海外FXコラム XMゼロ口座とは?利用するメリットや他業者とのスプレッド比較を解説

XMゼロ口座とは?利用するメリットや他業者とのスプレッド比較を解説

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XM(XMTrading)には、通常口座である「スタンダード口座」以外に、スプレッドの狭さにこだわった「XMTrading Zero口座(通称ゼロ口座)」が用意されています。

XMの中では最もスプレッドが狭く、取引コストを抑えてトレードできる口座なので、少ない差益を狙って短時間に売買を繰り返すスキャルピングトレーダーにおすすめの口座といえます。しかし、「他のFX業者の方がスプレッドが狭いから、XMのゼロ口座はイマイチ…」という声を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

この記事では、XMのゼロ口座について、特徴やメリット・デメリットを説明したうえで、他の海外FX業者と比較してどうなのかについても詳しく解説していきます。

この記事を読んで分かること

◎スプレッドの狭さにこだわった口座が「ゼロ口座」
◎スプレッドが狭い分、取引のたびに手数料が取られる仕組み
 ➡ただし、取引手数料を加味しても、取引コストは通常口座より大幅に安い!
◎XMゼロ口座にはデメリットも存在する
 ➡入金ボーナスや取引ボーナス(XMポイント)がもらえない
◎他業者と比べると、XMゼロ口座は必ずしもスプレッドは最狭ではない

結論から言うと、取引コストだけにこだわって選ぶ場合には、XMゼロ口座はベストな選択とはいえません。他業者と比べてスプレッドが広めだからです。

しかしそれでも、ECN口座では珍しく新規口座開設ボーナスがもらえたり、XM自体が海外FX業者の中でもかなり安全性の高い業者であったりというメリットはあります。

XMでゼロ口座を作るかどうか迷っている人は、ぜひこの記事を最後までお読みいただき、判断してみてくださいね。

目次

1. XMゼロ口座とは?まずは特徴を理解しよう

出典:XMTrading公式サイト

XMには、通常口座の「スタンダード口座」以外に、マイクロ口座、ゼロ口座の3種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを簡単にまとめると以下のようになります。

スタンダード口座 マイクロ口座 ゼロ口座
概要 通常口座 小さい取引サイズに特化した口座 低スプレッドに特化した口座タイプ
注文方式 STP方式 ECN方式
スプレッド 最低1pips 最低1pips 最低0pips
入金ボーナス
取引ボーナス

もらえる

もらえる

もらえない
手数料 なし なし 取引手数料がかかる
最大レバレッジ 1000倍 1000倍 500倍
メリット 誰にとっても
使いやすい
最低入金額5ドルと
始めやすい
スプレッドが狭い
デメリット スプレッドは
広め
最大取引単位が
少ない
口座開設ボーナスがもらえない

ゼロ口座は低スプレッドに特化した口座タイプであり、最低0pipsのスプレッドであることが特徴です。ただし、スプレッドが狭い代わりに、1ロット取引あたり往復で1pipsの取引手数料がかかります。

また、スタンダード口座やマイクロ口座ではもらえる「入金ボーナス」「取引ボーナス(XMポイント)」がもらえないというデメリットがあります。

口座タイプごとの特徴についてのさらに詳しい情報は、「XM口座タイプは3種類!比較して分かったおすすめはスタンダード口座」の記事をお読みください。

概要が分かったところで、XMゼロ口座の特徴をさらに詳しく見ていきましょう。

1-1. とにかくスプレッドが狭い(最小0pips)

ゼロ口座は、名前の通り、最小0pipsのスプレッドを実現している口座です。スプレッド平均は0.1pipsとかなり低めです。スタンダード口座だと平均2pips程度なので、その差は歴然です。

以下は、2021年2月にXMTrading公式サイトで確認したスプレッド値の比較表です。スプレッド値は時間帯や状況によって変動しますので、参考値としてご覧ください。

通貨ペア スタンダード口座
スプレッド
ゼロ口座
スプレッド
取引手数料 なし ※往復1.0pipsが
1ロットごとにかかる
EURUSD 1.6 pips スプレッド 0.2 pips
実質スプレッド 1.2 pips
EURGBP 1.8 pips スプレッド 0.1 pips
実質スプレッド 1.1 pips
USDJPY 1.5 pips スプレッド 0.1 pips
実質スプレッド 1.1 pips
EURJPY 2.5 pips スプレッド 0.5 pips
実質スプレッド 1.5 pips
NZDUSD 2.5 pips スプレッド 0.9 pips
実質スプレッド 1.9 pips
AUDUSD 1.8 pips スプレッド 0.5 pips
実質スプレッド 1.5 pips
GBPJPY 3.4 pips スプレッド 1.1 pips
実質スプレッド 2.1 pips

※ゼロ口座の「実質スプレッド」とは、表示スプレッドに取引手数料を足したものです。

この時間帯のスプレッドを比べると、EURJPY(ユーロ/円)では2pipsも差があることがわかります。いかにゼロ口座のスプレッドがスタンダード口座よりも狭いかが分かります。

ただし、ゼロ口座では1ロット取引ごとに往復1.0pipsの取引手数料がかかるため、実質スプレッドは、「表示スプレッド+1pips」となります。実質スプレッドは上の表でカッコ内で表示した値です。取引手数料を上乗せしてもなお、ゼロ口座の方が取引コストが低くなっていることがわかりますね。

取引手数料については、「2. XMゼロ口座は取引手数料がかかる」でさらに詳しく解説しています。 

1-2. 通常口座とは違う「ECN方式」を採用している

なぜ通常口座「スタンダード口座」より低いスプレッドを実現できているかというと、ゼロ口座がECN方式という発注方式を採用しているからです。

スタンダード口座・マイクロ口座 ゼロ口座
発注方式 STP方式 ECN方式
特徴 FXブローカーが注文を決済
(レートに上乗せする)
注文が自動的にマッチングされる
(ブローカーを介さない)

スタンダード口座とマイクロ口座は、取引注文時にFXブローカーを経由して決済され、レートにスプレッドを上乗せしてトレーダーに価格が提示されるSTP方式を採用しています。これだと、FXブローカーの利益が上乗せされるため、スプレッドが広めとなります。

一方で、ゼロ口座はブローカーを介することなく、自動的に注文がマッチングされます。そのため、スプレッドが広がらず、低スプレッドを実現できるのです。ただし、それではブローカーの利益がゼロなので、代わりに取引手数料という形で利益を得ています。

2. XMゼロ口座は取引手数料がかかる

前述した通り、ゼロ口座は最低0pipsのスプレッドを目指している低スプレッド口座ですが、スタンダード口座やマイクロ口座ではかからない「取引手数料」が別途必要になります。

2-1. ゼロ口座でかかる「取引手数料」とは

出典:XMTrading>ZERO口座

ゼロ口座でかかる「取引手数料」とは、取引ごとにかかる手数料をいいます。ゼロ口座の手数料は10万ドルあたり5ドルと決められています。1ロット=10万通貨なので、1ロット当たり片道5ドル、往復で10ドルかかる計算となります。

往復取引を前提として考えることが多いため、XMゼロ口座の取引手数料は「1ロット取引あたり1pips」ということができます。

2-2. 取引手数料を加味してもゼロ口座の方が低コスト

スタンダード口座やマイクロ口座では取引手数料は発生しないため、「スタンダード口座の方が手数料がかからなくて良いのではないか?」と思う方もいるかもしれませんが、それは誤解です。

以下の表のとおり、取引手数料を加味した「実質スプレッド」で比較しても、ゼロ口座の方が全ての通貨において低コストであることが分かります。

通貨ペア スタンダード口座
スプレッド
ゼロ口座の
実質スプレッド
取引手数料 なし ※往復1.0pipsが
1ロットごとにかかる
EURUSD 1.6 pips 0.2+1=1.2pips
EURGBP 1.8 pips 0.1+1=1.1pips
USDJPY 1.5 pips 0.1+1=1.1pips
EURJPY 2.5 pips 0.5+1=1.5pips
NZDUSD 2.5 pips 0.9+1=1.9pips
AUDUSD 1.8 pips 0.5+1=1.5pips
GBPJPY 3.4 pips 1.1+1=2.1pips

つまり、XMで取引コストにこだわってFX取引をするならば、ゼロ口座一択だということが分かりますね。

3. XMゼロ口座を利用するメリット

XMゼロ口座の特徴と取引コストが分かったところで、具体的にXMのゼロ口座は何がいいのか解説していきます。取引コストの低さだけではない「XM独自のメリット」もあるので、しっかり理解していきましょう。

3-1. XMの他口座よりも安い取引コストで取引できる

ゼロ口座の最大のメリットは、XMの3つある口座タイプの中でもっとも取引コストが安いことです。通貨ペアごとの取引コストについては、2章の比較表で説明した通りです。

通貨ペア スタンダード口座
スプレッド
ゼロ口座の
実質スプレッド
取引コスト 表示スプレッド 表示スプレッド

取引手数料(1pips/lot)
平均取引コスト 2pips程度 1.2pips程度

スタンダード口座では取引手数料がかからないため、取引コスト=表示スプレッドとなります。一方、ゼロ口座の取引コスト=表示スプレッド+取引手数料となりますが、取引手数料を加味してもゼロ口座の方がどの通貨においても安くなります。

通貨ごとにスプレッドは異なりますが、だいたい上記の表のように、スタンダード口座とゼロ口座の実質スプレッドは2pips VS 1.2pips となり、その差は0.8pipsあるイメージです。

こまめにスキャルピング取引をする方などは特に、ゼロ口座を選ぶべきであることが分かりますね。

3-2. ECN方式なので約定力が非常に高い

XMのゼロ口座はECN方式を採用しており、ブローカーが介在せずに直接取引が行われるため、約定できないということがありません

リクオート(約定拒否)が発生することもなく、スリッページも起こりにくいため、自分で指定した価格で取引を成立させたい方も安心してトレードすることができます。

3-3. 口座開設ボーナス(通常3,000円)が受け取れる

XMのゼロ口座を新規開設するだけで、通常3,000円の口座開設ボーナスをもらえます。ボーナスは必要証拠金として使うことができます。

他の海外FX業者でも口座開設ボーナスを設けている業者はありますが、低スプレッドに特化したECN口座で口座開設ボーナスをもらえるところはありません。

ノーリスクで3,000円の証拠金をもらえるのは大きなメリットであるといえるでしょう。

3-4. 取引手数料を確定申告時に経費申告できる

出典:XMTrading>FAQ

XMではゼロ口座のみ「取引手数料」がかかりますが、この取引手数料は、FX取引での経費とすることができます。つまり、確定申告の時に経費として計上し、利益からマイナスすることができます

取引手数料の履歴は「年間取引報告書」をMT4/MT5の口座履歴タブから簡単にダウンロードできます。利益から経費を差し引くことで節税につながります

4. XMゼロ口座のデメリット

XMゼロ口座のデメリットについてもまとめました。他の口座と比べてどの点がマイナスになるか、しっかり理解していきましょう。

4-1. 入金ボーナスと取引ボーナスがもらえない

先ほどメリットで「XMゼロ口座は新規口座開設ボーナスがもらえる」ことを挙げましたが、スタンダード口座やマイクロ口座ではそれに加えて、入金ボーナスと取引ボーナスももらえます。一方、ゼロ口座は入金ボーナスと取引ボーナスがもらえないデメリットがあります。

スタンダード口座・マイクロ口座 ゼロ口座
新規口座開設
ボーナス

あり

あり
入金ボーナス
あり

なし
取引ボーナス
(XMポイント)

あり

なし

各ボーナスがどういうものかをまとめたのが以下の表です。

ボーナスの種類 内容
新規口座開設ボーナス
(未入金ボーナス)
口座を新規開設した時にもらえるボーナス。
開設しただけでもらえるため、入金は必要ない。
通常3,000円もらえるが、期間限定で5,000円にアップすることも。
入金ボーナス 口座に資金を入金するともらえるボーナス。
500ドル入金までは100%、
その後4,500ドル入金までは20%還元される。
取引ボーナス
(XMロイヤルティプログラム)
利用頻度が上がるごとに、取引に応じたXMポイントがもらえる。貯まったXMポイントはボーナスまたは現金に変換できる。

入金ボーナスも取引ボーナスも、取引を長く続ける上でかなり有利に作用する要素なので、ゼロ口座でこのボーナスが付かないのはデメリットと言えるでしょう。

4-2. 他口座より最低入金額のハードルが高い

XMのスタンダード口座とマイクロ口座では初回最低入金額が5ドル(約500円)ですが、ゼロ口座の初回最低入金額は100ドル(約10,000)円とハードルが高めです。

スタンダード口座
マイクロ口座
ゼロ口座
(ECN方式)
最低入金額 5ドル
(約500円)
100ドル
(約10,000円)

しかしながら、他の海外FX業者のECN口座は初回最低入金額が2万円からという業者も多いため、他業者と比べると良心的な金額といえます。

4-3. 対応している取引商品が少ない

XMゼロ口座はFX通貨ペアと貴金属以外の取引に対応していないため、スタンダード口座やマイクロ口座で対応しているコモディティ・株式指数取引などのCFD取引ができません。

スタンダード口座・マイクロ口座が対応している取引は、以下です。

・FX取引(57種類の通貨ペア)
・コモディティ取引(ココア・コーヒー・コーンなど)
・株式指数取引(JP225Cash・US100Cashなど)
・貴金属取引(GOLD・SILVER)
・エネルギー取引(OIL・BRENTなど)

一方、ゼロ口座が対応している取引はFX取引のみとなります。

・FX取引(56種類の通貨ペア)
・貴金属取引(GOLD・SILVER)

コモディティ取引や株式指数取引などを取引したい場合は、マイクロ口座かスタンダード口座を開設する必要があります。

5. XMゼロ口座と他業者のECN口座を7項目で比較検証

XMのゼロ口座の特徴やメリット・デメリットが分かったところで、「他業者のECN口座と比べると良いのか?悪いのか?」に迫っていきます。

この章では、以下の7項目について他業者と徹底比較していきます。

・取引コスト(スプレッド+手数料)
・初回最低入金額
・最大レバレッジとロスカット水準
・ボーナスの有無
・取引できる商品バリエーション
・取引プラットフォームの豊富さ
・安全性や信頼性の高さ

①取引コスト(スプレッド+手数料)で比較

ECN口座を使いたい方は「できるだけ取引コストを下げたい」という目的を持っているはずです。そこで、XMTradingのゼロ口座と、他の海外FX業者のECN口座の取引コスト(スプレッド+取引手数料)を比較してみましょう。

XMTrading TradeView AXIORY TitanFX
取引手数料 往復1.0pips/lot 往復0.5pips/lot 往復0.6pips/lot 往復0.7pips/lot
ドル円 1.10pips
(0.10pips)
0.60pips
(0.10pips)
0.90pips
(0.30pips)
1.03pips
(0.33pips)
ユーロドル 1.10pips
(0.10pips)
0.60pips
(0.10pips)
0.80pips
(0.20pips)
0.90pips
(0.20pips)
ユーロ円 1.10pips
(0.60pips)
0.80pips
(0.30pips)
1.20pips
(0.60pips)
1.44pips
(0.74pips)
ポンド円 2.10pips
(1.10pips)
1.60pips
(1.10pips)
1.90pips
(1.30pips)
2.15pips
(1.45pips)
ポンドドル 1.40pips
(0.40pips)
0.90pips
(0.40pips)
1.00pips
(0.40pips)
1.27pips
(0.57pips)
豪ドル円 2.00pips
(1.00pips)
1.20pips
(0.70pips)
1.50pips
(0.90pips)
1.82pips
(1.12pips)
オージードル 1.40pips
(0.40pips)
0.80pips
(0.30pips)
1.00pips
(0.40pips)
1.22pips
(0.52pips)

※往復の取引手数料を加味した実質スプレッド値を表示しています。カッコ内がスプレッド値です。

表を見て分かる通り、XMのゼロ口座は他業者と比べると取引コストは高めと言わざるを得ません。逆に最も取引コストが低いのは「TradeView」であることが分かります。

スキャルピングなど何回も取引を繰り返すようなトレーダーにはXMのゼロ口座はおすすめできません。

②初回最低入金額で比較

初回最低入金額で比べると、他業者の低スプレッド口座よりも金額が低く、ハードルが低いのがXMのゼロ口座です。

初回最低入金額
XMTrading 1万円
TradeView 10万円
AXIORY 2万円
TitanFX 2万円

先ほどもっとも取引コストが安いと紹介した「TradeView」では、最低10万円の取引資金が無ければECN口座を開設できません。

③最大レバレッジ・ロスカット水準で比較

次は、最大レバレッジとロスカット水準で比較しました。

最大レバレッジ ロスカット水準
XMTrading 1万円 証拠金維持率20%以下
TradeView 200倍 証拠金維持率100%以下
AXIORY 400倍 証拠金維持率20%以下
TitanFX 500倍 証拠金維持率20%以下

表を見て分かる通り、AXIORYやTitanFXとは同水準であることが分かります。一方、TradeViewには条件的に勝っていることが分かります。

④ボーナスの有無で比較

ボーナスの有無で比較した場合は、XMのゼロ口座に軍配が上がります。

ボーナス
XMTrading 口座開設ボーナスあり
TradeView なし
AXIORY なし
TitanFX なし

前述した通りXMのゼロ口座では、通常3,000円の口座開設ボーナスがもらえます。しかし、他業者の低スプレッド口座ではこうしたボーナスは一切もらえません。

⑤取引できる商品バリエーションで比較

デメリットのところでも解説した通り、XMのゼロ口座では取引できる商品バリエーションと商品数が少なめです。他業者の低スプレッド口座と比較すると、商品バリエーションの少なさが目立ちます

取引できる商品カテゴリと商品数
XMTrading FX(56種類)

貴金属(2種類)のみ
TradeView FX(37種類)
資源・貴金属(5種類)
インデックス(7種類)
企業一般株(38種類)
米国ETF(27種類)
AXIORY FX(61種類)
資源・貴金属(6種類)
インデックス(11種類)
TitanFX FX(63種類)
資源・貴金属(9種類)
インデックス(11種類)

低スプレッド口座かつ商品バリエーションの選択肢が多い口座を選ぶならば、XM以外の業者を検討してみる方が良さそうですね。

⑥取引プラットホーム対応で比較

XMのゼロ口座は、MT4には対応しているものの「cTrader」には非対応です。

MT4 cTrader
XMTrading
TradeView
AXIORY
TitanFX

比べてみると「TradeView」「AXIORY」はどちらにも対応しているため、cTraderを使いたい方はXMではなく対応済みの口座を使うべきと言えます。

※「cTrader」とは、短期売買やスキャルピング取引に特化した取引プラットフォームの名称です。

⑦安全性・信頼性・使いやすさで比較

最後に、海外FX業者の安全性・信頼性・使いやすさという観点から比較します。

評価 安全性・信頼性・使いやすさについてのコメント
XMTrading 海外FX業者の中でトップクラスの信頼を誇るブローカー出金トラブルなど悪い噂はほとんどなし
TradeView 日本語サポートも完備で、スキャルピングトレーダーから人気 最大レバレッジは400倍と低め、2万円以下の入金は手数料あり
AXIORY 決済スピードや事務処理に少し時間がかかる ロスカット水準(100%)や最低入金額が高めで上級者向き
TitanFX 金融庁から無登録業者として警告を受けたことがある ライセンスの信頼性が低め

安全性・信頼性・使いやすさを総合的に判断すると、初心者にもっともおすすめなのはXMTradingといえます。出金トラブルなど悪質な噂はほとんど聞きませんし、日本語サポートも万全で、母体がしっかりしているブローカーなので、海外FXが初めての方でも安心して利用できる海外FX業者です。

6. 比較して判明!XMゼロ口座はベストな選択とは言えない

XMゼロ口座と他業者のECN口座を7項目で比較した結果を総評すると、「XMゼロ口座は、他のECN口座と比べて、必ずしもベストな選択肢とはいえない場合もある」ということになります。なぜならば、他業者よりも劣っている項目もあるからです。

他業者より劣っている項目

・取引コスト(スプレッド+手数料)➡高い
・取引できる商品バリエーション➡少ない
・取引プラットフォームの豊富さ➡少ない

他業者より勝っている項目

・初回最低入金額➡ハードルが低い
・ボーナスの有無➡口座開設で3,000円もらえる
・安全性・信頼性・使いやすさ➡業界トップレベル

他業者と同等

・最大レバレッジとロスカット水準

特にECN口座で最も重視されるのは取引コストの低さです。XMゼロ口座は取引コストが他業者よりも高いため、決して一番良いおすすめの口座とは言えませんまた、商品バリエーションの少なさやcTrader非対応ということも考えると、やはり、TradeViewやAXIORYに軍配が上がります。

ただし、口座開設ボーナスがもらえるECN口座は他にはないので、まずはボーナスを使ってお試しで低スプレッド口座を試してみたい方などには、XMゼロ口座もおすすめです。

7. XMゼロ口座がおすすめな人はこんな人

XMゼロ口座は、他業者と比べてスプレッドが高めなので、決して他業者よりもベストな口座とは言えません。それでも、ケースによってはXMゼロ口座がおすすめな場合もあります。

XMゼロ口座がおすすめな人は、ズバリ以下のような方です。

XMゼロ口座が向いている人はこんな人!

・海外FX初心者で、安全な低スプレッド口座を作ってみたい人
・XM口座をすでに持っていて、低スプレッド口座を追加したい人
・口座開設ボーナスを使って、スキャルピングなどを試したい人
・初回入金額が低い低スプレッド口座を作りたい人

XMの一番のメリットは、数多ある海外FX業者の中でも特に安全性や信頼性が高いことです。安全性を確保しながら低スプレッド口座を作りたい人にとっては、XMゼロ口座はベストな選択肢となるかもしれませんね。

8. XMゼロ口座についてのQ&A

XMゼロ口座について良くある質問をまとめました。

8-1. XMではゼロ口座以外にも複数口座開設できるの?

XMでは、1つのアカウントで最大8つまでの口座が作れます。公式サイトのマイページから「追加口座を開設する」をクリックするだけで簡単に新しい口座を追加で解説できます。

8-2. 他の口座からゼロ口座に資金移動することは可能?

口座間の資金移動は、マイページの「資金振替」メニューから簡単に行えます。ただし、他の口座からゼロ口座に資金移動する場合は、移動する資金と同一割合のボーナスが消滅してしまうので、注意してください。

9. XMゼロ口座の開設方法

出典:XMTrading公式サイト

最後に、XMゼロ口座を開設する方法を簡単に説明します。

9-1. XMの口座開設が初めての場合

XMでの口座を持っておらず、口座開設が初めての場合は、XMTrading公式サイトのTOPページから「口座を開設する」という緑のバナーをクリックして口座を開設しましょう。

スタンダード口座を開設する場合もゼロ口座を開設する場合も、同じ画面で登録できるので安心してください。画面下部の「口座タイプ」で「XMTrading Zero」を選択すると、ゼロ口座を開設できます。

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9-2. すでにXMの口座を持っている場合

すでにXMの口座を持っている場合は、ゼロ口座を追加開設することができます。

XMのマイページにログインし、サイドバーにある「追加口座を開設する」をクリックします。次の画面で口座タイプ「XM Zero」を選択し、パスワードなどを入力すれば申請完了です。

まとめ

この記事では、「XMのゼロ口座ってどうなの?」という観点から、ゼロ口座の特徴やメリット・デメリット、そして他業者の低スプレッド口座との比較、口座開設方法まで網羅的に解説しました。

結論としては、XMゼロ口座は他業者と比べて多少スペックは劣ることがお分かりいただけたでしょうか。

しかし、3,000円の口座開設ボーナスがもらえるECN口座は他にはないため、ボーナスを使ってスキャルピングを試す利用価値はあります。デメリットを把握した上でゼロ口座を活用する分にはノーリスクで行えるため、「とりあえず開設してみよう!」という意気込みで口座を作ってみるのには賛成です。

海外FXの練習として、まずは口座開設してみてはいかがでしょうか。

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