海外FXコラム 海外FXのロスカットとは?ロスカット回避のシミュレーションを紹介

海外FXのロスカットとは?ロスカット回避のシミュレーションを紹介

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海外FX取引において、投資家が最も恐れる事態といっても過言ではないロスカット。

ロスカットとは、証拠金維持率がロスカットレベルを下回った場合に、その時点で保有している全ポジションを、FX業者が強制決済する仕組みのことをいいます。

ロスカットが執行されると、それまで保有していた全ポジションが強制決済され、損失が確定します。

特に、海外FXではハイレバレッジ取引ができるため、わずか数pipsの変動であっという間にロスカット執行、という可能性もあります。

ロスカットによって、それまで保有していたポジションを全て失ってしまう、といった事態だけは、なんとしてでも避けたいですよね。

では、ロスカットを回避するにはどうすればいいのでしょうか。

また、ロスカットされにくい海外FX業者には、どのような特徴があるのでしょうか。

この記事では、下記のようなポイントについて解説します。

この記事のポイント
  • ・ ロスカットの基本ルール
  • ・ 証拠金維持率の計算方法
  • ・ 海外FXでロスカットを回避する方法
  • ・ ロスカットまでの許容負けpips数の計算方法
  • ・ 海外FX業者のロスカットレベルを比較
  • ・ 海外FX業者で取引した場合の、ロスカットまでの許容負けpips数をシミュレーション
  • ・ ロスカットされにくい海外FX業者の条件
  • ・ ロスカット率を軸に比較した場合におすすめの海外FX業者をご紹介

この記事が、海外FXのロスカットについて知りたいあなたのお役に立てることを願っています。

目次

1. 海外FXのロスカットとは?基本ルールを徹底解説

FXをするならば、必ず理解しておきたいロスカットの基本ルール。

ロスカットは、口座の証拠金維持率がロスカットレベルを下回った場合に、その時点で保有している全ポジションが強制決済される仕組みです。

では、ロスカットとは具体的にどのようなもので、その基準となるロスカットレベルや口座の証拠金維持率とは、何を意味する用語なのでしょうか。

ここではまず、ロスカットの基本ルールについて詳しく解説します。

1-1. ロスカットとは

ロスカットは、FX取引において口座の「証拠金維持率」が「ロスカットレベル」を下回った場合に、保有している全ポジションが強制決済される仕組みです。

ロスカット執行により全ポジションが強制決済されると、その時点で損失が確定します。

「強制決済」というとマイナスなイメージばかり抱きがちですが、ロスカットは、投資家の資産を守るための仕組みでもあります。

含み損が拡大した場合に全ポジションを強制決済することで、証拠金以上の損失が発生することを、つまり、口座残高がマイナスになることを防ぐのです。

ロスカットレベルはFX業者によって異なりますが、例えば、「ロスカットレベル100%」のFX業者で取引をする場合、口座の証拠金維持率が100%を下回った段階でロスカットとなり、その時点で保有している全ポジションが強制決済されます。

1-2. ロスカットレベルと証拠金維持率

ロスカットについて考えるうえで重要な意味をもつ、「ロスカットレベル」と「証拠金維持率」。
これらはそれぞれ、何を指す言葉なのでしょうか。

1-2-1. ロスカットレベルとは

「ロスカットレベル」とは、ロスカットが執行される「証拠金維持率」のことをいいます。
ロスカット執行の基準となる数値、と表現するとイメージしやすいでしょうか。

例えば、ロスカットレベル50%のFX業者で取引をする場合、口座の証拠金維持率が50%を下回った段階でロスカット執行となります。

ロスカットレベルはFX業者によって異なり、100%のところもあれば0%のところもあります。

1-2-2. 証拠金維持率とは

証拠金維持率とは、口座の有効証拠金に対する、必要証拠金の割合のことをいいます。

ここでまた、新しい言葉が出てきました。「有効証拠金」と「必要証拠金」です。

■有効証拠金とは

有効証拠金とは、口座にある証拠金残高に、含み益や含み損を加えたもののことをいいます。

有効証拠金の算出に当たっては、未実現の含み益・含み損が加味されます。

例えば、口座残高が5万円、評価損益-1万円である場合、有効証拠金は4万円となります。

含み益があれば有効証拠金は増えますが、含み損が増えると有効証拠金が減り、新たに取引できる通貨量が減るのはもちろん、ロスカットのリスクも高くなります。

■必要証拠金とは

必要証拠金とは、FX取引をするために口座へ預け入れなければならない、最低限の証拠金のことをいいます。

必要証拠金は、【注文時の価格 × エントリー枚数 ÷ レバレッジ】により算出します。

例えば、【1ドル=100円・レバレッジ25倍】という条件で1万ドル(100万円)分の取引を行う場合、下記の計算式により、必要証拠金は4万円となります。

必要証拠金(4万円)=注文時の価格(100円)×エントリー枚数(1万通貨)÷レバレッジ(25倍)

※必要証拠金の計算方法については、「3-1. 【STEP1】レバレッジを確認して必要証拠金を計算する

」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

1-3. 証拠金維持率の計算方法

証拠金維持率は、「証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 取引証拠金 × 100」という計算式により算出します。

下記のような条件で、実際に計算してみましょう。

預託証拠金:5万円
レバレッジ:25倍
通貨ペア:米ドル/円
取引:為替レート1ドル=100円で、1万ドルの買いポジション(必要証拠金4万円)

■評価損益-1万円(含み損1万円)になった場合

まずは、相場変動により1万円の含み損が生じたケースについて、試算してみます。

証拠金維持率=有効証拠金(5万円 – 1万円)÷ 必要証拠金(4万円) × 100 = 100%

上記の計算により、この場合の証拠金維持率は100%となります。

■評価損益-3万円(含み損3万円)になった場合

次に、さらに損失が拡大し、含み損が3万円になったケースについて、試算します。

証拠金維持率=有効証拠金(5万円 – 3万円) ÷ 必要証拠金(4万円) × 100 = 50%

上記の計算により、この場合の証拠金維持率は50%となります。

含み損が拡大すると、証拠金維持率が下がることがわかります。

■評価損益+1万円(含み益1万円)になった場合

今度は、保有するポジションの相場が値上がりし、1万円の含み益が生じたケースについて、試算してみます。

証拠金維持率=有効証拠金(5万円 + 1万円) ÷ 必要証拠金(4万円) × 100 = 150%

上記の計算により、この場合の証拠金維持率は150%となります。
含み益が増えると、証拠金維持率が高くなることがわかります。

上記の試算からもわかるように、証拠金維持率は、含み損が増えれば増えるほど低くなり、含み益が増えれば増えるほど高くなる傾向にあります。

つまり、含み損が拡大するということは、それだけロスカットのリスクも拡大するということなのです。

Point!

FX取引では、証拠金維持率がロスカットレベルを下回るとロスカット執行となるため、口座の証拠金維持率を常に把握しておくことが大切です。

1-4. 取引開始~ロスカットまでの流れ

ロスカットは、下記のような流れで執行されます。

取引開始~ロスカットまでの流れ
  • ① 取引開始
  • ② 相場変動などにより証拠金維持率が低下
  • ③ ロスカットが近いことを警告するマージンコールがかかる
  • ④ 証拠金維持率がロスカットレベルを下回る
  • ⑤ ロスカット執行

例えば、【マージンコールレベル50%・ロスカットレベル30%】の業者で取引をする場合、下記のような流れでロスカットが執行されます。

証拠金維持率100%、つまり、「有効証拠金=必要証拠金」という状態になると、新規注文はできません。

そして、さらに相場が下落して含み損が増え、証拠金維持率が50%になると、マージンコールが発動し、「あと少しでロスカットになるよ」という旨の警告がなされます。

ここで、証拠金の追加やポジションの一部決済などによって証拠金維持率が回復すれば、ポジションを持ち続け、再び利益を狙うことができます。

これに対して、証拠金維持率が回復せず、さらに含み損が増えて証拠金維持率がロスカットレベルの30%を下回ってしまうと、【ロスカット執行=全ポジション強制決済】となります。

2. 海外FXでロスカットを回避するにはどうすればいい?

ロスカットは、海外FX取引において投資家が最も恐れる事態、といっても過言ではありません。

ロスカットが執行されるとその時点で保有している全ポジションが強制決済され、損失が確定してしまうからです。

為替レートの変動により含み損が拡大してもなお、ポジションを持ち続けて利益を狙うには、ロスカットを回避する必要があります。

そこで覚えておきたいのが、ロスカットを回避する方法です。

ロスカットさえ回避できれば、一時的に含み損が拡大したとしてもポジションを持ち続け、再び利益を狙いにいくことができますので、ぜひ参考にしてください。

2-1. 証拠金維持率500%以上をキープする

ロスカットを避けるには、証拠金維持率を高く保つことが大切です。

高い証拠金維持率をキープできていれば、含み損が少々拡大したとしても、証拠金維持率がロスカットレベルを下回る可能性が低いからです。

下記の試算条件で、考察してみましょう。

同じ取引条件でも、口座の証拠金維持率500%のケース①と証拠金維持率100%のケース②では、ロスカットまでの許容含み損に4万円もの差が生じています。

ケース②では1ドルあたり0.5円の相場変動にしか耐えられないところ、ケース①では1ドルあたり4.5円の相場変動まで耐えられるのです。

ロスカットを回避するには、口座に十分な額の有効証拠金を入金しておきましょう。

一般に、安全な証拠金維持率は500%であるといわれています。

例えば、必要証拠金が1万円である場合、その5倍の金額である5万円をFX口座へ入金しておくことで、口座の証拠金維持率を500%に保つことができます。

思わぬタイミングでのロスカットによる損失確定を防ぐため、必要証拠金の5倍の金額の入金を心がけましょう。

※ロスカットまでの許容pips数の計算方法については、「3. 【3STEP】ロスカットまでの許容pips数の計算方法」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

2-2. レバレッジを高くしすぎない

海外FXの大きな魅力である「ハイレバレッジ取引」ですが、ロスカットを避けるには、レバレッジを高くしすぎないことも大切です。

具体的を挙げて、考察してみましょう。

同じ取引条件でも、レバレッジ25倍で取引するケース①とレバレッジ1,000倍で取引するケース②では、ロスカットまでの許容負けpips数に195もの差が生じています。

レバレッジ25倍での取引ならば1ドル=100円から98円になった段階でロスカットとなるところ、レバレッジ1,000倍での取引では1ドル=100円から99.95円になった段階でロスカットされてしまうのです。

ハイレバレッジ取引では、少ない資金で多くの通貨量を取引できる反面、ほんの少しの値動きでロスカットになってしまう可能性があります。

資金にかなりの余裕がある場合を除き、ロスカットを避けるには、レバレッジを高くしすぎないことをおすすめします

この点については、「6-2. 資金に余裕があるならハイレバ取引もあり!」でも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

2-3. マージンコールを活用する

ロスカットを回避するには、マージンコールを上手に活用することも重要です。

「マージンコール」とは「ロスカットアラーム」と呼ばれることもあるシステムで、「含み損がこれ以上拡大すると、ロスカットが執行されてしまいますよ」ということを知らせてくれます。

マージンコールがあった段階で証拠金の追加入金をしたり、保有しているポジションの一部を決済したりすれば、証拠金維持率が回復してロスカットを避けられます。

2-4. ロスカットまでの許容pips数を把握する

ロスカットを回避するには、ロスカットまでの許容pips数を把握しておくことも大切です。

「pips」とは為替レートの変動幅を表す単位で、米ドル/円の場合、1pipsは0.01円となります。

例えば、ロスカットまでの許容、負けpips数が300である場合、1ドルあたり3円の値下がりでロスカット執行、ということになります。

自分が保有するポジションの為替レートが、どのくらい値動きした場合にロスカットになるのか正確に把握できれば、証拠金を追加するタイミングや、ポジションを一部決済するタイミングをつかみやすくなるでしょう。

ロスカットまでの許容負けpips数の計算方法については、次章「3. 【3STEP】ロスカットまでの許容負けpips数の計算方法」で詳しく解説します。

3. 【3STEP】ロスカットまでの許容pips数の計算方法

ロスカットを回避するために必ず把握しておきたいのが、「ロスカットまでの許容pips数」です。

「ロスカットまでの許容pips数」とは、ロスカットまで耐えられる含み損を為替レートの変動幅を表す「pips」という単位に換算したもののことをいいます。

ロスカットまでの許容pips数は、下記の3STEPで計算します。

それでは早速、ロスカットまでの許容pips数の計算方法について見ていきましょう。
今回は、下記の条件で計算します。

【試算条件】
通貨ペア:米ドル/円
為替レート:1ドル=100円
取引通貨数:10万通貨
レバレッジ:500倍
ロスカットレベル:30%
預託証拠金:10万円

3-1. 【STEP1】レバレッジを確認して必要証拠金を計算する

まずは、レバレッジを確認して、必要証拠金の額を算出しましょう。

必要証拠金は、【注文時の価格 × エントリー枚数 ÷ レバレッジ】により算出します。

この計算式に今回の試算条件を当てはめると、下記のようになります。

注文時の価格(100円)×エントリー枚数(10万通貨)÷レバレッジ(500倍)=必要証拠金(2万円)

よって、この取引での必要証拠金は、2万円となります。

3-2. 【STEP2】ロスカットまで許容できる含み損を円で計算

次に、ロスカットまで許容できる含み損を「円」で計算します。

ロスカットまで許容できる含み損は、【口座残高 -(必要証拠金×ロスカットレベル)】により算出します。

この計算式に試算条件を当てはめると、下記のようになります。

口座残高(10万円)-必要証拠金(2万円)×ロスカットレベル(30%)=許容含み損(9万4,000円)

つまり、ロスカットまでの許容含み損は9万4,000円であり、これ以上の含み損が出た段階でロスカットが執行されます。

3-3. 【STEP3】含み損をpipsに換算

ロスカットまでの許容含み損を算出したら、これを「pips」に換算します。

3-3-1. 1pipsの価値を計算

円で計算したロスカットまでの許容含み損をpipsに換算するにあたり、まずは、この取引における1pipsの価値を計算しましょう。

1pipsの価値は【取引通貨量×0.0001×為替レート】により算出されます。

これに試算条件を当てはめると、下記のようになります。

取引通貨量(10万枚)×0.0001×為替レート(100)=1pipsの価値(1,000円)

よって、ケースにおける、1pipsの価値は1,000円となります。

3-3-2. ロスカットまでの許容pips数を計算

この取引における1pipsの価値がわかったら、最後に、ロスカットまでの許容pips数を計算します。
ロスカットまでの許容pips数は、【ロスカットまでの許容含み損 ÷ 1pipsの価値】により算出します。

これに試算条件を当てはめると、下記のようになります。

許容含み損(9万4,000円)÷1pipsの価値(1,000円)=許容pips数(94pips)

今回のケースにおけるロスカットまでの許容pips数は「94」で、1ドル=100円から99.06円になった時点で、ロスカットが執行される計算になります。

為替レートがどのくらい値動きするとロスカットになるのか理解しておけば、証拠金を追加入金したり、損切りをしたりするタイミングをつかみやすくなるでしょう。

4. 【徹底比較】海外FX業者のロスカットレベル

ロスカット執行の判断基準となる「ロスカットレベル」は、FX業者によって異なります。
ここでは、海外FX業者のロスカットレベルを比較してみましょう。

海外FX業者 ロスカット率 最大レバレッジ
iFOREX 0% 400倍
Hot Forex 10% 1,000倍
XM 20% 888倍
FBS 20% 3,000倍
AXIORY 20% 400倍
Titan FX 20% 500倍
GEM FOREX 20% 1,000倍
Iron FX 20% 1,000倍
LAND-FX 30% 500倍
FX Pro 50% 200倍
IS6FX 50% 1,000倍

海外FX業者の多くは、ロスカットレベルを20%以下に設定していますが、これには、海外FXならではの、レバレッジの高さが大きく関係しています。

数百倍、数千倍といったハイレバレッジ取引では、わずか数pipsの変動で含み損が大きく拡大してしまいます。

そのため、レバレッジを高く設定できる業者では安易にロスカットされることがないよう、ロスカットレベルを低めに設定する傾向があるのです。

5. 【海外FX業者別】ロスカットまでの許容pips数をシミュレーション

FX業者によって異なる、ロスカットレベル。
実際に取引した場合、ロスカットまでの許容pips数はどのくらいになるのでしょうか。
ここでは、主要な海外FX業者5社について、ロスカットまでの許容pips数をシミュレーションしてみましょう。

【試算条件】
通貨ペア:米ドル/円
為替レート:1ドル=100円
取引量:10万通貨
預入証拠金:10万円
レバレッジ:各FX業者の最大レバレッジを適用
ロスカットレベル:各FX業者のロスカットレベルを適用

5-1. XM

出典:XM

【試算条件】
通貨ペア:米ドル/円
為替レート:1ドル=100円
取引量:10万通貨
預入証拠金:10万円
レバレッジ:888倍
ロスカットレベル:20%

XMにおいて上記の条件で取引をする場合の、必要証拠金、ロスカットになる有効証拠金、ロスカットまでの許容含み損は下記の通りです。

● 必要証拠金=100円×10万通貨÷888倍=1万1,261円

● ロスカットになる有効証拠金=1万1,261円×20%=2,252円

● ロスカットまでの許容含み損=10万円-2,252円=9万7,748円

10万通貨の取引における1pipsあたりの価値は「1pips=1,000円」ですので、ロスカットまでの許容pips数は「97.7pips」となります。

5-2. FBS

出典:FBS

【試算条件】
通貨ペア:米ドル/円
為替レート:1ドル=100円
取引量:10万通貨
預入証拠金:10万円
レバレッジ:3,000倍
ロスカットレベル:20%

FBSにおいて上記の条件で取引をする場合の、必要証拠金、ロスカットになる有効証拠金、ロスカットまでの許容含み損は下記の通りです。

● 必要証拠金=100円×10万通貨÷3,000倍=3,333円
● ロスカットになる有効証拠金=3,333円×20%=667円
● ロスカットまでの許容含み損=10万円-667円=9万9,333円

10万通貨の取引における1pipsあたりの価値は「1pips=1,000円」ですので、ロスカットまでの許容pips数は「99.3pips」となります。

5-3. TitanFX

出典:TitanFX

【試算条件】
通貨ペア:米ドル/円
為替レート:1ドル=100円
取引量:10万通貨
預入証拠金:10万円
レバレッジ:500倍
ロスカットレベル:20%

XMにおいて上記の条件で取引をする場合の、必要証拠金、ロスカットになる有効証拠金、ロスカットまでの許容含み損は下記の通りです。

● 必要証拠金=100円×10万通貨÷500倍=2万円
● ロスカットになる有効証拠金=2万円×20%=4,000円
● ロスカットまでの許容含み損=10万円-4,000円=96,000円

10万通貨の取引における1pipsあたりの価値は「1pips=1,000円」ですので、ロスカットまでの許容pips数は「96pips」となります。

5-4. AXIORY

出典:AXIORY

【試算条件】
通貨ペア:米ドル/円
為替レート:1ドル=100円
取引量:10万通貨
預入証拠金:10万円
レバレッジ:400倍
ロスカットレベル:20%

AXIORYにおいて上記の条件で取引をする場合の、必要証拠金、ロスカットになる有効証拠金、ロスカットまでの許容含み損は下記の通りです。

● 必要証拠金=100円×10万通貨÷400倍=2万5,000円
● ロスカットになる有効証拠金=2万5,000円×20%=5,000円
● ロスカットまでの許容含み損=10万円-5,000円=9万5,000円

10万通貨の取引における1pipsあたりの価値は「1pips=1,000円」ですので、ロスカットまでの許容pips数は「95pips」となります。

5-5. iFOREX

出典:iFOREX

【試算条件】
通貨ペア:米ドル/円
為替レート:1ドル=100円
取引量:10万通貨
預入証拠金:10万円
レバレッジ:400倍
ロスカットレベル:0%

iFOREXにおいて上記の条件で取引をする場合の、必要証拠金、ロスカットになる有効証拠金、ロスカットまでの許容含み損は下記の通りです。

● 必要証拠金=100円×10万通貨÷400倍=2万5,000円
● ロスカットになる有効証拠金=2万5,000円×0%=0円
● ロスカットまでの許容含み損=10万円-0円=10万円

10万通貨の取引における1pipsあたりの価値は「1pips=1,000円」ですので、ロスカットまでの許容pips数は「100pips」となります。

6. ロスカットされにくい海外FX業者の条件とは?

ポジションを持ち続けるために、なんとしても避けたいロスカット。

5. 【海外FX業者別】ロスカットまでの許容pips数をシミュレーション」では、ロスカットまでの許容pips数を海外FX業者別にシミュレーションしましたが、これにより、ロスカットされにくいFX業者には下記2つの特徴があることがわかります。

ここでは、その理由について詳しくご説明します。

6-1. ロスカットレベルが低い業者ほどロスカットされにくい!

5. 【海外FX業者別】ロスカットまでの許容pips数をシミュレーション」で試算した海外FX業者ごとのロスカットレベル・レバレッジ・ロスカットまでの許容負けpips数を整理すると、下記のようになります。

海外FX業者 ロスカットレベル レバレッジ 許容負けpips数
FBS 20% 3,000倍 99.3pips
XM 20% 888倍 97.7pips
Titan FX 20% 500倍 96pips
AXIORY 20% 400倍 95pips
iFOREX 0% 400倍 100pips

※通貨ペア:米ドル/円、為替レート:1ドル=100円、取引量:10万通貨、預入証拠金:10万円

同じ取引通貨量・レバレッジ倍率で試算した場合、ロスカットレベルが低ければ低いほど、ロスカットまでの許容負けpips数が大きくなることがわかります。

FX初心者の方、ハイレバレッジ・フルレバレッジでの取引を希望する方は、ロスカットレベルの低い海外FX業者を選ぶことをおすすめします

6-2. 資金に余裕があるならハイレバ取引もあり!

5. 【海外FX業者別】ロスカットまでの許容pips数をシミュレーション」の試算結果によると、同じロスカットレベルならば、レバレッジが高ければ高いほどロスカットまでの許容負けpips数が大きくなることがわかります。

海外FX業者 ロスカットレベル レバレッジ 許容負けpips数
FBS 20% 3,000倍 99.3pips
XM 20% 888倍 97.7pips
Titan FX 20% 500倍 96pips
AXIORY 20% 400倍 95pips

※通貨ペア:米ドル/円、為替レート:1ドル=100円、取引量:10万通貨、預入証拠金:10万円

この結果だけを見ると、多くの人が「ハイレバ取引の方がロスカットされにくい」と思うでしょう。

もちろん、その考えが全て間違っているわけではありません。

しかし、ここで注意しなければならないのは、この試算は資金にかなり余裕がある状態を前提としている、という点です。

6-2-1. 資金に余裕がある状態ならばハイレバ取引が有利

資金に余裕があり、高い証拠金維持率を維持できる場合、ハイレバレッジ取引の方がロスカットされにくい傾向があります。

下記の条件で考えてみましょう。

通貨ペア:米ドル/円
為替レート:1ドル=100円
取引通貨量:1万通貨
預託証拠金:10万円
ロスカットレベル:20%

ロスカットまでの許容含み損は、【口座残高ー(必要証拠金×ロスカットレベル)】により算出します。

■レバレッジ25倍

・必要証拠金=100円×1万通貨÷レバレッジ25=4万円
・ロスカットまでの許容含み損=10万円-(4万円×20%)=9万2,000円

■レバレッジ1,000倍

・必要証拠金=100円×1万通貨÷レバレッジ1,000=1,000円
・ロスカットまでの許容含み損=10万円-(1,000円×20%)=9万9,800円

取引通貨量が同一である場合、必要証拠金の額はレバレッジが高くなればなるほど少なくなりますので、ロスカットまでの許容含み損が大きくなるのは、ある意味当然なのです。

6-2-2. 資金に余裕がない状態でのハイレバレッジ取引はロスカットのリスク大!

次に、資金に余裕がない状態でハイレバレッジ取引をした場合について、考えてみましょう。

下記条件のもと、預託証拠金10万円で、可能な限り多くの通貨量を取引すると仮定します。

通貨ペア:米ドル/円
為替レート:1ドル=100円
取引通貨量:10万円で買えるだけ買う
預託証拠金:10万円
ロスカットレベル:20%

■レバレッジ25倍

・取引できる通貨量=10万円÷100円×レバレッジ25=2万5,000通貨
・ロスカットまでの許容含み損=10万円-(10万円×20%)=8万円
・この取引における1pipsの価値=2万5,000通貨×0.0001×為替レート100円=250円
・ロスカットまでの許容pips数=8万円÷250円=320pips

■レバレッジ1,000倍

・取引できる通貨量=10万円÷100円×レバレッジ1,000=100万通貨
・ロスカットまでの許容含み損=10万円-(10万円×20%)=8万円
・この取引における1pipsの価値=100万通貨×0.0001×為替レート100円=1万円
・ロスカットまでの許容pips数=8万円÷1万円=8pips

レバレッジ25倍での取引ならば1ドル=100円から96.8円になった段階でロスカットとなるところ、レバレッジ1,000倍での取引では1ドル=100円から99.92円になった段階でロスカットされます。

このように、資金に余裕がない状態でハイレバレッジ取引を行うと、ごくわずかな値動きでロスカットになってしまうのです。

「ハイレバ取引の方がロスカットされにくい」のは確かな事実ですが、それはあくまでも、資金に十分な余裕がある場合に限ります。

資金に余裕がない場合は、レバレッジを高くしすぎないよう注意しましょう

海外FXのハイレバレッジ取引については「FXの最大レバレッジは国内25倍・海外3,000倍!実例で解説」でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

7. ロスカットレベルを軸に比較した場合におすすめの海外FX業者

これから海外FXを始める方にとって、FX業者選びはとても重要な問題です。

FX業者によってロスカットレベルやマージンカットレベル、最高レバレッジが異なるため、どの業者で取引をするかによって、ロスカットのされにくさが変わってくるからです。

そこで最後は、ロスカットレベルを軸に比較した場合におすすめの海外FX業者をご紹介します。

海外FX業者 ロスカットレベル マージンコール 最高レバレッジ ロスカットされにくさ
iFOREX 0% 0.25% 400倍
XM 0% 40% 888倍
FBS 0% 50% 3,000倍

7-1. iFOREX-証拠金維持率0%までポジションを持ち続けられる!

出典:iFOREX

とにかくロスカットされにくい業者で取引をしたい、という方にぜひおすすめしたいのが、iFOREXです。

iFOREXの主な特徴
ロスカットレベル 0%
マージンコールレベル 0.25%
最高レバレッジ 400倍

iFOREX最大の魅力は、証拠金維持率が0%になるまでポジションを保持し続けられるところです。

数ある海外FX業者の中でも、「ロスカットレベル0%」の業者はここしかありません。

含み損が拡大してもロスカットされにくく、ポジションを持ち続けて再び利益を狙いにいけるというのは、投資家にとって大きなメリットです。

もちろん、iFOREXにはゼロカットシステムがありますので、急激な相場変動などによってロスカットが間に合わなくても、追証が発生することはありません。

最低限の預託証拠金で大きなリターンを狙いたい方は、iFOREXでの取引を検討してみてはいかがでしょうか。

iFOREXの特徴については「iFOREXの評判は?口コミから分かる良い評判6つと悪い評判3つ」で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

AXIORYの口座開設はこちら

7-2. XM-海外FX初心者にもおすすめ!

出典:XM

海外FX初心者でどの業者を選ぼうか悩んでいる方、ハイレバレッジ取引をしてみたいけれどロスカットが不安な方には、XMをおすすめします。

XMの主な特徴
ロスカットレベル 20%
マージンコールレベル 50%
最高レバレッジ 888倍

XMのロスカットレベルは20%となっており、海外FX業者の中でも低めの設定になっています。

また、口座の最高レバレッジが888倍で、海外FXならではのハイレバ取引をすることも可能です。

さらに、証拠金維持率が50%になった段階でマージンコールがかかりますので、ある程度余裕をもって、ロスカット回避のための対策を講じることも可能です。

XMは、信頼性や取引スペックの高さ、充実したボーナスなど、ロスカット以外にも魅力的なポイントが多いFX業者でもあります。

ロスカットされにくいFX業者を探している方はもちろん、海外FX初心者の方、業者選びに悩んでいる方は、XMでの取引を検討してみてはいかがでしょうか。

XMについては「XMのメリット15個とデメリット6個|XMが向いている人が分かる」で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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7-2. FBS-ハイレバレッジ取引をしたいならここ!

出典:FBS

ロスカットされにくい海外FX業者でハイレバレッジ取引をしたい方には、FBSをおすすめします。

FBSの主な特徴
ロスカットレベル 20%
マージンコールレベル 40%
最高レバレッジ 3,000倍

FBS最大の特徴は、最高レバレッジ3,000倍での取引が可能である点です。

資金に余裕があり、口座の証拠金維持率を高く保てるのであれば、レバレッジが高い方がロスカットされにくくなります。

ロスカットレベルは20%となっておりiFOREXの0%には及びませんが、フルレバレッジで取引する場合、ロスカットされずに持ち続けられるポジションの最大金額は、iFOREXとほぼ同等レベルです。

ロスカットを回避しつつ、海外FXならではのハイレバレッジ取引で大きなリターンを狙いにいきたい方は、FBSでの取引を検討してみてはいかがでしょうか。

FBSについては「FBSの評判は?利用者のコメントから分かるリアルな評判を徹底解説」でも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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まとめ

ロスカットは、FX口座の証拠金維持率がロスカットレベルを下回った場合に、その時点で保有している全ポジションが強制決済される仕組みです。

ロスカットが執行されると損失が確定するため、ポジションを持ち続けて利益を狙うには、ロスカットを回避しなければなりません。

海外FXでロスカットを回避するには、下記のような対策が効果的です。

ロスカットを回避する方法
  • ① 証拠金維持率500%以上をキープする
  • ② レバレッジを高くしすぎない
  • ③ マージンコールを活用する
  • ④ ロスカットまでの許容負けpips数を把握する

ハイレバレッジ取引は海外FXならではの魅力ですが、資金が少ない状態で取引をすると、わずか数pipsの相場変動であっという間にロスカット執行、という可能性もあります。

海外FXでハイレバレッジ取引をする際は、ロスカットに十分注意しましょう。

ロスカットレベルは、海外FX業者によって異なります。

一般に、ロスカットレベルが低い業者ほど、ロスカットされにくい傾向がありますので、海外FX業者を選ぶ際は、ロスカットレベルがどのくらいに設定されているのか、必ず確認しましょう。

ロスカットさえされなければポジションを持ち続けられますので、たとえ含み損が拡大したとしても、再び利益を狙いにいくことが可能です!

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