万円だった場合に、レバレッジ倍率ごとにどのくらいのポジションを持てるかを表にまとめました(米ドル円=100円の場合)。

レバレッジ倍率 資金が10万円の場合 資金が50万円の場合 資金が100万円の場合
国内FX 1倍 1000通貨 5000通貨 1万通貨
10倍 1万通貨 5万通貨 10万通貨
25倍 2.5万通貨 12.5万通貨 25万通貨
海外FX 100倍 10万通貨 50万通貨 100万通貨
500倍 50万通貨 250万通貨 500万通貨
1000倍 100万通貨 500万通貨 1000万通貨
2000倍 200万通貨 1000万通貨 2000万通貨

レバレッジが低い取引と比べると、ハイレバレッジ取引では多くのポジションを持つことができるため、その分大きな利益を掴むことが可能となります。

5-3. pip損益ごとの利益を比較

ハイレバレッジ取引を行うと、保有できるポジション量が何倍にもなるため、1円(100pips)動いた時の利益も比例して何倍にも大きくなります。

以下は、1円(100pips)動いた時の利益を一覧表にまとめたものです(米ドル円=100円の場合)。

レバレッジ倍率 資金が10万円の場合 資金が50万円の場合 資金が100万円の場合
国内FX 1倍 1000円 5000円 1万円
10倍 1万円 5万円 10万円
25倍 2.5万円 12.5万円 25万円
海外FX 100倍 10万円 50万円 100万円
500倍 50万円 250万円 500万円
1000倍 100万円 500万円 1000万円

実際には、ハイレバレッジで全力でポジションを持つことは稀でしょう。しかし、1円動いただけでこれほど大きな利益が出る可能性がある事実が、ハイレバレッジの大きなメリットといえるでしょう。

6.「ハイレバレッジ=危険」は誤解

ここまで読んだ方ならば、「ハイレバレッジ=危険」というイメージを払拭できているはずです。ここで改めて、ハイレバレッジとは何かまとめます。

初心者の方は、「レバレッジが100倍ということは、損する金額も100倍になるのではないか」と考えがちです。しかし、同じポジションを持っている場合、レバレッジが何倍であろうと、損益が何倍にもなるわけではありません。

1万通貨の取引をして1円の動きがあった場合、レバレッジが1倍だろうと500倍だろうと2000倍だろうと、1円分の損益が発生するだけなのです。

例えばドル円が100円の時に1万通貨を買ったとします。レバレッジごとに証拠金と利益をまとめた表が以下です。

レバレッジ倍率 必要証拠金 1ドル101円になった時の利益
国内FX 1倍 100万円 1万円
10倍 10万円 1万円
25倍 4万円 1万円
海外FX 100倍 1万円 1万円
500倍 2,000円 1万円
1000倍 1,000円 1万円

ハイレバレッジはあくまでも、必要証拠金が少なくて済むことを意味します。そしてその分、ポジションを多く持つことができるため、少ない資金で効率よく運用できるのです。

7. ハイレバレッジで資産を失わないための心がけ

ハイレバレッジ取引の良さを理解したところで、「早速ハイレバレッジ取引したい!」という気持ちが芽生えた方も多いかもしれません。しかし、デメリットのところでも述べた通り、ハイレバレッジ取引には注意点もあります。

ハイレバレッジ取引を行う上で気を付けたいポイントを3つお伝えします。

7-1. ポジション量の管理をしっかり行うこと

繰り返し説明した通り、ハイレバレッジ取引を行う上で、ポジション量の管理はとても大切です。

必要証拠金が同じ10万でも、レバレッジ1倍なら1000通貨(0.1ロット)しか買えないところを、レバレッジ500倍なら50万通貨(50ロット)も持てるのがハイレバレッジのメリットです。

しかし、目減りして良いお金が10万円しかないのに、全力で50万通貨ポジションを持つようなトレードは危険です。自分の財産とポジションのバランスを取りながら、どのくらいまでポジションを持っていいのか調整しながらトレードを進めましょう。

7-2. 余剰資金の中だけで行うこと

ハイレバレッジ取引を行う場合、利益が出るスピードも損失が出るスピードもかなり早くなります。大きく相場が動いた場合、一瞬にして強制ロスカットされてしまう危険性もあるのです。

また、ロスカットが間に合わない場合に、残高がゼロになる可能性もゼロではありません

海外FX業者の場合はゼロカットシステムがあるため、追証を補填する必要はありませんが、残高がゼロになる可能性は十分にあるのです。

ハイレバレッジ取引を行う場合は、必ず「無くなっても問題ない」余剰資金の中で行うようにしましょう。

7-3. 余裕のある精神状態でトレードを行うこと

これはFX取引全体に言えることですが、熱くなりやすい性格の方は、ハイレバレッジ取引には向いていません。

特にハイレバレッジ取引の場合、レバレッジ倍率に比例して利益も損失も大きくなるため、メンタルへの影響が大きくなりがちです。

メンタルコントロールができない場合、負けを取り戻そうとしたり、ポジションを必要以上に持ちすぎたりして、結局は損失が膨らんでしまうリスクがあります。

安定した精神状態を貯めてる方だけ、ハイレバレッジ取引にチャレンジしましょう。

8. 短期間で資金を何倍にもしたいなら海外FXがおすすめ

ここまで読んだ方は、ハイレバレッジ取引を使えば、安全に、そして時には一攫千金を狙える仕組みであることを理解できたのではないでしょうか。

国内FXの場合、法律でレバレッジが25倍に制限されているため、名一杯レバレッジをかけても25倍止まりです。一方、海外FXの場合、400倍や500倍が当たり前で、業者によっては最大6000倍のレバレッジをかけられる口座もあります。

また、国内FXにはない「ゼロカットシステム」があるため、ロスカットが間に合わなくて残高がマイナスになったとしても、追証(追加で請求される証拠金)が発生しません。

レバレッジに比例して損失も大きくなる可能性があるハイレバレッジ取引だからこそ、追証の無い安全なゼロカットシステムが完備されている業者を選ぶことが大切です。

具体的に「どの海外FX業者を選べばいいの?」ということが知りたい方は、「最大レバレッジが高い海外FXおすすめランキング!35口座を徹底比較」の記事をぜひご覧ください。

まとめ

この記事では、FX取引における「ハイレバレッジ」とは何か、初心者の方にも理解できるよう分かりやすく解説してきました。

危険なイメージを持たれがちなハイレバレッジ取引ですが、実は上手く使えば「むしろ安全」に運用できることが理解できたことでしょう。

それでも、取引の仕方によっては危険なトレードにもなりうるのがハイレバレッジです。自制心を持ちながら、きちんとポジションを管理してFX取引を進めるよう心がけましょう。

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