海外FXでのクレジットカード利用方法と入金できる海外FX業者一覧

「海外FXの取引に、クレジットカードは利用できるの？」
「海外FXの入出金でクレジットカードが利用できるか知りたい」

手軽に決済ができるクレジットカードが、海外FX取引で利用できるととても便利ですよね。

結論から言うと、海外FXの取引ではクレジットカードが利用できるケースが多いです。海外FX業者によって利用の可否や導入している国際ブランドが異なるため100％利用できるとは言えませんが、利用できる海外FX業者が増えています。

クレジットカードで入金をするとすぐに反映されるだけでなく手数料がかからないので、投資スタイルに合わせて利用しやすいメリットがあります。

一方で、出金時に時間や手数料がかかる場合があるので、事前に注意点を把握してから利用を検討することが大切です。

そこでこの記事では、海外FX業者で利用できるクレジットカード一覧やクレジットカードの利用方法を詳しく解説していきます。

この記事を最後まで読めば、海外FXの取引にクレジットカードを利用すべきか判断できるようになるはずです。海外FXでの取引が多ければ多いほど入出金のしやすさは大切なポイントとなるので、ぜひチェックしてみてください。

1.海外FX業者で利用できるクレジットカード一覧

まずは、「おすすめ海外FX業者の比較ランキングTOP10！目的別にベストな業者が選べる」で紹介している海外FX業者で利用可能なクレジットカードを一覧でご紹介します。

	カード使用の有無	使用できるクレジットカードの種類
XM Trading		VISA JCB
AXIORY		JCB （VISAは一時的に利用できないとサイト上に記載）
Tradeview		VISA mastercard
GEMFOREX		VISA mastercard アメックス DINERS Club DISCOVER （アメックスと DINERS Clubは、米ドル決済限定）
FBS		JCB
IS6FX		VISA JCB mastercard
HotForex		JCB
IronFX		VISA JCB
IronFX
instaforex		VISA mastercard

このように利用できる国際ブランドには差があるので事前に把握する必要はありますが、ほとんどの海外FX業者でクレジットカードは利用できます。

「2.海外FXの入出金にクレジットカードを利用する方法」で詳しくご紹介しますが、使い方が簡単で誰でも簡単に利用できます。

また、手数料を抑えることができ入金が即時反映されるので、海外FXの利用頻度が高い人こそクレジットカードを利用するべきです。

「具体的にクレジットカードで入出金する方法を知りたい」という人のために、次の章では海外FXの取引でクレジットカードを使う方法を解説していきます。

2.海外FXの入出金にクレジットカードを利用する方法

海外FXでクレジットカードを利用するには、海外FX口座への入金、出金方法の2つを把握する必要があります。

海外FX業者によって多少違いはありますが、ここではオーソドックスな入出金方法をご紹介します。どのように利用するのか気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

2-1.海外FX口座に入金をする場合

クレジットカードで海外FX口座に入金するときは、ショッピング枠での支払いとなります。

利用方法はとても簡単で、クレジットカードを使い買い物をするときと変わりません。海外FX口座に入金したい額を選択または入力し、クレジットカードで決済をします。ショッピング枠の利用限度額内であれば、すぐに海外FX口座に反映されます。

また、クレジットカード入金は時間に左右されることがなく（サイト等のメンテナンス時間を除く）、手軽に利用でるところも大きな魅力です。

例えば、10万円を海外FX口座に入金する場合は、下記のような流れで行います。

このように、海外FX口座への入金にクレジットカードを使用するときには、通常のオンラインショッピングと同じように利用できます。

2-2.出金をする場合

海外FX口座から出金をするときは

・利益が発生しなかった場合
・入金額よりも出金額が大きくなる場合

で出金方法が異なります。それぞれどのように出金をするのか、詳しく解説していきます。尚、前提として入金をしたクレジットカードと出金するクレジットカードは同一でなければならないため注意しましょう。

2-2-1.利益が発生しなかった場合

利益のない状態で海外XE口座から出金したい場合は、ショッピング枠のキャンセル扱いとなります。例えば、40万円入金し40万円をそのまま出金したい場合は、システム上で40万円分のキャンセル処理を行います。

クレジットカードの締め日の前に入金手続きと出金手続きが完了している場合は、相殺されるので指定口座からお金が引き落としされることはありません。

しかし、中には半月前に40万入金し利益が発生しないからそろそろ引き出すなど、入金と出金のタイミングに時差が生まれることが多々あります。

この場合は、出金手続きをしたタイミングのクレジットカード支払い額から40万円が引かれた額が請求されます。仮にこの月のクレジットカード請求額が50万円だったとすると、出金額の40万円分が差し引かれて10万円がこの月の請求額となります。

2-2-2.利益が発生した場合

海外FX取引をして利益が発生した場合はクレジットカードで入金した額まではキャンセル処理、利益分は海外送金となります。（一部FX業者では全額銀行送金となる場合があります）

例えば、クレジットカードで10万円を入金し5万円の利益が発生、合計15万円を出金したいとしましょう。まず、クレジットカードで入金をした額のと同額となる10万円はシステム上でキャンセル処理を行います。残りの5万円は送金されて、指定の口座に振り込まれます。

ここで注意したいのは、利益分は海外送金となるので送金手数料が発生することです。送金手数料は送金額や利用しているXF業者によって大きく異なるため一概には言えませんが、0円～4,000円ほどかかります。

このように、クレジットカード入金額以上の出金をしたい場合は

・クレジットカード入金額まではキャンセル扱いで処理をする
・クレジットカード入金額を超えた利益分は銀行送金となる

という2つの方法を駆使して出金をすることを覚えておきましょう。

3.海外FXの取引でクレジットカードを利用するメリット

海外FXの取引でクレジットカードを利用するメリットとして

・入金がすぐに反映される
・入金・入金と同額までの出金は手数料が無料

という2つがあります。どのような点でメリットとなるのか、ぜひチェックしてみてください。

3-1.入金がすぐに反映される

クレジットカード経由で海外EX口座に入金をすると、即時反映されてすぐに取引が開始できます。「今すぐに取引を開始したい」「大事なタイミングなのに、口座の残高が足りなくなってきた」といったときにも、すぐに入金でき取引を継続することが可能です。

下記は、海外FXの主な入金方法です。銀行送金は入金の反映までに数時間～数週間を要しますが、クレジットカードは即時反映されます。

仮想通貨やオンラインウォレットも即時反映されますが、リスクや手数料などのコスト面から導入に踏み込めない人もいるでしょう。その点クレジットカードは、2020年時点で国内発行枚数は2億9,296万枚となっており、成人人口比で考えると一人当たり2.8枚を所有していることになります。

つまり、クレジットカードなら既に使用している人が多く、慣れている決済方法で迅速な入金反映が叶います。

参考；：一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について」

3-2.入金・入金と同額までの出金は手数料が無料

海外FXの取引にクレジットカードを利用するといくら入金をしても無料、入金と同額までの出金は無料です。

これがどれくらいお得なのかは、他の入出金方法と比較すると分かります。オンラインウォレットと銀行送金、仮想通貨の入出金手数料の目安は下記のとおりです。

オンラインウォレットはサービスにより手数料は異なりますが、bitwalletの場合は無料としている海外FX業者ばかりです。しかし、オンラインウォレットにお金を入出金するときに手数料がかかる場合があるので、使い方によっては意外と手数料が取られます。

銀行送金では入出金する金額や利用する海外FX業者に定められている金額が変わりますが、4,000円ほど必要な場合もあります。仮想通貨は入出金の手数料自体は無料ですが、仮想通貨自体の変動が大きいので出金額が増減することは充分に考えられます。

このように見てみるとクレジットカードは手数料がかからないので手軽に入金や一部出金ができ、手数料によって利益が減ってしまうことがありません。

4.海外FXの取引でクレジットカードを利用するときの注意点

海外FXの取引でクレジットカードを利用するメリットが分かったところで、気になるのは注意点です。海外FXの取引でクレジットカードを利用するときには

・ポイント付与目的で利用しない
・出金に時間がかかる場合がある
・出金時の海外銀行送金には手数料がかかる

という注意点があります。事前に把握しておかないと取引時に思わぬところで、トラブルになる可能性があるのでぜひチェックしてみてください。

4-1.ポイント付与目的では利用しない

「クレジットカードを利用して入金をすれば、ポイントやマイルが貯まるかも」と考えている人はいるかと思います。確かに海外FX口座に入金するときにはショッピング枠を利用するため、通常の買い物と同じようにポイントが溜まります。

しかし、出金の際には入金をキャンセル処理するため、返金されるタイミングで付与されたポイントもキャンセル処理されるので注意が必要です。

中には、海外FX取引をせずにポイント付与目的で、海外FX口座に入金するケースも少なからずあるようです。このような取引が疑われる場合は、海外FA業者が税務署や財務局、取引先の金融機関に報告をする取り組みが始まっています。

・海外FX口座の入金時にポイントが付与されても、キャンセル処理時にポイントもキャンセルとなる
・ポイント付与目的で海外FX口座に入金をすると、税務署や財務局、取引先の金融機関に報告される可能性がある

という2点から海外FXの取引でクレジットカードを利用しても、ポイントは利用できないことを把握しておきましょう。

4-2.出金にかかる時間がかかる場合がある

クレジットカードを利用して海外FX取引をする場合、入金結果はすぐに反映されますが出金には時間がかかります。

クレジットカードでの入出金に対応している海外FX業者の出金スピードを見てみると、出金申請をしてから長い場合で20日程度時間を要することが分かります。

海外FX業者の処理後にはクレジットカード会社でのキャンセル処理が必要なので、もう少し時間がかかることも考えられます。

これに加えて、クレジットカードには締め日が設定されています。締め日をまたいでしまうとキャンセル処理の反映はさらに翌月の処理に繰り越しされるため、出金されたお金が手元に届くまでに2～3ヶ月かかる可能性もあるでしょう。

例えば、月末締めのクレジットカードを持っており、5月20日に出金申請をしたとしましょう。海外FX業者の手続きに20日かかったとすると翌月の6月10日になります。そこからクレジットカード会社での処理を経てキャンセル処理の反映されたのが6月15日となった場合、締め日は6月30日、手元に出金されるのは7月となってしまいます。

このように、出金手続きにはある程度の時間がかかることを念頭に置いて、クレジットカードの締め日も考慮しながら申請をするようにしましょう。

4-3.出金時の海外銀行送金には手数料がかかる

「2.海外FXの入出金にクレジットカードを利用する方法」でも解説しましたが、クレジットカードで入金した額を上回る利益を出金する場合は、海外銀行送金が主流です。（一部海外FX業者では国内銀行送金）

海外銀行送金とは、海外FX業者が仲介銀行を経由して指定した日本国内の口座に出金額を振り込む仕組みです。海外銀行送金の手数料は海外FX業者によって大きく異なりますが、0円～4,000円程度が目安です。

海外銀行送金の手数料は、最大で下記の3つのタイミングで発生します。

①海外FX業者に支払う手数料
海外FX業者に支払う出金手数料

②仲介銀行に支払う手数料
国内の銀行口座に振り込むために仲介してくれる銀行の手数料

③国内銀行の着金手数料
国内の銀行に支払う出金手数料

このように、多くの業者が関わっているため、出金手数料のみで4,000円程度になることも少なくありません。出金手数料は口座に振り込まれる金額から差し引かれるので、手数料がかさむと利益が減ってしまいます。

海外FX業者によっては一定額以上の出金で無料、1ヶ月に1回は無料などルールを設けていることもあるので、事前にいくらかかるのかチェックしてみてください。

5.海外FXの取引でクレジットカードが利用できない場合にチェックしたい3つのポイント

海外FXの取引でクレジットカードを利用したくても、エラー等で利用できないことがあります。「どうして利用できないの？」と不安になる人も多いでしょう。

ここでは、海外FX取引でクレジットカードが利用できない主な原因となる

・ショッピング枠を超えた取引はできない
・使用するクレジットカードは本人名義となっている
・クレジットカード会社が決済拒否をしている可能性がある

という3つを解説していきます。クレジットカード処理がエラーとなる場合は、当てはまる部分がないかチェックしてみてください。

5-1.ショッピング枠を超えた取引はできない

クレジットカードに設定されているショッピング枠の利用限度額を超えた取引はできません。「2-1.海外FX口座に入金をする場合」でも解説したように、海外FX口座への入金にはショッピング枠を利用するからです。

ショッピング枠の利用限度額はクレジットカードの種類やクレジットカード会社の審査によって決められており、利用限度額を超えた場合は決済ができない仕組みとなっています。

ショッピング枠の利用限度額は、クレジットカードの明細書やクレジットカード会社のアプリやホームページの個人ページ等で確認できます。海外FXでの取引にクレジットカードが利用できない場合は、ショッピング枠に空きがあるかどうか確認してみてください。

5-2.使用するクレジットカードは本人名義となっている

海外FXでの取引にクレジットカードを利用する場合は、原則として口座名義とクレジットカード名義が同じである必要があります。

・家族のクレジットカードを利用して入金しようとしている
・口座名義と異なる名義のクレジットカードを利用しようとしている

場合は、クレジットカードの利用ができません。今一度、クレジットカードと口座の名義が一致しているか確認してみましょう。

このルールは、入金のときだけでなく出金のときも同じです。出金時も口座名義とクレジットカード名義が同じであるのはもちろんのこと、入金時に使用したクレジットカードと同じカードでなければなりません。

5-3.クレジットカード会社が決済拒否をしている可能性がある

海外FXの取引にクレジットカードが利用できない場合は、クレジットカード会社が決済拒否をしている可能性があります。

決済拒否の理由としては、海外FXでの入出金方法が挙げられます。「2.海外FXの入出金にクレジットカードを利用する方法」でも解説したように、海外FX業者の口座に入金をするときにはショッピング枠を使います。

そして出金をするときには入金時のショッピング枠の決済をキャンセル処理するわけですが、クレジットカード会社にとってはとても面倒な作業です。頻繫に入出金を繰り返されると処理が複雑化しトラブルが起こりやすくなるので、回避をするために決済拒否をしている可能性があります。

また、海外FX業者との取引に使用できないクレジットカードも存在しています。例えば、三井住友カードはクレジットカードが利用停止となる行為として「海外加盟店における、外国為替取引」と記載しているのです。

このように、トラブルや怪しい取引を避けたいという思いから、クレジットカード会社で決済拒否をしているケースも少なからずあります。

何回か試しても海外FXの入金でクレジットカード決済ができない場合はクレジットカード会社で拒否をしているかもしれないので、自分の名義の他のクレジットカードでも試してみてください。

6.クレジットカード以外で海外FX口座に入出金する方法

クレジットカードがエラーになる場合や所有しているクレジットカードの国際ブランドが海外FX業者に対応していない場合は、クレジットカード以外の方法を選択しなければなりません。

そこでここでは、クレジットカード以外の入出金方法である

・デビットカード
・国内銀行送金
・オンラインウォレットサービスの利用
・海外銀行送金
・ビットコインなどの仮想通貨

の5つをご紹介します。具体的なメリットやデメリット、海外FX業者での入出金手数料もまとめているので比較検討してみてください。

6-1.デビットカード

デビットカードとは、クレジットカードのように買い物などの支払いができるカードです。カード利用代金が即時に銀行口座から引き落とされるので、クレジットカードのように翌月払いや分割払いができません。そのため海外FX口座に入金するときもまずは銀行口座の残高を確認してから、残高内の金額で入金をするようにします。

海外FX口座に入出金するときのデビットカードの使い方は、クレジットカードと同じです。デビットカードにも国際ブランドが付いているので、海外FX業者が対応している国際ブランドなら使用できます。

クレジットカード支払いでは使いすぎてしまうのが怖いという場合には、デビットカードでの支払いを検討してみてください。

6-2.国内銀行送金

国内銀行振込とは、海外FX業者が指定する国内銀行の口座を使い入出金する方法です。国内FXでは主流となっている方法で、口座登録さえしておけばFX業者の入出金操作画面で手続きができます。国内銀行口座は誰でも持っていると思うので、手軽に使えるところが大きなメリットでしょう。

海外FX業者によっては

・国内銀行送金で入金（出金）はできても出金（入金）はできない場合がある
・送金サービス経由での利用となる
・手数料が発生する

・入出金額や1ヶ月の利用頻度に制限が設けられている場合がある

というルールが設けられているので、注意が必要です。クレジットカード以外で利用しやすい方法を選びたい人は、検討してみてください。

6-3.オンラインウォレットサービスの利用

オンラインウォレットサービスとは、オンライン上の無料ウォレットサービスを通じ簡単に決済をする方法です。オンライン上のお財布だと考えるとわかりやすいでしょう。bitwalletやSTICPAYなどのオンラインウォレットサービスが利用できる海外FX業者も増えていきています。

オンラインウォレットには国内銀行やクレジットカード経由で入金でき、入金したお金を海外FX業者の口座へと移行します。クレジットカード非対応の海外FX業者であってもオンラインウォレットを経由して、クレジットカード支払いが可能です。

オンラインウォレットは入金の即時反映ができFX業者への入出金手数料は無料となっているので、必要なときにコストをかけず利用できます。

一方で、オンラインウォレットから出金をする、オンラインウォレットに入金する場合に手数料が発生する場合があります。例えば、bitwalletにクレジットカードで入金する場合は、下記のような手数料がかかります。

海外FX業者間での手数料は無料でも、その前の入出金段階で手数料がかかる場合があるのはデメリットだと言えるでしょう。

とは言え、オンラインウォレットサービスはFXなどに使用する資金を一元管理できるため、複数の海外FX業者を利用している人におすすめです。

6-4.海外銀行送金

海外銀行送金とは、海外FX業者から仲介銀行を経由して指定した日本国内の口座に入出金額を振り込む仕組みです。海外FXではクレジットカードやオンラインウォレットが利用できるようになるまでは、海外銀行送金が主流でした。

海外銀行送金のメリットは、国内銀行送金と同様に手軽に手続きができるところです。とくに出金時にはクレジットカードのように複数の方法を取り入れる必要がなく、まとめて出金処理ができます。

デメリットとしては処理に時間がかかるところです。海外銀行送金は仲介銀行を通しているので、入出金ともに即時反映はできません。

また、海外FX業者に支払う手数料と仲介銀行に支払う手数料、国内銀行の着金手数料がすべて加算されるとすると手数料がかかるところもデメリットでしょう。

6-5.ビットコインなどの仮想通貨

ビットコインなどの仮想通貨で、入出金ができる海外FX業者もあります。仮想通貨も基本的には入出金手数料がなく即時反映されるため、利用しやすいところが特徴です。

一方で、仮想通貨の値動きは激しく入出金のタイミングを見て取引をしないと損をすることになります。例えば、1BTC＝10万円のときに1BTCを入金した場合、出金するときに1BTC＝8万円になっていると2万円の損失が発生します。

普段から仮想通貨取引に慣れており、仮想通貨を有効活用したいという人であれば利用してみる価値はあるかもしれません。

7.まとめ

いかがでしたか？海外FX取引でクレジットカードを使用すべき理由や、利用方法が理解できたかと思います。最後にこの記事の内容をまとめてみると

◎海外FXでクレジットカードを利用する方法は下記のとおり
1)入金する場合：通常の買い物と同じでショッピング枠での支払いとなる
2)入金額までを出金する場合：ショッピング枠のキャンセル扱いとなる
3)入金額を超えた利益分を出金する場合：・クレジットカード入金額まではキャンセル扱いで処理をしてクレジットカード入金額を超えた利益分は銀行送金となる

◎海外FX取引にクレジットカードを利用するメリットは次の2つ
1)入金がすぐに反映されるので、臨機応変に対応できる
2)入金・入金と同額までの出金は手数料が無料

◎海外FX取引にクレジットカードを利用するときの注意点は次の3つ
1)出金時のキャンセル処理時にポイントもキャンセル処理されるので、ポイント付与目的で利用しない
2)出金に時間がかかる場合がある
3)出金時の海外銀行送金には手数料がかかる

◎海外FX取引にクレジットカードが利用できないときにチェックしたいのは次の3つのポイント
1)クレジットカードに設定されているショッピング枠を超えた取引はできない
2)使用するクレジットカードは本人名義となっている
3)クレジットカード会社が決済拒否をしている可能性がある

◎クレジットカード以外で海外FXに入出金する方法は次の5つ
1)デビットカード：クレジットカードと同じように利用できるが、カード利用代金が即時に銀行口座から引き落とされるので注意が必要
2)国内銀行送金：海外FX業者が指定する国内銀行の口座を使い入出金する方法
3)オンラインウォレットサービスの利用：オンライン上の無料ウォレットサービスを通じ簡単に決済をする方法
4)海外銀行送金：海外FX業者から仲介銀行を経由して指定した日本国内の口座に入出金額を振り込む方法
5)ビットコインなどの仮想通貨：ビットコインなどの仮想通貨を使用し入出金する方法

この記事をもとに、海外FXの入出金にクレジットカードが活用できるようになることを願っています。